先日我が家に近い住宅の大谷石の擁壁を部分を削っていました。
「? 何をしているのかな」と不思議でしたが、数日経っら、モルタル塗装をしていました。
「ああそういうこと、これはいいかもな」と納得しました。
私の住む住宅地はゆるい傾斜地に建つせいか、大谷石の擁壁の住宅が多くあります。
その大谷石の擁壁が最近かなり劣化して外側部分が剥がれてきています。
分譲されてから50~60年くらい経ってるだけで、こんなにも剥がれてしまっていると後数十年経ったら、擁壁本体が崩れてしまうじゃないかと心配です。
webで調べて見ると、大谷石の劣化は、吸水性が高い関係で雨などの水による劣化が原因だそうです。
黒カビが発生してクレーター状にもなっているケースもあるようです。
劣化した大谷石の擁壁を補修するには、モルタル塗装は極めて妥当な補修法のようです。
さらに強化するにはラス網を張り、その上からモルタルを塗るのが良さそうです。
この住宅地の1mを超えるような高い擁壁の部分は全て石積みです。
我が家はコンクリートの擁壁ですからまだ大丈夫そうですが、それはそれで施工の悪さで傾いてきていますから、心配ではあります。
ついでに調べて見ると、木造住宅の法定耐用年数は22年、一般的な寿命は65年だそうですし、劣化が早い大谷石の擁壁の耐用年数は20~50年と言われているようですから、大谷石の寿命は建物本体と同じくらいと考え、早めに補修をした方が良さそうです。
余計な心配ですが、明治村に移築された、あの有名なフラン・クロイド・ライトの設計した帝国ホテルはどうなんでしょうか。
全館大谷石で造られ、精緻な造作の施された外壁はどうなっているだろうと気になってきましたが、写真を見る限り、無事なようです。
薬剤ででも注入しているのでしょうか。
埼玉県八潮市の下水管の劣化による道路の陥没事故ではありませんが、戦後80年懸命に造ってきた全ての建築、土木の建造物の劣化への対応策をどうするかが、時代の大きな問題になってきたようです。
人間の高齢化問題と同じ問題が、建築、土木の構造物の世界にも起こっているということでしょうね。
元安川
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散水機 てっきりスプリンクラーと思っていました 家のは箱入りでなくて オープン型のホースリール式です スプリンクラーを3m上に設置して下方の庭の数㎡部分を水浸しにする 夏の暑さを気化熱で多少なりとも涼しくなるかもしれない 井戸水で タイマーで15分毎に散水 サンルーム下の日陰に庭犬が居ます 今思えば小さな小屋を作ってエアコン設置してやればよかったです 冬は犬小屋に温熱マットと電機ストーブでした 高床式で 下方入り口はビニールで熱を逃がさないようにしていました 出費は覚悟で小さな小屋でエアコン設置をしてやればよかったと思っています 母屋の縁側下は割と涼しい風が吹き抜けていました 昔のつくりなので通風口をあっちからこっちに抜ける風は涼しい? 畳の部屋の下 下が土ですし 藤は生命力が強いですね 幹を切りました 数m離れたところから藤が出てきました 庭の端なので 大きくならないように育てます 細い枝だったのが 径10cmの幹になりました