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書籍・雑誌

2021年3月16日 (火)

えんとつ町のプペル

 

最近はすっかり引きこもりになってしまいました。

テレビを見ていたら最近「えんとつ町のプペル」が大変な人気だそうです。

絵が格別に面白そうです。

 

早速iPadで検索したら

『えんとつ町のプペル』は、日本の絵本。西野亮廣が脚本・監督となり完全分業制で制作した。メインイラストレーターは六七質。20212月時点での累計発行部数は69万部を突破している。 2012年と2020年に舞台化され、20201225日にアニメ映画版が公開された」

と書かれています。

 

iPadでえんとつの町プペルの概要も見られます。

https://poupelle.com/book.ph

絵もなかなか洒落います。

えんとつからでる煙で街は覆われ、星を見ることもできないという設定はSF的でもあります。

現実の街の建物、工場は汚らしくすらありますが、

絵の中の街の建物、工場は極めて緻密に描かれ、幻想的で、美しくすらあります。

こんな街に住みたくなりたくました。

言葉は優しく、含蓄があり、さまざまに仕掛けがされ、刺激的です。

ゴミから生まれてという主人公は現代版ピノキオともいえます。

 

本そのものを見たくなり、駅前の蔦屋家電に行って買いました。

漫画のコーナーにあるかと思っていたら、なんと絵本のコーナーにありました。

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絵と文は分業制で制作には35名が参加しているそうですが、それにしてもコンピューがあって初めて可能になった表現だろうと思います。

総括を西野亮廣氏とのことですが、

クラウドファンディングで資金調達をしたそうです。

作品中に登場する店名や企業名の看板は実は出資者による広告となっているのだそうです。

凄い割り切り方です。

英語の翻訳もついています。

 

大人の私が読んでも大いに楽しめます。

 

帰宅してすぐにオーストラリア人の息子の嫁さんに

「どう これ? 面白い?」と言って渡しました。

前から気になっていた本だそうです。

 

舞台化も映画化もされているそうです。

デジタル化時代の絵本、漫画のあり方が示されているように思います。

 

元安川

 

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2021年2月 2日 (火)

「・・・遊びだ」・ヨハン・ホイジンガのホモ・ルーデンス

日経新聞の126日の朝刊、私の履歴書に掲載されていた美術史家・元東大教授の辻惟雄氏の文章を読んでちょっとびっくりしました。

 

その部分を引用すると、

・「日本美術とは何だろう」というテーマにようやく答えをひとつ見いだした。きっかけになったのはオランダの歴史家、ヨハン・ホイジンガの名著「ホモ・ルーデンス」の一節だった。

 「日本人の遊びについての考え方を、もっと詳しく規定していくと、おそらく今ここでなしうるよりもさらに深く、日本文化の神髄まで考察を進めることができるであろう」

 目からウロコが落ちた。「遊びなんだ」とひらめいた。まじめさや厳しさといったイメージでくくられることが多い日本文化の根底には遊びの精神がある。奇想の絵師たちの作品にも遊び心が満ちている。江戸絵画のみならず日本美術全体を見渡しても遊びは重要なキーワードだ。

 研究と考察を深めていくと遊びから派生する笑い、飾り、見立て(パロディー)、風流、洒脱(しゃだつ)など、それまでの自分なりの美術史研究で漠然と心に浮かんでいた言葉が俄然(がぜん)、精彩を帯びて立ちのぼってきた。

というのです。

 

「人生は遊びだ」というのですから、

ちょっと恐ろしい本です。

 

実は私もその本は持っていますが、かなり古い本です。

私の持っているのは

中央公論社発行 高橋英夫訳 昭和40913日発行 再版発行 と書かれています。

昭和40年といえば、1965年です。

東京オリンピックの開かれた1年前です。

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辻氏がこの本に巡り会ったのは1980年頃のようです。

全共闘の嵐が吹き荒れた後の頃のようです。

そんな時代に、人生を決めるような本に、私と同じように、巡り会ったというのはちょっと驚きです。

 

そういえば、2008年頃広島大学のキャッチコピーとして「学問は最高の遊びである」と当時の学長浅原利正先生がおっしゃていました。

 

元安川

 

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私の驚きは、元安川さんの蔵書に、ある、ということの方です。日経新聞。私の履歴書。教わること・大です。浮世絵を、すぐに、連想しました。遊び心、芸術の域・・・・。浮世絵に限るものでは、ありませんが。私の履歴書。最大の収穫?流政之さんに、アトリエに、招待されたことです。あえて、さん付け????私の蔵書は、雑文、小説です。中村元・選集の50冊程。。買えませんでした。読みたい本は,30冊程、ゲット。積読が、多いですが。繰り返しますが、元安川さんが、その本を、お持ちということに、、感心至極です。


匿名希望様

流政之さんのアトリエに招待されたとのこと、凄いですね。
匿名希望様は全共闘世代の方でしょうが、
ホイジンガのホモルーデンスをご存知とは・・・
ご存知とお聞きしただけで、びっくりです。

2020年11月22日 (日)

本棚を模した駅舎・東所沢駅

 

今年11月6日 東所沢駅近くの大きな集客施設・KADOKAWAの「サクラタウン」がグランドオープンしました。

世界に誇るポップカルチャーの拠点を目指すということですが、書籍だけでも5万冊を超えるそうです。

東所沢駅の駅舎のデザインも変わりました。

 

駅舎の外観は、本棚をイメージしたそうですが、黒と白に塗り分けられた巾5cm✖️高さ50cm~1m✖️奥行き20cmくらいの板が並んだ様子は、沢山の本が本棚に収められているかのようです。

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1階の乗車券、カード発行機の前の壁には緑の蔓系の植物が植えられています。

 

「本棚をイメージした駅舎です」と言われなければ、そうとは気付きませんが、

それでもノッペラボーな壁の駅舎より、楽しいことは確かです。

 

道の駅の建物も地域によって多種多様なデザインになっています。

本物の駅舎のデザインも多種多様であってもいいだろうと思います。

 

その最たる駅舎が新白島駅かもしれません。

 

アストラムラインのその他の駅舎も、建物の色彩だけでももっと様々に個性的であったほうが楽しそうです。

 

元安川

 

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2020年8月14日 (金)

都会の中のポツンと一軒家

コロナ禍で友達にも会えず、出かけることもできなくなり、

すっかりステイホーム・ひきこもり状態になっています。

 

そんなこともあって、

ついこの前まではnetflixのmentalistに夢中になっていましたが、

今はsuitsに凝っています。

 

それと雑誌のdマガジンです。

週刊新潮、週刊文春、週刊朝日、サンデー毎日、週刊現代、ポストはほぼ毎週読んでいます。

たまにAERA、Newsweek、Casa、Pen、東洋経済も読みます。

女性向けの週刊誌やスポーツ専門の雑誌もあります。

収録されている雑誌は45紙、約1,700冊、それで月額400円というのですから驚きの価格です。

週刊誌は、以前は駅や書店で買っていましたが、1冊400円くらいはしますから、金銭的には随分とお得感があります。

これで月刊誌文芸春秋が入っていれば文句ないのですが。

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その昔アメリカにいた頃、大学の図書館に月遅れで届いていた週刊新潮を隅から隅まで読んでいたことがあります。

日本語の書籍、時のニュースを知るには週刊新潮しかなかったのです。

 

比べて今はリアルタイムでベイルートの爆発や中国の洪水等世界のニュースを知ることができます。

youtube、SNSで世界中の人の思い、活動を知ることができます。

 

「ひきこもり」になっても全く退屈することはありません。

 

コロナ禍を言い訳にして、

外にもでず、家の中にいると言ったほうがいいかもしれません。

お盆で実家に帰る人も激減しているそうですが、格好の言い訳ができたともいえそうです。

 

光ケーブルとiPadさえあれば、

この世は楽しく、面白く過ごせる時代になりました。

 

都会の中の「ポツンと一軒家」もいいもんです。

 

元安川

 

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2020年3月25日 (水)

FACT FULNESS ・思い込みを超える!

カフェに隣接して書店があるというお店は最近の流行ですが、

カフェに入るついでに書店に寄って、最近はどんな本が売れているのかな?と見ることはよくあります。

 

「FACT FULNESS 」 2019年ベストセラー第1位55万部突破と書かれた本を見つけました。

 

「様々の思い込みがあっても、データを基に見てみれば、全く違った世界が見えてきます」

とのことを、多種多様なグラフを使って、わかりやすく説明されていきます。

統計の嘘というのは散々聞かされてきましたが、この本は読み始めた瞬間から引き込まれました。

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人の平均寿命は1800年頃には31歳、1940年の世界大戦の頃は46歳、2017年には72歳になっている、

核兵器は1986年64000発、2017年は15000発と大幅に減っている、

大気汚染、1人あたりの二酸化ガス排出量は1970年は38kg、2010年は14kgであった

・・・

と色々グラフが紹介されていますが、面白かったのは、

1200年頃の世界の人口は5億人、1900年20億人くらいだったのが、2017年には76億人の膨張しているように急激にふえているのですが、

国連の予想では2100年には110億人になるというのです。

たった80年間で36億人も人口が増えているですから、

このまんま直線的に人口が増えていけば世界はパニックになるだろうことは当然だと思えてきます。

と怖れていましたが、著者はそうならないと数字を基に予測しているのです。

その説明の展開が面白いのです。

もっとも貧しかった国バングラデシュは1972年の女性1人あたりの子供数は平均7人だったのですが、現在は平均2人になっているというのです。

というように所得が上がると出生数は劇的に減っていくのだというのです。

日本は、世界的にみても豊かな国なったことで、人口が減りすぎて逆に困っている状況になっているというわけです。

そうした各種の数字を基に、著者は2100年頃には世界は100億人から110億人くらいとなるが、その後は安定すると予想しています。

世界の人口も、J・W・フォレスターのいうグローバルエクィブリアムの世界になるということのようです。

 

今回の新型コロナウイルスの騒ぎには呆れますが、

オーバーシュートの怖れすらあるといわれると、些かうんざりしてきます。

病気そのものより2次的影響でもある経済活動が麻痺し、到るところで企業の倒産が懸念されています。

 

新型コロナウイルスに私だって罹りたくありませんが、

数字をみれば死者の数は悪性インフルエンザより少ないくらいのようです

 

著者は「危険でないことを恐ろしいと考えてしまう思い込み」の恐ろしさについても指摘していますが、

著者に今回のこの騒ぎをどのように分析するのが聞いてみたくなりました。

 

アマゾンの上位の批判的レビューもなかなか面白く、参考になりますした。

 

元安川

 

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中国の武漢では新型コロナウイルスの影響はピークを過ぎたとも言われているようです。
ピークの後先は地域によって違いはあるでしょうが、
もう政治やメディアによる影響からも脱した方が良さそうですね。

ピークさま

マスクも食料も中国からの輸入に頼り切った生活の怖さを感じますね。
メデイアは本当の怖さをあまり報じないようですね。

ピークさま

新型コロナウイルスにかかった人数の累計、入院した人数etc.は毎日報告されていますが、
治った人数、退院した人数はなぜ報告されないのでしょうかね。
不思議ですね。

2020年2月20日 (木)

ひとり、籠る宿

dマガジンの雑誌Pen  3/1号の表紙に、

ガラス越しに庭に面した部屋に大きな網の椅子と小さなテーブルが置かれている写真が載っていました。

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友人の家ではないかと一瞬思いましたが、当然そうではなく、京都の旅館の一室のようです。

こんな雰囲気の部屋が欲しいなと以前から思っていましたのと、

高級な和風テイストを取り入れた雰囲気のホテル、旅館がいくつも載っていましたので、

もっときちんとした写真を見たいと、早速本屋にでかけ、買ってしまいました。

 

よくぞこんなに沢山の旅館、ホテルを取材したことにも驚きましたが、

だいぶ昔になりますが湯河原、修善寺等の旅館を回ったことがありますが、その頃とくらべると随分と贅沢になり、要素が豊かになり、設計が上手くなったと感じます。

今回は室内の様子だけでなく、温泉と窓からの景色がキーワードになっているようです。

色々な雑誌で旅館、ホテル特集がされますが、今回の特集はちょっと惹かれました。

 

サブタイトルが「ひとり、籠る宿」となっていますが、

彼女とではなく、ひとり静かに宿を楽しもうということなのでしょう。

 

アマン京都、方の家、ONSEN RYOKAN 由縁、妙見石原荘とか、聞いたことのない旅館、ホテルが載っています。

 

一番安い部屋でいいから、泊まってみたくなりました。

「ひとり、籠る宿」というから、ひとりでいかなければいけないのでしょうかね?

 

元安川

 

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2019年10月 7日 (月)

藤原正彦著の「国家の品格」を読んだ。

藤原正彦著の「国家の品格」を読んだ。

2005年第1刷発行というが、手元にあるのは2005年第25刷だ。

1年間ほどの間に25刷というのだから爆発的に売れたことがわかる。

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バブル景気は弾けたが、まだその余韻が残っていた頃だ。

25刷目を買って、そのまま本箱にしまわれていた。

買ったが、なんとなく気分が乗らなかったのだろう。

買ってから13年も経つと、素直な気分で読めるようだ。

藤原氏が週刊新潮に書かれていたコラムは楽しく読んでいたが、最近終了してしまっていた。

そんなこともあって読んで見ようという気になったようだ。

 

書いてあることは、なかなか面白い。

「日本は品格ある国家であるが故に、植民地にならなかった」

のだという。

 

日本が品格ある国家であるというのは、

「5世紀から15世紀にかけての千年間に、日本の文学が全ヨーロッパの文学を凌駕した。

江戸時代260年間にわたり平和を実現し、文化芸術のはなを咲かせた。

識字率も世界一だったと思われる」

ということから説明している。

 

そして日本には

「美しい自然がある。

神や仏や自然に跪く心がある。

役に立つものとか、金銭を低くみる風土がある」

のだともいう。

 

しかし、

その日本は「市場原理主義によって全てのものがズタズタにされた」

という。

 

今ここで「世界を救うのは日本だ」

というプライドを持って進むべきだともいう。

 

ろんりの進め方、結論は大変心地よいが、

世界はこの10年くらいの間にデジタル時代、インターネット時代となり、まったく次元の違う世界になっている。

そのデジタル時代に、この論理が相応しいか否かとなるとちょっと心細くなる。

 

それでも、2020年に膨大な数の外国人を迎える今、読む価値のある本ではある。

お薦めしたい。

 

元安川

 

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2019年9月21日 (土)

手塚治虫記念館を

本棚を整理していたら、手塚治虫の漫画 ブッダ第1巻が出てきた。

発行1993年とあるから26年も前の本だ。

 

その頃私は手塚治虫にはまったく興味がなかったし、そもそも漫画はあまり読まなかった。

買ったのは多分妻だろう。

 

ちょっと手にとって読んでみれば、なかなか面白い。

その絵も綺麗だし、よく描き込まれているし、人間の分析もなかなか面白い。

ブッダの生涯を通して、死について描くということのようだが、どんなストーリーの展開になるのか、楽しみだ。

 

しかし2巻以降がない。

妻に聞けば「なければ処分したのでしょう」という。

 

こうなると余計に読みたくなる。

どうしようかと思ったが、Amazonで検索すれば、

「全8巻 コミックセット 愛蔵版 2600円」とある。

第1巻はダブルだろうが、まあいいかと注文してしまった。

翌日には届いた。

案の定「もう本棚に入らないでしょう」と妻に怒られてしまった。

妻はほぼ全ての本をkindleで読んでいる。

 

届いた本は、平成18年 第33刷とある。

全くの新品のようだ。

漫画をハードカバーで、こんな分厚い本で買ったのは初めてだ。

文庫本の類は全て処分したが、このハードカバーの本は残しておこうと思って買ったのだ。

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この歳になって漫画というのも、それも手塚治虫漫画というのも可笑しいが、

手塚治虫は、日本の歴史に残る漫画家だ。

世界に誇る日本のアニメ、マンガ文化の創設者だ。

クールジャパンを代表する貴重な文化財の一つとして、もっと評価されていい。

ピカソやダリと北斎と並んで、

日本のどこかに「手塚治虫 記念館」があってもいいだろう。

 

レオを球団のシンボルにしている西武球場の脇に記念館を造ったらいいかもしれない。

そのとなりに「レオ神社」も併設したらいい。

 

元安川

 

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手塚治虫記念館は、宝塚市にあります。一度、訪ねてみてください。

 

 

 

 

2019年9月 4日 (水)

「広島経済」について

 

広島出身の元日銀マン松原淳一氏の書いた「広島の経済」を読んだ。

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2019年4月の発行というが、

元日銀マンらしく広島の現状について、きちんと数字をおさえ、なかなかうまく整理されている。

 

特に興味をひいたのは宮島についての記述の部分である。

ちょっと一部引用しながら、触れてみたい。

 

「宮島を経営するには約10億円かかるが、交付税は4億円、市民税が3億円で、3億円不足しているとのことだ。

市町村の税収は住民税と固定資産税であるが、

新規建築物の建設は厳しく制限されていることもあって固定資産税は増えず、

住民は減少しているので住民税は減少している。

にもかかわらず歳出は多い。

宮島の観光客は1996年の世界遺産登録時には約300万人であったが、2017年には456万人となっているが、そうしたことによる税収は町の財政に反映されていない。

宮島の1人当たり観光消費額は2017年にあっては、3835円だが、

伊勢市は日帰り8263円、宿泊30138円、平均で10379円とのことだ。

京都市も同様の状況にあり、対応策として法定外目的税として2018年から宿泊税を設け、年間45億円の収入を見込んでいるという。

宮島の入島者は2017年は450万人だが、

宮島桟橋で1人あたり、100円徴収すれば年間4.5億円になる計算になるが実現の目処は立っていない」

という。

 

大変興味深い提案だ。

 

この本の中では触れられていないが、

そもそも2005年の推定人口1942人の宮島町が、100年以上も町村合併を経験せずにやってこれたのは、その時々でそれなりの理由はあると思われるが、

戦後にあっては宮島競輪の開催権による収益が大きかっただろうが、

その後競輪事業は急激な収益減に陥り、町の財政を引っ張るような状況になってしまったことが大きかっただろうと思われる。

町にとってはやむをえず、2005年に廿日市市と合併し、町域は廿日市市宮島町となったが赤字は赤字ということで、宮島町は発展のきっかけは掴めずにいるということなのだろうと思う。

こうした状況を考慮すれば、ここで改めて松原氏の提案する入島税を徴収するというのはいい策のように思うがどうだろうか。

 

また対岸にある安芸グランドホテルや石庭等の宿泊施設との連携ももっと強力に進めるのも、これからの観光地のあり方としては、重要な課題だろうと思う。

 

宮島は日本の観光地としてはトリップアドバイザーでは3位に評価されているという。

 

それだけの観光地をさらに魅力を高めていくにはそれなりの費用がかかる。

 

問題はその費用をどのように調達するかだ。

 

宮島の発展は広島にとってはきわめて意味のあることだ。

共に考えていきたい。

 

元安川

 

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2019年5月 9日 (木)

本を400冊くらい捨てた。

元号が改まったからというわけではないが、

妻に「もう読まないんだったら、捨ててください」といわれ続けてきた本を整理した。

先日は、なんだかんだといって雑誌、書籍を、200冊ほど捨て、ブックオフに200冊くらい出すことにした。

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本は意外と重い。片手で20冊くらいしか持てない。

重さで下の階の梁がずれ落ちてきたことで、壊れるんじゃないかと心配になってきたこともある。

 

前回4~500冊捨てているし、

育った家に残してきた本は数千冊捨てた。

 

捨てる本を選んでいて改めて思うのは、

「こんな本、読んだかなー」と思うと同時に、

「これだけ読んでいれば、もう少しましな文章が書けるだろうに」

と、思った。

読みたくもなるが、iPadに慣れてしまったせいか、とても読む気にならない。

字も小さくて、読めない本もある。

 

デジタル社会になって友人は「今、500年の変革が起こっている」というが、

そう思うと、本は殆ど捨ててもいいと思えてくるが、とてもできない。

 

辞書、小説、雑誌、入門書、教科書的な本、ゴルフ、スキーの解説書、ネットで読めそうな本、バーコードが付いていないような古い本etc.は真っ先に捨てた。

本自体が作品のような本、写真、絵の本はなかなか捨てきれない。

 

父は本を買うといえば、無条件でお金をだしてくれた時代もあった。

本を書く人の苦労を思えば、本といえばそのくらいの価値があった。

物事の価値が変わってしまったのだから仕方がない。

 

元安川

 

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