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書籍・雑誌

2024年9月16日 (月)

雑誌・「通販生活」

 

以前スニーカーと革靴の中間のような不思議な靴を見つけ、買いました。

見つけたのはこの雑誌「通販生活」からだったようです。

かなりこだわりのあるユニークな靴を、今だに気に入って履いています。

 

この雑誌は、妻が購入しているようですが、

今まで、私はこの雑誌を単なる分厚い通販のカタログ集だとばっかり

思っていました。

それがなんとこの「通販生活」は年に3回発行され、有料で350円の、

れっきとした雑誌でした。

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webで検索すると

「当社は通販生活という通信販売のカタログマガジンを発刊しております。

 読み物ページと商品販売ページが半々の構成の雑誌です。 

購読者層は40-80代の女性です。 

全国に通販生活購読会員様が120万人ほどいらっしゃいます」

と書かれています。

120万人もの有料の購読者がいるとは、びっくりです。

 

こんなことも書かれています。


「戦争、まっぴら御免。
 原発、まっぴら御免。
 言論圧力、まっぴら御免。
 沖縄差別、まっぴら御免。
 〈こんな「まっぴら」を左翼だとおっしゃるのなら、左翼でけっこうです。〉

 こんなことを、発表したのは11月15日発売の通販販売カタログ雑誌「通販生活」

(カタログハウス)2016年冬号です」

とのことです。

 

なかなか読み応えのある雑誌です。

 

その昔花森安治氏の発行していた「暮らしの手帳」という雑誌がありました。

花森氏は一貫して戦争に反対し、「暮らしの手帳」には花森氏自身が手に

取って使用してみたことがあり、経験してみたことのある製品についてのみ

書くということに徹していたようです。

 

この「通販生活」もその「暮らしの手帳」と同じようなこだわりを持って

作られている雑誌のようです。

 

今はファション、日常生活の記事が多く、対象の読者を女性に絞っている

ようですが、男が読んでもそれなりに面白い雑誌です。

もっと男物、女物に拘らず、ユニセックスな内容にしたらどうでしょうか。

 

元安川

 

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2024年8月21日 (水)

「成瀬は天下を取りにいく」

 

久しぶりにTSUTAYAに寄ったら

「本屋大賞受賞作」大きな帯の貼られた本が山積みになっていました。

「成瀬は天下を取りにいく」「成瀬は信じた道をいく」

の2冊も並んで山積みになっています。

 

芥川賞とか直木賞とかとは違い、

「全国書店員が選んだ いちばん! 売りたい本」とのキャッチコピーが

帯に書かれています。

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私は2冊目の「成瀬は信じた道をいく」が、私の生き方とよく似ている

ような気がしましたので、こっちを買いました。

 

話は、琵琶湖に面した町に住む中2の女の子2人が、西武百貨店大津店の

閉鎖は寂しいからと、閉鎖日の831日までの1ヶ月間、毎日カウントダウン表示

の脇に西武ライオンズのユニホームを着て立つのです。

それも17時15分からの地元のテレビ局びわテレの番組ぐるりんワイドに映るように、

毎日チラッと映るだけなのですが、ともかく立つのです。

 

成瀬あかりさんは男言葉を話し、記憶力がメチャいいのだそうです。

無視されようが、変な奴の思われようが、我が道をいくとして、中2の夏を

捧げるとして、デパートの横に立つのです。

 

もう1人の女の子島崎みゆきさんは作者だろうと思いますが、なんとなく

このヘンテコリンな成瀬あかりさんに付き合って行くのです。

 

2人とも地元の進学校の膳所高校に進学しますが、

成瀬あかりさんは高校の入学式にスキンヘッドにしたのは、大学を卒業するときに

髪の毛が35cmになるかどうか知りたかったからだというのです。

 

高校にはってからは、びわ湖観光大使に応募し、当選すると、M!ーグランプリにも

応募したりと大忙しです。

 

百人一首の大会を契機に、出会った成瀬あかりさんを好きになる広島の高校生もいる

とのことですから世の中おかしなもんです。

 

成瀬あかりさんは京都大学に合格するとも書かれています。

そして200歳まで生きるのだとも言っています。

 

ともかくメチャクチャ明るく、前向きなのです。

 

実在する施設、環境を舞台に、

まさに本のタイトル「成瀬は信じた道をいく」の展開です。

成瀬あかりさんは全てやりたいことをやるです。

 

漫画を読んでいるような世界です。

 

びっくりするのは、今年の都知事選に立候補して、5位15万票も取った

長い髪の安野貴博さん33歳の人生とそっくりです。

 

成瀬あかりさんは天下を取るのでしょうか?

そして安野貴博さんは天下を取るのでしょうか?

 

天下って何処にあるのでしょうか???

 

元安川

 

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2023年6月26日 (月)

ハリー・ポッターとサラウンド広告

 

豊島園跡地に「ハリー・ポッター」の魔法の世界がオープンしたとテレビで報じていました。

デイズニーランドのパビリオンが1つ、豊島園跡地にオープンしたといったレベルかと思っていたのですが、「ハリー・ポッター」をテーマにした屋内型施設としては世界最大だそうです。

施設を思いっきり楽しむには4時間以上必要というほどの内容のようです。

経営に当たるワーナースタジオジャパンは、映画にでてくる古いお城、街を忠実に再現しているようです。

魔法の学校に向かって走った蒸気機関車も展示されているようです。

大変な混雑のようですから、半年くらい経ってから見に行こうかなと考えています。

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Netflixで第1巻「ハリー・ポッターと賢者の石」を見ました。

古く薄暗いお城の中で繰り広げられる様々の事件、箒に乗って空を飛んだり、透明人間になったり、意地悪な子供をやっつけたり、真っ暗な森・・・子供が夢見る冒険の世界が盛りだくさん出てきますが、はるかに恐ろしげです。

極めて高度なCG、IT技術が使われています。

 

魔法の仕掛けは藤子不二雄氏の「ドラえもん」とちょっと似たところもありますが、

舞台がイギリスの古いお城、そして魔法の学校となると、こうもオドロオドロしい世界に変わるのかと驚きました。

ストーリーはイギリス人の作家らしくかなり混みいっていて、複雑です。

 

この際だからと、英語版のハリーポッターシリーズ全8巻をアマゾンで注文しました。

第1巻は9歳から11歳までと書かれていました。

 

10年くらい前、私の友人が「ハリー・ポッターの小説を英語版で今読んでいる」といってましたので、「ウオッ、凄い」の驚いたことがあります。

 

地元の商店街もハリー・ポッターのイメージに大きく変化しているようです。

 

「ハリー・ポッターの物語を読む、映画をみる、英語の勉強をする、テーマパークを経験する、周辺の街が変わる」こんな多様な楽しみ方ができるとは!

ちょっと驚きました。

こうした広告の仕方をサラウンド広告とでもいうのでしょうか。

「演劇」すら、今上演されているそうです。

 

「ハリー・ポッター」の波及効果は533億円と予想されているというのですから呆れます。

アフター コロナのプロジェクトとしては、タイミングもいいですね。

 

 

元安川

 

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2023年2月24日 (金)

人生100年と人のネットワーク

 

人生100年という言葉も、もうすっかり日常語になってしまいました。

積んであったリンダ・グラットン氏著の「100年時代の人生戦略」を取り出し、拾い読みしました。

 

その骨子は

「今でも平均寿命は実質90歳以上になっています。

60歳で定年になって、それから30年間以上の間、何をするのですか?

30年間の生き方をどうするかは、それまでの生き方によって決まるのです。

納得のいく30年とするためには多様な生き方をし、多数の人との交わり、マルチな人生を送ってくることが必要です。

「人とのネットワーク」を作ることが必要です。

そして自分がインディペンデント プロデューサーになることです」

というようなことを言っているようです。

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著者のリンダ・グラットンさんは名前から察するに女性のようですが、

日本の政府は「人生100年時代構想会議」を設立したとき、リンダ・グラットンさんを委員に呼んだりしました。

しかしその後具体的に明らかにすることも、実現することができなかったのか、解散してしまったようです。

テレビの番組には脱サラをして農業をしたり、レストランを経営をしたりすることを取り上げた番組がありますが、マルチな人生、多様な人生を送るには田舎に帰ることだけではなく、都会で実現するにはどうしたらいいかを考える必要があるように思います。

そうしたことを自分だけで考える、行うのでなく、皆で定年になる前から考え、行う必要があるようにも思います。

 

コロナ禍のおかげで自宅勤務もかなり一般化したようですし、

空き屋をリノベーションして、2拠点居住を進めるというビジネスもあるようですい、

NPOに参加し、通常の勤務しながらの活動も許可するとの法律もはずですから、

そうした仕組みを使って、生活を多様化させ、人とのネットワークを作ることも考えたらどうでしょうか。

 

元安川

 

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2022年1月12日 (水)

図書カフエ カンタカ

 

所沢駅から大分離れ、東村山市との境に「図書カフエ カンタカ」という不思議な名前のカフェができていました。

以前は飲食店だったと思いますが、しばらく空き家だったように思います。

 

オーナーの書棚をそっくり移設したという感じのカフェになってになっていて、店の北の壁は全て書棚になっています。

比較的新しい本が2000冊以上はありそうです。

トトロの森、狭山丘陵、庭園とか、SDGs、まちづくり系とかの本が多いようですが、政治、経済と分野もあります。

絵本もあります。

お店の名前「カンタカ」はトトロの話をヒントにした造語だとのことです。

客席は60~70席くらいあり、本を読んでいる人が殆どです。

スマホを操作している人は殆どいません。

本を読んでいる人、お喋りをしている人、パソコンを操作している人・・・その行動はかなり多種多様です。

天井からスマホの充電ができるようにコンセントのついた20cm四方の小さな木の箱が吊るされていますが、使っている人は殆どいません。

面白いのは、2人掛けから7人掛けの様々な形、大きさもまちまちのテーブルが置かれていることです。

この特注のテーブルが気に入りました。

 

カフエとはいえ、簡単な食事もできるようになっています。

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2階はもっとシンプルな作りですが、

幼児が遊ぶコーナーも作られています。

大量の漫画の書棚もあります。

子連れの若い夫婦が1組だけいました。

 

こんなオーナーの拘りのあるカフェもいいですね。

 

元安川

 

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2021年3月16日 (火)

えんとつ町のプペル

 

最近はすっかり引きこもりになってしまいました。

テレビを見ていたら最近「えんとつ町のプペル」が大変な人気だそうです。

絵が格別に面白そうです。

 

早速iPadで検索したら

『えんとつ町のプペル』は、日本の絵本。西野亮廣が脚本・監督となり完全分業制で制作した。メインイラストレーターは六七質。20212月時点での累計発行部数は69万部を突破している。 2012年と2020年に舞台化され、20201225日にアニメ映画版が公開された」

と書かれています。

 

iPadでえんとつの町プペルの概要も見られます。

https://poupelle.com/book.ph

絵もなかなか洒落います。

えんとつからでる煙で街は覆われ、星を見ることもできないという設定はSF的でもあります。

現実の街の建物、工場は汚らしくすらありますが、

絵の中の街の建物、工場は極めて緻密に描かれ、幻想的で、美しくすらあります。

こんな街に住みたくなりたくました。

言葉は優しく、含蓄があり、さまざまに仕掛けがされ、刺激的です。

ゴミから生まれてという主人公は現代版ピノキオともいえます。

 

本そのものを見たくなり、駅前の蔦屋家電に行って買いました。

漫画のコーナーにあるかと思っていたら、なんと絵本のコーナーにありました。

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絵と文は分業制で制作には35名が参加しているそうですが、それにしてもコンピューがあって初めて可能になった表現だろうと思います。

総括を西野亮廣氏とのことですが、

クラウドファンディングで資金調達をしたそうです。

作品中に登場する店名や企業名の看板は実は出資者による広告となっているのだそうです。

凄い割り切り方です。

英語の翻訳もついています。

 

大人の私が読んでも大いに楽しめます。

 

帰宅してすぐにオーストラリア人の息子の嫁さんに

「どう これ? 面白い?」と言って渡しました。

前から気になっていた本だそうです。

 

舞台化も映画化もされているそうです。

デジタル化時代の絵本、漫画のあり方が示されているように思います。

 

元安川

 

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2021年2月 2日 (火)

「・・・遊びだ」・ヨハン・ホイジンガのホモ・ルーデンス

日経新聞の126日の朝刊、私の履歴書に掲載されていた美術史家・元東大教授の辻惟雄氏の文章を読んでちょっとびっくりしました。

 

その部分を引用すると、

・「日本美術とは何だろう」というテーマにようやく答えをひとつ見いだした。きっかけになったのはオランダの歴史家、ヨハン・ホイジンガの名著「ホモ・ルーデンス」の一節だった。

 「日本人の遊びについての考え方を、もっと詳しく規定していくと、おそらく今ここでなしうるよりもさらに深く、日本文化の神髄まで考察を進めることができるであろう」

 目からウロコが落ちた。「遊びなんだ」とひらめいた。まじめさや厳しさといったイメージでくくられることが多い日本文化の根底には遊びの精神がある。奇想の絵師たちの作品にも遊び心が満ちている。江戸絵画のみならず日本美術全体を見渡しても遊びは重要なキーワードだ。

 研究と考察を深めていくと遊びから派生する笑い、飾り、見立て(パロディー)、風流、洒脱(しゃだつ)など、それまでの自分なりの美術史研究で漠然と心に浮かんでいた言葉が俄然(がぜん)、精彩を帯びて立ちのぼってきた。

というのです。

 

「人生は遊びだ」というのですから、

ちょっと恐ろしい本です。

 

実は私もその本は持っていますが、かなり古い本です。

私の持っているのは

中央公論社発行 高橋英夫訳 昭和40913日発行 再版発行 と書かれています。

昭和40年といえば、1965年です。

東京オリンピックの開かれた1年前です。

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辻氏がこの本に巡り会ったのは1980年頃のようです。

全共闘の嵐が吹き荒れた後の頃のようです。

そんな時代に、人生を決めるような本に、私と同じように、巡り会ったというのはちょっと驚きです。

 

そういえば、2008年頃広島大学のキャッチコピーとして「学問は最高の遊びである」と当時の学長浅原利正先生がおっしゃていました。

 

元安川

 

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私の驚きは、元安川さんの蔵書に、ある、ということの方です。日経新聞。私の履歴書。教わること・大です。浮世絵を、すぐに、連想しました。遊び心、芸術の域・・・・。浮世絵に限るものでは、ありませんが。私の履歴書。最大の収穫?流政之さんに、アトリエに、招待されたことです。あえて、さん付け????私の蔵書は、雑文、小説です。中村元・選集の50冊程。。買えませんでした。読みたい本は,30冊程、ゲット。積読が、多いですが。繰り返しますが、元安川さんが、その本を、お持ちということに、、感心至極です。


匿名希望様

流政之さんのアトリエに招待されたとのこと、凄いですね。
匿名希望様は全共闘世代の方でしょうが、
ホイジンガのホモルーデンスをご存知とは・・・
ご存知とお聞きしただけで、びっくりです。

2020年11月22日 (日)

本棚を模した駅舎・東所沢駅

 

今年11月6日 東所沢駅近くの大きな集客施設・KADOKAWAの「サクラタウン」がグランドオープンしました。

世界に誇るポップカルチャーの拠点を目指すということですが、書籍だけでも5万冊を超えるそうです。

東所沢駅の駅舎のデザインも変わりました。

 

駅舎の外観は、本棚をイメージしたそうですが、黒と白に塗り分けられた巾5cm✖️高さ50cm~1m✖️奥行き20cmくらいの板が並んだ様子は、沢山の本が本棚に収められているかのようです。

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1階の乗車券、カード発行機の前の壁には緑の蔓系の植物が植えられています。

 

「本棚をイメージした駅舎です」と言われなければ、そうとは気付きませんが、

それでもノッペラボーな壁の駅舎より、楽しいことは確かです。

 

道の駅の建物も地域によって多種多様なデザインになっています。

本物の駅舎のデザインも多種多様であってもいいだろうと思います。

 

その最たる駅舎が新白島駅かもしれません。

 

アストラムラインのその他の駅舎も、建物の色彩だけでももっと様々に個性的であったほうが楽しそうです。

 

元安川

 

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2020年8月14日 (金)

都会の中のポツンと一軒家

コロナ禍で友達にも会えず、出かけることもできなくなり、

すっかりステイホーム・ひきこもり状態になっています。

 

そんなこともあって、

ついこの前まではnetflixのmentalistに夢中になっていましたが、

今はsuitsに凝っています。

 

それと雑誌のdマガジンです。

週刊新潮、週刊文春、週刊朝日、サンデー毎日、週刊現代、ポストはほぼ毎週読んでいます。

たまにAERA、Newsweek、Casa、Pen、東洋経済も読みます。

女性向けの週刊誌やスポーツ専門の雑誌もあります。

収録されている雑誌は45紙、約1,700冊、それで月額400円というのですから驚きの価格です。

週刊誌は、以前は駅や書店で買っていましたが、1冊400円くらいはしますから、金銭的には随分とお得感があります。

これで月刊誌文芸春秋が入っていれば文句ないのですが。

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その昔アメリカにいた頃、大学の図書館に月遅れで届いていた週刊新潮を隅から隅まで読んでいたことがあります。

日本語の書籍、時のニュースを知るには週刊新潮しかなかったのです。

 

比べて今はリアルタイムでベイルートの爆発や中国の洪水等世界のニュースを知ることができます。

youtube、SNSで世界中の人の思い、活動を知ることができます。

 

「ひきこもり」になっても全く退屈することはありません。

 

コロナ禍を言い訳にして、

外にもでず、家の中にいると言ったほうがいいかもしれません。

お盆で実家に帰る人も激減しているそうですが、格好の言い訳ができたともいえそうです。

 

光ケーブルとiPadさえあれば、

この世は楽しく、面白く過ごせる時代になりました。

 

都会の中の「ポツンと一軒家」もいいもんです。

 

元安川

 

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2020年3月25日 (水)

FACT FULNESS ・思い込みを超える!

カフェに隣接して書店があるというお店は最近の流行ですが、

カフェに入るついでに書店に寄って、最近はどんな本が売れているのかな?と見ることはよくあります。

 

「FACT FULNESS 」 2019年ベストセラー第1位55万部突破と書かれた本を見つけました。

 

「様々の思い込みがあっても、データを基に見てみれば、全く違った世界が見えてきます」

とのことを、多種多様なグラフを使って、わかりやすく説明されていきます。

統計の嘘というのは散々聞かされてきましたが、この本は読み始めた瞬間から引き込まれました。

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人の平均寿命は1800年頃には31歳、1940年の世界大戦の頃は46歳、2017年には72歳になっている、

核兵器は1986年64000発、2017年は15000発と大幅に減っている、

大気汚染、1人あたりの二酸化ガス排出量は1970年は38kg、2010年は14kgであった

・・・

と色々グラフが紹介されていますが、面白かったのは、

1200年頃の世界の人口は5億人、1900年20億人くらいだったのが、2017年には76億人の膨張しているように急激にふえているのですが、

国連の予想では2100年には110億人になるというのです。

たった80年間で36億人も人口が増えているですから、

このまんま直線的に人口が増えていけば世界はパニックになるだろうことは当然だと思えてきます。

と怖れていましたが、著者はそうならないと数字を基に予測しているのです。

その説明の展開が面白いのです。

もっとも貧しかった国バングラデシュは1972年の女性1人あたりの子供数は平均7人だったのですが、現在は平均2人になっているというのです。

というように所得が上がると出生数は劇的に減っていくのだというのです。

日本は、世界的にみても豊かな国なったことで、人口が減りすぎて逆に困っている状況になっているというわけです。

そうした各種の数字を基に、著者は2100年頃には世界は100億人から110億人くらいとなるが、その後は安定すると予想しています。

世界の人口も、J・W・フォレスターのいうグローバルエクィブリアムの世界になるということのようです。

 

今回の新型コロナウイルスの騒ぎには呆れますが、

オーバーシュートの怖れすらあるといわれると、些かうんざりしてきます。

病気そのものより2次的影響でもある経済活動が麻痺し、到るところで企業の倒産が懸念されています。

 

新型コロナウイルスに私だって罹りたくありませんが、

数字をみれば死者の数は悪性インフルエンザより少ないくらいのようです

 

著者は「危険でないことを恐ろしいと考えてしまう思い込み」の恐ろしさについても指摘していますが、

著者に今回のこの騒ぎをどのように分析するのが聞いてみたくなりました。

 

アマゾンの上位の批判的レビューもなかなか面白く、参考になりますした。

 

元安川

 

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中国の武漢では新型コロナウイルスの影響はピークを過ぎたとも言われているようです。
ピークの後先は地域によって違いはあるでしょうが、
もう政治やメディアによる影響からも脱した方が良さそうですね。

ピークさま

マスクも食料も中国からの輸入に頼り切った生活の怖さを感じますね。
メデイアは本当の怖さをあまり報じないようですね。

ピークさま

新型コロナウイルスにかかった人数の累計、入院した人数etc.は毎日報告されていますが、
治った人数、退院した人数はなぜ報告されないのでしょうかね。
不思議ですね。

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