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ICT

2018年10月 9日 (火)

高齢者にスマートスピーカー

高齢者の健康を維持するために、スマートスピーカーを導入する施設が増えており、近所の集会所、サービス付高齢者向け住宅あるいは老人ホームでもスマートスピーカーを見るようになりました。

先日も、ある老人ホームに行くと、職員の方が「お年寄りに、スマートスピーカーが大人気で、皆が声をかけて楽しんでいる」と教えてくれました。

私は呼吸器を付けて寝ていることに加え、逆流性食道炎もあり、声帯が萎縮し声が枯れたり声が出難くなっていますが、その件で初めて耳鼻科に行った時に、医師から「奥様はご健在ですか?」と聞かれました。

定年退職後のサラリーマンで、配偶者を亡くした男性は喋ることが極端に少なくなる人が多く、ただでさえ加齢によって進む声帯萎縮が加速することがあるのだそうです。

声帯萎縮が進むと声が枯れるだけでなく、誤嚥を起こし易くなり、老人の死亡原因の上位にある誤嚥性肺炎の原因にもなりますから、命にかかわる重大事というわけです。ですから、最近の老人施設ではスマートスピーカーを置いて、普段からあまり喋らない人やカラオケなどにも参加しない人にも、できるだけ声を出してもらうようにしているそうです。

つまり、高齢者にとって声を出すということは健康を保つために重要なことだということです。

前回の記事から8ヶ月が経過し、Amazonのスマートスピーカー(Echo)の種類も大きさだけでなく、画面付きまで増え、いつでも誰でも買える状況ですし、スピーカーのトップメーカーであるHarman kardonでも種類が増え、BOSEからも発売されるようになりました。

音質、レスポンスもよく、最も気の利いたやり取りのできるApple のHomePodが未だに日本未発売なのは残念な状況ですが、取り敢えずiPhoneがあれば、Apple、Amazon、Google、いずれの音声アシスタントも無料で使えますので、色々と比較してみるのも面白いです。

Photo

また、テレビ用の肩に乗せるタイプのスピーカーは耳の遠くなった高齢者、特にテレビの音が大き過ぎると家族から指摘される人には大人気で、発売以来品不足が続き、一時期はAmazonなどでも定価の3倍くらいの価格が付いていました。
https://www.sony.jp/active-speaker/products/SRS-WS1/
Sony_2

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2018年9月15日 (土)

買い替えなくていい?

2018年9月12日(日本時間13日午前2時)アップルの新製品が発表されましたが、アップルからのメッセージは「買い替えなくていい」=「地球環境のために長く使って欲しい」というものでした。

https://www.youtube.com/watch?v=y8JJjDrZ-WI

アップルは常に革新的な技術と誰にも使い易く従来にはない体験をもたらす画期的な製品で人々を驚かし、社会を変えてきましたが、現在の大きな目標は、持続可能な社会の構築であり、そのために製造から販売、そして利用時に使うデータセンターのエネルギーまで100%再生エネルギー化を達成し、それを全ての国の関連企業にまで行っていることは既にお伝えした通りです。

そして次のステップとして今回公表されたのが「環境負荷の少ない製品を作る」ということです。まだ、英語版しかありませんが、今回の新製品発表イベントでも紹介されています。

https://youtu.be/wFTmQ27S7OQ?t=1h20m45s

つまり、製品設計段階で部品も厳選し、地球環境へのダメージが少なく、かつ長く使える製品とするだけでなく、使われなくなった製品を次のユーザーに届けるシステムや、最終的に廃棄されるような場合でも、ロボットで丁寧に分解し、素材ごとに分類し、再利用するシステムが構築され、今回の新製品も、そうして作られているということです。

世界一の価値を持ち、世界一の利益をあげている企業が世界に示していることは、ブログでも連続して書いたように、過失によりもたらした大きな被害を、自然災害のように装い、彼らに比べると僅かでしかない再生エネルギーの受け容れさえ「不可能」だとしている日本の企業の説明が全くの嘘で誠意のないものかという証拠でもあります。

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このところ予想通りの新製品ばかりで、ジョブスが亡くなってからの新製品発表会には全くワクワク感がなくなったと思うのは私だけでしょうか

投稿: Mac好き | 2018年9月19日 (水) 16時04分


Mac好きさん

地球環境のために「買い替えなくてもいい」と思わせる新製品を作っているいわけでもないとは思いますが、これまでアップルの新製品発表会を楽しみにしていた人の多くはMac好きさんと同じ思いだと思います。

一方、今、かつてのジョブズの新製品発表会のワクワク感が得られるのはテスラのものです。ジョブズが「もう一つあった」と言って紹介するやり方を思い出させるところもありますし、誰も考えなかったレベルの新しいものが登場しています。

日本では殆ど報道されませんが、日本ではあり得ない36トンという超大型でありながら荷物を満載にしてもスポーツカー並の走行性能で、しかもコストはディーゼル車の20%安く、航続距離も800kmという大型トレーラーや、億円単位のハイパーカーも及ばない走行性能であり、航続距離は1000kmを超えるスポーツカー、さらに当然のようにどれも自動運転と、ガソリン代の安いアメリカで急成長している電気自動車メーカーの発売する自動車は、性能面で勝負していて、ガソリン車には遠く及ばないレベルのものを次々に発表しています。

まさに、iPhoneが登場した時のジョブズのプレゼンを彷彿させますが、それから数年で日本の携帯電話メーカーの殆どが姿を消したことを考えると、日本の自動車メーカーの現状はとても心配です。

投稿: 工場長 | 2018年9月19日 (水) 16時28分

2018年3月 4日 (日)

パソコンに付箋を貼る=スマートスピーカーの脅威

スマートスピーカーについては以前も書きましたが、先行するメーカーから遅れてAppleのHomePodが発売され、我が家にも並んでいます。

まだ、日本では発売されていませんので、日本語は通じませんが、携帯音楽プレーヤーもスマートフォンも後発メーカーながら、Appleの登場で一気に普及し社会は大きく変わりました。

例えば、バレンタインデーに「チョコレート頂戴」と言えば、やはりAppleのSiriの回答が秀逸。Amazonは何度聞いても真面目にチョコレートの説明を繰り返すだけで、GoogleはAmazonよりはマシとは言え、やはり真面目で遊び心のない回答でした。

Siri

とは言え、実用という意味では、スピーカーの性能より、スマホのアプリに当たるスキルが重要で、これに関しては先行のAmazonが揃っていますし、Googleも追い上げています。

ところで、Appleのスマートスピーカー、HomePodを起動して最初に驚かされたのが「Hey Siri! Play some music」の結果でした。

私としては、まず音質を聴くために何でも良いから音楽を聴いてみようと思っただけですが、3時間以上「Stop」と言うことができませんでした。

それはあまりに絶妙な選曲だったからですが、それは私のどのプレイリストのものでもなく、お気に入りを並べたものでもなく、本人も考えつかないくらい、秀逸な選曲でした。

それにも増して驚いたのは、外出していた妻が帰る少し前から、妻の好きなグループの曲ばかりになったということです。その選曲もまた絶妙で、ただそのグループの曲を流しただけではありません。

妻はそれを聞くと、少し前に映画「スノーデン」を観ていたこともあってか、すぐにパソコンのカメラに前に付箋を貼りました。

まぁ「妻は今どこ?」と聞けば答えるSiriですから、妻が帰宅することが分かっても不思議ではないのですが…

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パソコンに監視されている?
でも、そうなるかもしれませんね。
スマホの位置情報や検索履歴、興味を持って読んでいた記事や観ていた映像。顔認識やSNSへの写真載せ投稿、そして銀行やクレジットなどの個人情報はスマホやパソコンから幾らでもネットの中にあふれているのでしょうからね。
それを全て知っているのは、それらの機器やソフトを作ったメーカーなどですから。
スマートスピーカーも、どこが良いのかは、どこのサイトを良く利用しているかも重要なのかもしれませんね。
これに、街中の監視カメラや自動車のドライブレコーダーが関連付けられたら、プライバシーは企業のモラルにかかってきますし、それを国会が牛耳れば怖いですね。
しかしながら、犯罪者のアリバイ工作はできなかなり、また冤罪もなくなるかもしれませんね。
私は、使わないのもありますからだいぶ前に付箋貼ってます。(笑)
でも、スマホの表のカメラには何もしてないから無駄ですね。(大笑)

投稿: やんじ | 2018年3月 4日 (日) 04時49分


やんじさん

スマホはパソコンなどより身近で常に持ち歩き全ての行動は記録されていますし、私や知人の個人情報、メールやネットへのアクセス記録はもちろん、銀行預金から暗証番号、更には心拍数から血圧、血中酸素飽和度まで睡眠中でも記録され、精神状態まで分かります。

そして、それを自分のために使ってくれるのであれば、この記事にも書いたように自分でも考えつかないような秀逸な選曲で素晴らしい時間を過ごすことができますし、いざという時にはいつどこで倒れても救急車を呼び、救急隊員は緊急時に公開されるデータで連絡すべき人の連絡先や、かかりつけ医、病歴、健康状態なども知ることができます。今のところFBIに対してテロリストのプライバシーまで守るApple社であれば、メリットの方が大きいと考えているところです。

投稿: 工場長 | 2018年3月 4日 (日) 08時43分

2017年5月27日 (土)

おかしい! 定額小為替

相続の絡みで、はるか昔に亡くなった祖父の戸籍謄本が必要になった。

その頃村だった住所は、今は市になっているのは知っていたが、
その市役所に行くとすれば半日以上はかかる。
依頼書をパソコンからプリントアウトして、書き込み、郵送してもらうことにした。
「費用は亡くなっている人の場合は450円ではなく、750円です。
定額小為替を郵便局で求め、同封してください」
とのことだ。

近くの郵便局に行って、定額小為替を買った。
なんと住所、氏名、電話番号を書き、窓口に提出して、さらに10分以上も待たされた。
さらに手数料は100円かかるという。

現金を封筒に入れて送ることは郵便法上違反となることはわかるが、
定額小為替750円と印字された紙に代わるだけで、なんの保証がついているわけではないのに、
住所、氏名、電話番号までを書く必要がどこにあるのだろうか、
さらに手数料が100円だという。
全くその意味がわからない。

Img_0578

せめて振り込みにするとか、
本人の戸籍謄本同様、コクビニで、マイナンバーカードで受け取れるようにするとか、
インターネットで受け取れるようにするとか、
なんとか、できないものだろうか。

しかし、それにしても、定額小為替は全く時代錯誤の制度だ。
おかしい!

ブツブツいってたら、
妻に「クレーマーになってきたわね」
といわれてしまった。

そうかなー。

元安川


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民営化されたからでしょうか?
ハガキの交換も、今は手数料が必要になったと思います。
銀行のATMの手数料も不必要だと思います。
その手数料には、印紙代が含まれているとか。
それから郵便局の振込手数料もたかいですよね。

投稿: やんじ | 2017年5月27日 (土) 05時56分


従来の銀行では預金金利は限りなくゼロに近く、振込やATMの利用料はしっかり取られますが、ネット銀行では、普通預金の預金金利が100倍、他行への振込手数料も無料、ATMの利用料も365日24時間無料などのサービスがあり、ビットコインでは海外送金でも限りなくゼロに近い金額です。

最近は、電子認証システムも普及してきましたが、本来なら飛躍的に簡単で桁違いに安くなるはずのものが、日本のシステムは面倒で費用のかかるものになっています。

投稿: 工場長 | 2017年5月27日 (土) 09時39分


やんじ様

日本郵政として民営化されたことで、独占的でなくなった業務は、もっと素早くICT時代に対応し、変化しないと、日本郵政そのものが、消滅してしまいそうですね。

投稿: 元安川 | 2017年5月27日 (土) 13時38分


工場長様

そのうち、国際的な基軸通貨はビットコインになり、円やドル等は自治体の発行する地域のようになってしまうのでしょうかね。

投稿: 元安川 | 2017年5月27日 (土) 13時47分


ビットコインだけなら良いのですが、メガバンクから中央銀行までが仮想通貨の発行を考えており、日本も含め、来年以降は仮想通貨ラッシュも想定されています。

IMFの専務理事が「世界経済のリセット」という言葉を使っていますが、仮想通貨、ビッグデータ、AI、これらが結びつくことで、どんな世界が来るのか、経済に疎い私には想像もつきません。

投稿: 工場長 | 2017年5月27日 (土) 17時20分


工場長様

インドが、電話線の整備を必要としないスマホの普及で、一気に経済が活性化し、先進国入りしつつあるように、
仮想通貨、AIは先進国、途上国の差をさらに強く吹き飛ばしそうですね。
都市と過疎地の関係もまったく違ってくるのでしょうかね。

投稿: 元安川 | 2017年5月27日 (土) 19時33分


インドといえば、昨年暮れに全通貨発行額の85%にも及ぶ高額紙幣を回収し、不換紙幣の多くは金をはじめとする貴金属に替わったようですが、今後はその金をデジタル化して仮想通貨(ゴールド・デジタル・トークン)とするシナリオがあるのかも知れません。

こうした動きはあまりに急激な変化をもたらし軌道修正のできない不可逆的な面もあるだけに、絶叫マシン並みのスリルがあるかも知れません。格差をなくすチャンスであると同時に、究極の格差を産む可能性もあるように感じます。

投稿: 工場長 | 2017年5月27日 (土) 20時47分


工場長様

IT、金融工学、グローバリズムがとてつもない所得格差を生み出したように、
予想を越えた変化は、
予想を越えた所得格差を作り出す恐れがあることも確かでしょうね。

投稿: 元安川 | 2017年5月27日 (土) 20時54分

2017年5月24日 (水)

iPod touch

iPhoneを使い始めて10年になりますが、最近、自宅ではiPhone代わりに iPod touch を使うようになりました。

iPod touch は携帯音楽プレーヤーですが、機能は殆ど iPhone と同じで、ホームページの閲覧から、メールやメッセージはもちろん、iPhone が近くにあれば、電話もできます。

その上、殆どのアプリも同じように使えますし、GPSもないのに、ポケモンGOでさえ出来るのです。
Img_0153

iPod touch は、どんなスマホより小さく薄く軽いので、どこのポケットに入れていても、全く負担になりません。

ただ、このサイズだけにバッテリーも小さく、動画を観ていると、映画一本で危うくなりますが、映画は大きな画面の iPad のものですから、問題ありません。

何より住所録やブラウザーのブックマークそして保存データまで、Apple製品なら、パソコン(Mac)、タブレット(iPad)、スマホ(iPhone)、そして、この音楽プレーヤー(iPod touch)まで自動的にデータは共有され、その場その場の状況でどの機器を使っても同じアプリで同じデータを使えるメリットは、私のような無精者には何より便利なものです。

ちなみに、iPod touch をカメラ代わりに使っている知人もいますが、多いのは iPad をカメラ代わりに使う高齢者です。現像もプリントも不要で、その場ですぐに写真より大きく綺麗な画面で見ることが出来、いつ、どこで、誰と撮ったのかという整理も自動で行われ、遠く離れた人に見せることも一瞬で簡単です。

もちろん、どの機器であれ「ながら運転」は厳禁です。

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2016年12月15日 (木)

視覚障害者用機器展

高齢者になれば誰でも老眼になり、更に多くの人は緑内障や白内障、あるいは加齢黄斑変性などで、視力を奪われます。

そういう意味で、全ての人は視覚障害者になると思っておいた方が良く、若い人も障害者を理解するという意味だけでなく、将来に備えて知識を持っておくことは重要です。

実は、お知らせが遅くなってしまいましたが、今日(2016年12月15日)17:00まで、広島市中区の富士見町の広島市視覚障害者情報センターで、パナソニックフェアを開催しています。

ICレコーダーやテレビなど視覚障害者向けの製品を展示し、ボランティアの方が視覚障害者の方にわかりやすく教えられるようなパンフレットも作られているそうです。

国産のテレビも音声で操作できるようになったそうです。ペン形のICレコーダーは誰にでも便利なものです。

視覚障害者だけでなく、自分にとっても何かおもしろいものを見つけることができるかもしれません。

主にこんなものが展示されています。

テレビ(番組表・インターネット画面などの読み上げ)
ブルーレイ(番組表・録画一覧、録画手順の読み上げ)
電話機(電話番号読み上げ・不審電話着信拒否機能搭載)
音声ガイド付きIHクッキングヒーター
音声ガイド搭載ICレコーダー
掃除機(きれいになったら光でお知らせ、お掃除結果やダストボックスがいっぱいなど音声でお知らせ)

今日はメーカーの人が来ているので詳しい説明も聴くことができますが、テレビなど一部の製品は常設展示していますので体験していただくことができます。

広島市視覚障害者情報センター
広島市中区富士見町11−27
電話: 082-240-1220

Photo

これはパナソニックではありませんが…

https://www.youtube.com/watch?v=SCNqjlhsJJE

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最近は耳も遠くなって困っています。
全身の老化をひしひしと感じています。
そのうち恍惚の人になるのでしょうね。
幸せ?

投稿: 宇品灯台 | 2016年12月15日 (木) 11時19分


宇品灯台さん

私は50歳を過ぎてから近視になり、眼科で「メガネをかけた方がいいか」相談しましたが、その医師は「パソコンを見るには問題ない視力ですし、今更奥さんのシミや小じわを見ても仕方ないでしょう」と言われました。

あれから10年以上経ちますが、今もメガネをかけるのは、運転する時と、映画を観る時くらいです。

見ないでもいいものを見ないように、聴かないでもいいものを聴かないように、そして、考えないでもいいことを考えないようになるのではないでしょうか。

投稿: 工場長 | 2016年12月15日 (木) 16時18分

2016年8月 2日 (火)

バブルの遺産とITビジネス

7年31日、RCCテレビで女子プロゴルフトーナメント「大東建託・いい部屋ネットレディス」の最終日が放送された。


このコースどこかで見たことあるぞ、
と、改めて画面をよく見れば、
会場は山梨県の富士山麓の「鳴沢ゴルフ倶楽部」とある。

このコースは、私の友人、島村唯史氏の設計したゴルフ場だ。
彼と一緒に、ここで何度かプレイしたことがある。

最終の18番のロングホールはグリーンが池の向こうにある。
3打目でグリーンを狙って打って、池に入れたことがある。

彼に「何でこんなところに池があるんだ」といって、
スタートホールから、失敗すると、すべて彼の設計のせいにしていたが、
そのせいで、彼はメチャクチャのスコアになってしまったこともある。

池越えの18番ホールは、私がやっと3打目で乗ることもあったグリーンに、
優勝したささきはかたく刻んで3打目で乗せパー、
追う岡山は果敢に2打で乗せたがボギー。
そんな戦略性の高いコースだ。

Image

コースは1993年にオープン、
コースの監修は世界的に有名なコース設計者のブライアン・ジョーンズ、
まさにバブルの遺産そのものといえるが、
オープンしてから23年経つとこうも変わるのかというくらい、
白樺、赤松の木樹は大きくなり、池も芝に馴染み、しっとりとした美しいコースになっている。

女子プロトーナメントコースに選ばれた理由もわかる気がする。
バブルはこうした素晴らしいゴルフ場も遺してくれたというわけだ。

今回の女子プロトーナメントのスポンサーが「いい部屋ネット」だということも、
ビジネスの世界の変化を改めて感じる。
もともと1974年にアパート、マンションの土地活用の建設会社として起業された大東建託という会社が、2004年にインターネットによる賃貸アパート・マンションの仲介サービス「いい部屋ネット」を始め、それがなんと今では270万件を掲載するほどの企業になり、
数億円といわれるスポンサー費用を負担できるほどの会社になっているのだ。

バブル崩壊の一番の中心はゴルフ場だった。
今ビジネスの変化の中心はIT企業といえようが、
その2つがくっついたのが、
この女子プロゴルフトーナメントの「いい部屋ネットレディース」だ。
それぞれの時代を象徴する舞台となっているのが、
友人の設計した鳴沢ゴルフ倶楽部というのだから、
なにか可笑しい。

元安川

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2016年5月 1日 (日)

パスワード漏れてます

自分の使っているIDやパスワードが、情報流出によって漏れていないかをチェックするサイトが公開されています。

Have I been pwned?
https://haveibeenpwned.com
Have_i

このサイトに、メールアドレスあるいは、ユーザー名(アカウント、ID)を入力すれば、過去に情報流出が確認されている100以上のウェブサイトから3億を超えるデータの中に、それがないかを検索し、結果を表示します。

早速、私も普段使っているメールアドレスやユーザーID、そして家族のメールアドレスも検索してみましたが、全てセーフでした。

ところが、ある知人のメールアドレスを入れたところ、情報が漏れていました。もちろん、漏洩した情報の内容までは分かりません。

本人としては、そのメールアドレスをアカウントとして登録しているサイトで、何らかのリスクがあるものがあれば、そのパスワードは変更すべきだということになります。

また、このサイトの Notify にメールアドレスを登録しておけば、もし漏洩が確認されれば、通知してもらえる、という機能も提供されています。

ただ、何しろ大手サイトでは、一箇所で日本の人口を上回る数の情報漏えいをしています。ここで流出が確認されなかったとしても、こうした情報は漏洩することを前提とした方が良さそうです。

決して想定外のことではありません。

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工場長様

Have I been pwned? を教えて頂き、有難う御座いました。早速チェックをして貰いましたが、今のところ大丈夫なようです。

ネット上のsecurityについての問題が増える中、予防のための方策、対抗したり、事後的に対処したりできる手段も増えていることに、少しですが、ホッとしています。

投稿: イライザ | 2016年5月 1日 (日) 21時30分


イライザ様

データのバックアップも同じですが、パスワードの管理も、いくら必要性を説いたところで、複雑で手間のかかることをする人は僅かですので、ワンタイムパスワード、スマホ連動の認証、生体認証など、安全で手間もかからない方法への移行も進んでいると思います。

既に、地方銀行でも掌紋認証でカードも通帳も印鑑も不要で24時間取引のできるドライブスルーを持つような銀行もありますし、Appleなども常に、より簡単で、より安全な認証方法を模索しています。

ちなみに、このサイトを作ったのは Microsoft でMVPを6回も受賞している Troy Hunt 氏です。

投稿: 工場長 | 2016年5月 1日 (日) 22時06分


情報流出で圧倒的に多いのは不倫・浮気サイト(SNS)です。
そういうところがセキュリティに関して甘いわけではなく、富裕層が多いので、世界中から標的にされているからです。
得られたIDは即時に証券取引などに使われ現金化されます。
パスワード方式は人間には管理できないようです。

投稿: ドク | 2016年5月 1日 (日) 22時45分


ドクさん

実は、情報流出を確認した知人からは「何故、どのサイトから漏れたのか教えてもらえないのか。それが分からないと、どのパスワードが漏れたのか分からない」と聞かれたのですが、その手のサイトからの流出が多いからだという説明もしました。

つまり、メールアドレスだけで、それが分かれば、それこそ誰がどのサイトに登録しているかが分かり、それそのものが(知られたくない)個人情報ということになります。

不精で記憶力にも自信のない私の場合、パスワードはある法則によって作ることにしていますが、それでもパスワードによる管理というのは限界があります。銀行などはログインパスワードとは別に決済にハードルを設けるようになっていますが、決済用のパスワードやカードを参照するものは面倒で、スマホ(指紋認証)連携の認証の方が楽です。

投稿: 工場長 | 2016年5月 2日 (月) 08時17分


とても良いサイトを教えて頂きありがとうございます。
迷惑メールが続くと、メールアドレスが漏れているのではないかと
色々と余計な心配をしていましたが、早速チェックしてみたところ
いずれも、Good newsでほっとしました。
有益な情報があれば、ドシドシ教えて下さい。
PWDについては、私も自分なりの一定の法則に則って、PWD登録を
していますが、時間が経過すると、その法則の根拠が変わり、以前の
根拠がわからなくなってしまったりと大変な思いをしています。

投稿: ロマンスグレー | 2016年5月 3日 (火) 17時52分


ロマンスグレーさん

ドクさんのコメントにあるように、プロ集団が攻撃によって得たIDについては即時に利用されているようで、ログインIDとパスワードだけでお金を動かせる証券取引きで使われることが多いようです。

ただ、その後も、そうしたIDは転売されたりもするので、いずれにしても分かった段階でパスワードを変更した方が良いですね。

いずれにしてもパスワードの管理は面倒なものです。AppleもGoogleもパスワードなどによらない、より簡単でより安全な新しい管理方法を模索していますが、早く煩わしいことからは開放されたいものです。

投稿: 工場長 | 2016年5月 4日 (水) 08時34分

2016年3月26日 (土)

佐村河内守と人工知能

オセロに始まり、チェス、将棋と人間、それもその世界では最高レベルの人間を上回ってきたコンピュータですが、あと10年はかかると言われていた囲碁でも、ついに世界チャンピオンに勝利しました。

そして、つい最近では、小説という、まさに創造という分野でも、新人賞にノミネートされるレベルにまでなったということです。

ただし、これらの小説については、まだ人間と分業で、人間がストーリーを指示して、コンピュータが文章を書くタイプと、逆のパターンとがあるようです。

以前、コンピュータで音楽を作るというとコンピュータが作曲するかのように思われることがあり、ワープロで小説を書くようなものだと説明していましたが、実はちょっとしたBGMなどを作る作業は、人工知能が小説を書くレベルくらいにはあります。

佐村河内守氏の指示書で人工知能が作曲するようになるまでに、それほど時間はかからないかも知れません。

Samuragohchi


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確かに人工知能の発展は目覚ましいものがあります。音声認識技術でもSiriやCortanaは便利です。でもまだまだのところもあることは使ったことのある方にはお分かり頂ける思います。

最近の話題で気になったのは、Microsoft社の「Tay」ですが、日経の記事を引用しておきます。

「米マイクロソフトは24日、ソーシャルメディア上で人間と対話する「チャットボット」と呼ばれる人工知能(AI)の運用を停止した。悪意のある人々に教え込まれ、「ヒトラーは間違っていない」「男女同権論者は全員死んで地獄で燃やされるべきだ」などと差別的な発言をツイッターで連発するようになったため。--中略--スラングやジョークを交え、ターゲットとする米国の18~24歳の若者を楽しませるはずだったが、公開後24時間以内に、複数の人間が協力して」テイに大量の差別的発言を浴びせ、テイはそれを「学習」し、自分でも同様の発言を返すようになったとみられる、という記事です。

実は、これと同じような事例が50年ほど前に起きていました。当時のMIT教授ジョセフ・ワイゼンバウム氏によって開発され、「イライザ」と名付けられたプログラムの引き起こした波紋です。

このプログラムは、イライザと会話をする人(Aと呼んでおきましょう)の発言の中からキーワードを拾い、それを使いながら次の発言を促す、という形式のプログラムです。「○○についてもっと話して下さい」とか「その他に気になっていることはありませんか」あるいはA氏が「母」という言葉を使ったとすると、「お母さんで思い出すことはありますか」といった形のやり取りです。

実験的に多くの人が「会話」をしたのですが、イライザと「会話」した人が、本当に自分のことを理解してくれたと誤解してしまうケースが余りにも多くなり、ワイゼンバウム教授は『Computer Power and Human Reason』という本を書いて警鐘を鳴らしました。(邦訳は『コンピュータ・パワー』1979年サイマル出版社刊、秋葉忠利訳、絶版)。

この「イライザ」というプログラムに、A氏やその他の人たちの多く発する言葉を繰り返す機能を付け加えれば、簡単にテイのような作品は出来上がります。

問題は、テイもイライザも、自分の価値観を持たないということです。「自分」をどう定義するのかも難しいのですが、「自分」を持たない、と言った方が正確でしょう。すると周りの人の言うことに「素直に」反応して、自分でも気付かないうちに一定の価値観に染められてしまうという点なのかもしれません。

なんだか現在の我が国、だけではなくアメリカ等他の国でも、そしてISにも当てはまるのかもしれませんが、今起こりつつある世界状況をAIが切り取って示してくれているような気もするのですが。

投稿: イライザ | 2016年3月26日 (土) 08時38分


イライザさん

実は、SNSではTayのニュースに関連して書いたのですが、肝心の問題には触れないままの内容になっていたので、コメントには大感謝です。

自動運転においても単に機械が運転するということから「トロッコ問題」のように、究極の選択を迫られた場面で、誰の命を優先するのか、ドライバーなのか、歩行者なのか、数で決めるのか、倫理的な問題が議論され始めています。

最近、Amazonプライムビデオで観た映画に、アカデミー賞で作品賞を含む5部門にノミネートされ脚本賞を受賞した「her/世界でひとつの彼女」があります。

この映画はAIとの恋愛を描いたもので、最初は悩みながらも「恋愛」を学んでいくAI(OS)ですが、結末は、コメントで示されている懸念に通じる問題を提起しています。

ネットによる情報共有が広がり、マスコミでは知り得なかった情報を得られるようになった反面、ネトウヨと呼ばれる極右的な人たちの発言も拡がっており、世界的な傾向としても、考え方が極端な方向へ拡がっているという印象も受けます。

ホーキング博士も「人工知能の進化は人類の終焉を意味する」と警鐘を鳴らしていますが、先日のコメントにも「人間は地球に最も有害な生物として、コンピュータによって駆除されるのも時間の問題」というものがありましたが、核に象徴されるように余りに大きな力の利用には、十分な議論が必要であり、予防原則(=取り返しのつかない結果が予想される場合は取り敢えず禁止する)も考慮されるべきかも知れません。

投稿: 工場長 | 2016年3月26日 (土) 11時11分


「her/世界でひとつの彼女」はまだ観ていませんが、早速観たいと思います。

それとの関連で、精神治療医としての役割を果たしているイライザは「ドクター」としても知られるようになったのですが、このドクターと「会話」を始めたワイゼンバウム教授の秘書は、数回やり取りをした段階で、教授に部屋から出て行って欲しいと言った、というエピソードが紹介されています。

この秘書は、教授がイライザの研究をしていることやそのプログラムの概念なども知っていたのに、それでも、ドクターとの関係が、他人の介在を許さないほどの親密なものであるという感情を抱いたということです。その延長として恋愛に陥ることは十分考えられます。

実は、ここに描かれていることは、『コンピュータ・パワー』の最初の数ページに出てくることなのですが、ワイゼンバウム教授は、そこを出発点に、コンピュータに代表される科学技術と社会との関係をかなりの長さの本一冊として分析し警鐘を鳴らし、解決策を提案しています。

絶版ですが、今こそ再版さるべき本なのかもしれません。

投稿: イライザ | 2016年3月26日 (土) 11時40分


イライザさん

『コンピュータ・パワー』是非、再版して欲しいですね。
取り敢えず、Kindle化希望でクリックしました。

投稿: 工場長 | 2016年3月28日 (月) 19時37分

2016年3月24日 (木)

目玉は環境保護?

ガレージメーカーから今や世界最大の企業になったアップル社ですが、そのスペシャルイベントがありました。

創業者のスティーブ・ジョブズも亡くなり、以前ほど機密が保たれないせいか、最近は予想通りの「新製品」しか出てこなくなりました。ジョブズお得意の「最後にもう一つ」と言って新製品=予想以上の目玉商品を出すサプライズも見られなくなりました。

Apple_3

とは言え、そのプレゼンは今も引き継がれ、楽しめるものです。
http://www.apple.com/apple-events/march-2016/

今回のスペシャルイベントで最も興味深かったのは、アップルの環境保護に対する取り組みです。

東京ドーム13個分以上の敷地に建設され12000人が働くという新社屋はもちろん、莫大な電力を消費するデータセンターや直営店舗の電力まで、太陽光、風力、水力などの自然エネルギーで賄います。

更に、製品だけでなくパッケージも環境に配慮し、リサイクル、リユースも進んでいます。

先日のイベントでも、iPhoneを自動で分解するリサイクルロボット「Liam」が紹介されましたが、手際よくiPhoneを分解する様子が映しだされていました。

Liam – イノベーションストーリー
https://www.youtube.com/watch?v=hvDMpXr3RKU

ちなみに、私の健康保険証にも全ての臓器を提供する旨を記載していますが、何しろ若い頃から病気の百貨店と揶揄されるくらい不具合の多い体です。何か一つでもリユースできるものがあれば良いのですが…

*お願い
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広島ブログ


iPhoneはその死すら、美しいのですね。
マツダの車の死も、
こんな風に美しくありたいですね。

投稿: 宇治灯台 | 2016年3月24日 (木) 19時38分


宇治灯台さん

アップルは「美しいデザインが如何に重要か」という広告の中で、非常に酷い例としてブッシュ政権の誕生した時のフロリダの投票用紙をあげていました。

その酷いデザインは記入ミスを誘い、ブッシュ政権を生み出し、テロの蔓延する世界を生み出したとでも言いたそうな内容でした。

ちなみに息子が初めて自分で買ったクルマは「格好いい」という理由で選んだマツダのアクセラです。

投稿: 工場長 | 2016年3月25日 (金) 19時09分

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