都立美術館でポロの展覧会
昨日に比べたらちょっと暖かいと言えるのでしょうが、それでも外気温は8℃、小雨も降る寒さです。
小学校はまだ春休みとということで、息子と娘のところの孫たち3人を連れて、東京都立美術館で開かれている「ミロ展」を見に行きました。
孫たちは、入口で渡してくれた絵が描けるタブレットに、何かわかりませんが鳥のようだったり、太陽のようだったり・・・の絵を描きながら、歩いています。
小3の女の子はミロの絵とお話しをしていました。
孫たち3人は毎週1回同じお絵描き教室に通っていますから、何か刺激されているようです。
私自身大学生の頃には、大学の「美術研究会」に入っていて、それこそ引きこもりになったように部屋に閉じこもって絵を描いていたこともあります。
時代の実存主義、シュールリアリズム、ダダ、アンデパンダン・・・に巻き込まれ、授業には出席せず、友人達と議論ばかりしていました。
そんな時代でしたが、ポロの絵だけは何かホッとしたことがあります。
ポロの絵が焼き付けられた小さな陶板を買ったこともあります。
今回のポロ展で立体作品はありましたが、陶板の絵はありませんでした。
その頃はポロの著作権はなかったのでしょうか。
孫たちはその頃私が描いた絵を見て、ポロの絵にどこか似ていると言ってました。
私はちっとも似ていないと思いますが、私自身の気分がそうだったのでしょうか。
見終わって2階のレストランで食事です。
料理はSeiyouken、建物の設計は前川國男です。
1階のロビーでは、バイオリン、チェロ、バスの弦楽四重奏の無料コンサートが開かれていましたた。
演奏しているのは近くにある芸大の学生たちでしょうか。
外に出たら雨も止み、ちょうど陽がさしてきました。
久しぶりに、ちょっと優雅な気分を味わうことができました。
元安川
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