場所は小田急線千歳船橋駅から数分のところにあるAPOCシアターという小さな劇場です。
妻からは「こんな非常事態宣言が発せられているときに行かなくともいいじゃないですか」と文句を言われました。
義理と人情には滅法弱い私としては、誘われて断るわけにもいかず、出かけたというわけす。
建物の外壁は黒く塗られ、緑の葉の模様が入り口を飾っています。
なかなか洒落ています。
小さな入り口を入って、階段を登ると、室内の壁も黒く塗られています。
3階の床はなく、吹き抜けになっていて、会場の半分がステージになっています。
役者が出入りする扉が3階と4階に5箇所くらい設けられています。
ベニヤで作られた客席は、3密にならないようにとかなり離れて置かれています。
それでも25人くらいは座れそうです。
よく考えられています。

「スマホの電源をお切りください」との放送がありました。
アップルウオッチの電源なんて切ったことがありませんから慌てました。
その場でどうするかはすぐにはわからなかったので、とりあえず鞄の奥深くにしまい込みました。
そもそも時計の電源を切るなんて思いもしないことでした。
帰ってきて調べてみたら、スマホのサイドボタンを長押して、電源マークをスライドすればいいとのことでした。
消音操作もありました。
あぶない、あぶない。
この劇場ではインターネット配信もしているようですが、
上手くタイミングが合わず、私はまだ見ていません。
今回は疾駆猿の第玖回公演、
「BIRTHOLDILLDEATH」の4話のうちの第4話「Under the Worthless Hate」を見ました。
「21世紀半ば、未曾有の疫病により世界人口は半減し、ウイルスの副作用で人類のY染色体に異常をきたし、男女比は1:9となった。
皮肉なことにジェンダー概念は薄れたが、労働力確保の為、人工知能と生体器官を持ったアンドロイドである「バイオロイド」が製作された。
ロボット三原則に基づいて行動している「バイオロイド」だが、嫌悪を抱く人間もいて、関連する犯罪に対して政府はバイオロイド関連犯罪捜査局を設立したが…」
という前書きがあります。
ストーリーは最初の内はよくわからなかったのですが、
闇の世界の女ボスに雇われた用心棒の女性が過去の記憶がないというので変だなーと思っていましたが、その女性が男性の刑事に恋をし、女性の警察官の弟、異常をきたしている男に殺されそうになったが、逆に殺してしまったことから、姉の警察官と決闘になる。
ところが彼女自身がバイオロイドであるということがわかってしまった。
・・・・・
というようなストーリーのようです。
その闇の世界の女ボスが私の友人妻木尚美さんです。
いつもは可愛らしい女性の役が多いのですが、
そんな女性が黒メガネをかけてすごむとなかなかの迫力です。
しかしこうして日本のあちこちに、こんなにも熱心な劇団があるのには驚きます。
コロナ禍とはいえ、色々な楽しみ方はあるものです。
元安川
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Apple Watchには「消音モード」の他に「おやすみモード」「機内モード」「シアターモード」があります。いずれも画面を下から上にフリックするコントロールセンターから選べますが、劇場ではシアターモードが適しています。詳しくはリンクをご覧ください。
https://news.mynavi.jp/article/20201129-apple_watch/