狭山丘陵の六道山公園でハイキング
娘一家に誘われ、狭山丘陵の西に端にある東京都立六道山公園にハイキングにいきましました。
我が家は狭山丘陵の東の端にありますから丁度反対側にある公園というわけです。
都立の公園としては最大の広さだそうですが、新緑のコナラ、クヌギの雑木林はもう鬱蒼としています。
途中西武園遊園地の辺りはひどい渋滞でしたが、
このあたりの道に詳しい婿さんがカーナビを操作し、大きく迂回する道を通ることで、予定時間とさして変わらず着くことができました。
昨日雨が降りましたが、今日は最高の天候です。
足元はちょっとぬかるんでいましたが、帰る頃に殆ど乾いていました。
ちょっと歩くとキレイなトイレ、立派な案内所が整備されています。
案内所の水槽には特定第二種国内希少野生動植物に指定されたという5cmくらいの小さなトウキョウサンショウウ オが展示されていました。
尾根道の途中には須賀神社の奥の院がありました。
須賀神社は縁結びの神様だそうです。
孫娘たちはお賽銭がないと言いながらお参りしていました。
公園の1番高い地点には展望台が造られていて、
「関東富士見100景」と書かれた銘板が貼られていました。
塔に登ってみましたが何故か富士山は見えませんでした。
白い花をズラッとつけた大きな樹を一本見つけました。
娘は「菩提樹じゃなかなー」といっていました。
尾根道に沿ってスチールのワイヤーのフェンスが立っていましたが、行政区界の表示は所沢市なのに、管理は東京都水道局になっています。
ちょっと不思議でしたが、娘に聞けばフエンスの向こうにある東京都の貯水池があるからのようです。
かなりのサイクリングに乗る人たちと行き交いました。
別の地域にはカタクリの群生地やホタルの生息地、里山民家や岸たんぼといった、貴重な里山の風景が広がっているそうです。
古くはこの辺り山林は近くに住む農家の人たちの薪をとる場所になっていたようですが、
今ではハイキング、サイクリングの場としてだけでなく、里山の生活や文化を体験できる場ともなっているそうです。
首都圏に住む人にとって、貴重な自然であるだけなく、
ちょっとした仕掛けをすることで、
こうして人々の健康作り、文化の場として使われるようになるのですから面白いですね。
元安川
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