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美容・コスメ

2014年5月24日 (土)

永久脱毛

理研のSTAP細胞に関する論文で、民法で使われる「悪意」という日本語としては極めて特殊な用法が議論されていましたが「永久脱毛」の「永久」も、かなり特殊です。

広辞苑第六版によると「永久」の意味は「いつまでも変わらずに続くこと。ながく久しいこと。長くつづくこと。永遠。」とあります。

あるいあは新明解国語辞典第七版によると【永久】〔動作・状態などが〕(ある時点から)無限に続くこと。永世。とあります。

誰もがそう考えている極一般的なことです。

ところが、この分野で最も引用されるAEA(米国電気脱毛協会)の定義では「永久脱毛とは脱毛の終了から1ヶ月後の時点での毛の再生率が20%以下の場合」となっています。

平均で80歳くらい生きる人間の僅か1ヶ月を「永久」と呼ぶのはかなり無理があるように思いますが、そもそも永久脱毛の英語、Permanent epilation あるいは Permanent hair removal の Permanent を永久と訳すことに問題があるのかも知れません。

そう言えば、髪のパーマ(permanently wave)も決して永久ではありません。

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「永久」の捉え方がよく分かりました。日本語と英語のズレを感じました。

方や日本語自身のズレ、

「覚醒」とは目を覚ますことなのに、「覚醒剤」は悪の根幹です。
もっとキチンとした日本語で命名するべきではないでしょうか。

それとも、今流行の 解釈見直し でお茶を濁したままなのでしょうか。

投稿: ちょっと辛口 | 2014年5月24日 (土) 05時21分


ちょっと辛口さん
冒頭に書いた民法で使う悪意などもそうですが、一般的な言葉を特定の業界で違う意味に使うのは紛らわしく誤解のもとなので、やめて欲しいものです。

私は酷い睡眠障害でモディオダールという覚醒剤を処方されています。
特定の医療機関で厳密な検査と診断の結果で処方されているものですが、他の医療機関の問診で「モディオダールを飲んでいます」と言うと「あぁ覚醒剤ですね」と言われます。確かにそうなのですが、悪の根源となる違法薬物である覚醒剤には、もっと別の名称を付けて欲しいとも思います。

投稿: 工場長 | 2014年5月24日 (土) 08時12分


>平均で80歳くらい生きる人間の僅か1ヶ月を「永久」と呼ぶのはかなり無理がある

いやいやいや、本当の永遠ではないとは聞いたことがあるのですが、1ヶ月ですかw
1月なんて一瞬じゃないですか。笑うしかない。

投稿: ⑦パパ | 2014年5月24日 (土) 13時08分


⑦パパさん
一応、業者の方に突っ込まれる前に補足しておきますと、定義はそうですが、現実にはもっともつものです。

現在はレーザー脱毛が主流のようで、日本人の黒い毛はそれに適しています。レーザー脱毛では毛根を焼くので、毛を引き抜く脱毛より確実な脱毛が出来ます。

ただ、レーザー脱毛は短時間で出来て痛みも少ないものの、発毛周期の成長期後半のものにしか効果がないので一定周期で何度か繰り返す必要がありますし、特に男性の濃いヒゲは絶縁針脱毛などでないと難しいことも多いようです。

投稿: 工場長 | 2014年5月24日 (土) 13時22分


法律用語は紛らわしいですよね。
屁理屈になりますが,工場長様が処方されているのは「覚醒作用を有する薬」。
処罰されるのは,覚せい剤施用機関でない者が,覚せい剤取締法2条1項に定められた「覚せい剤」を使用した場合ということになるのでしょう。

投稿: もみじ日記 | 2014年5月24日 (土) 14時19分


もみじ日記さん
法律というのは用語だけでなく、文章も非常に読みづらいものですよね。
全ての国民に適用されるものですから、もっと誰にも分かり易くならないものかと思います。

私が処方されているモディオダール錠=モダフィニルは麻薬取締法の第五十四条第二項及び第三項の規定に基づく政令である麻薬及び向精神薬取締法施行令の第三条で定められた第一種向精神薬ということになりますが、次々に「合法ハーブ」「脱法ドラッグ」と称するものが作られ、法整備も大変みたいです。

投稿: 工場長 | 2014年5月24日 (土) 15時20分

2011年12月22日 (木)

マイナスイオン発生器

12月も後半に入り、広島市内も本格的な冬、インフルエンザも流行し始めていますが、今年は新築で初めての冬でもあります。我が家はオール電化の高気密高断熱住宅なので加湿器が必要です。以前なら躊躇なくスチーム式を選ぶのですが、電力消費量を考えると躊躇します。今のところ、ハイブリッド型が最有力候補でしょうか。

ところで、マイナスイオンが健康に良いとかで、我が家にも車にはプラズマクラスター、ドライヤーはナノイーというマイナスイオン発生機能が付いています。

ただ「マイナスイオン 科学的根拠」で検索すると、マイナスイオンの効果を否定する情報はいくらでもあり、「放射線は体に良い」と言う程トンデモないことではないにしても、広告を鵜呑みにできるようなものでもないようです。

例えばパナソニックのナノイーはメーカーが「マイナスイオンの約6倍の寿命を持ち、水分量も約1000倍」と書いていますが、一般的な用語の使い方からすればナノイーもやはりマイナスイオンの一種ですから、一体何が何の6倍なのか1000倍なのか訳がわかりません。

また、「肌に潤いをもたらす効果がある」とされるナノイーイオンに含まれる「高反応成分」と称するものは、一般的な用語で言えばフリーラジカルという分子で、皮膚の老化やガンの原因になるとして有名な活性酸素の一種です。

これをメーカーに質問すると「活性酸素については、人体に影響のないレベルです。ナノイーイオンはコロナ放電で生成されるものなので、マイナスイオンとは同じ括りになるかもしれません。ただ、このナノイーは、ナノレベルの極小の水分粒子が発生するので、肌や髪のうるおいが長持ちすると聞いております」と言います。

つまり「活性酸素は肌に潤いをもたらす」としながら「人体に影響のないレベル」というわけです。以前、オゾンで殺菌するという家電のケースでも、人体に影響ないレベル=殺菌力のないレベル、ということもありました。

それに極小水分粒子だから肌や髪のうるおいが長持ちするという根拠も今のところないようです。水分ということで、それなりの効果はあるでしょうけど。

更に活性酸素のように、マイナスイオンを発生させればプラスイオンも発生するはずで、マイナスイオンが健康に良いということよりプラスイオンが体に悪いことの方がはっきりしているようですが、このプラスイオンに言及しているメーカーは皆無です。

東京都も以下のような検証結果を公表しています。

東京都文化局
「マイナスイオンをうたう商品」の表示に関する科学的視点からの検証について
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2006/11/DATA/20gbr500.pdf

知人にはマイナスイオン発生機能の付いた加湿器を勧められるのですが、慎重に考える必要がありそうです。


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