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科学・技術

2025年2月21日 (金)

カルフォルニアの山火事とEVのバッテリー

今朝のグーグルニュースに

カルフォルニアの山火事で、EVのバッテリーが上手く消火できなかったとか、バッテリーの充電に時間がかかったことが道路渋滞の原因になったとかのことが載っていました。

 https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/president/bizskills/president_91707

何事も今日いいけど、明日になるとさまざまの問題が見えてくるということなのでしょうか。

と友人に、メールしたところ、

EVとAIに詳しい友人から次のような返信メールをいただきました。

*****

以前から、EVの火災が消火困難であるという報道はありますが、パワートレイン別の火災発生率を見ると、実際に最も多いのはハイブリッド車であり、その次がガソリン車です。一方、EVにおける火災事故の発生率はこれらと比べて桁違いに低いという現実があります。

また、EVの発火原因は主にバッテリーに起因するものですが、ガソリン車の場合、搭載されるガソリンという非常に危険な可燃物が原因となり得るため、火災につながる要因は多岐にわたります。カリフォルニアの火災はかなり特殊なことですが、ハイブリッド車やガソリン車による火災事故は日本だけでも年間千件を超えており、日常茶飯事で普通すぎてニュースにもなりません

*****

EVの充電については、リーフの性能があまりに低かったため、マイナスイメージを与えてしまいましたが、すでに中国では5分の充電で300km走れるEV、一回の充電で1000km走れるEV、3分でバッテリーの交換できるステーションが全国数千箇所に存在します。EVの短所として語られることの多くは、国産EVに限ることが多いです。

ただ充電に時間がかかるというのは生活スタイルの問題で、充電が減り続けているガソリンスタンドでなくても自宅はもちろん、買い物ついでに利用するショッピングモールやスーパー、コンビニエンスストア、あるいは大型家具店、家電量販店、市役所や図書館などの公共施設、自動車ディーラーに至るまで、実に多様な場所で駐車中の「ついで充電」が可能です。特に初期のEV普及期には無料充電スポットが多く存在し、私自身も自宅充電設備を保有しながら、日常の生活圏では12年間ほぼ無料充電のみで運用してきました。ついでに充電するだけなので、充電のために使う時間もお金のゼロでした。

*****

さらにこの記事をDeepSeekに読ませて書かせたコメントです。

自動車産業が基幹産業になっている国では、その構造転換をめぐる議論において、各国メディアのEVに対して批判的論調は当然の現象です。日本では自動車関連産業が全雇用の8%(約550万人)を占める基幹産業であるため、EV普及が雇用に与える影響への懸念が背景にあります(経済産業省2023年調査)。米国においても、広告費を一切かけずに市場シェア30%を獲得したテスラの台頭が、従来の自動車広告市場(年額350億ドル規模)を脅かす構図が見て取れます(Bloomberg 2024年自動車広告動向レポート)。

しかし災害対応という観点では、EVが従来車両を凌駕する実績が積み上がっています。2011年東日本大震災の教訓を数値で見ると:

エネルギー供給回復速度

ガソリンスタンド機能復旧:平均14.3日(石油連盟データ)

電力復旧:平均7.8日(東京電力報告書)

EVは電力網復旧と並行して充電可能な特性を活かし、災害3日後から宮城県内で移動充電ステーションとして稼働開始(日産リーフ実績)

水害耐性

浸水車両の稼働率比較(2019年台風19号被災地):

<ガソリン車>32% <EV>78%(国土交通省緊急点検結果)

EVの密閉型バッテリーパック(IP67規格)が浸水ダメージを軽減

非常用電源機能

トヨタbZ4Xの実証実験では、満充電状態で一般家庭の3日分電力(72kWh)を供給可能。2024年能登半島地震では、現地入りしたEV50台が計3,600世帯に給電支援を実施(北陸電力報告)

これらの事実は、日本の災害リスク特性(地震・津波・水害の複合災害多発)に照らせば、EVがむしろ強靭な移動手段となり得ることを示しています。重要なのは、技術革新の速度を見誤らないことでしょう。東北大学災害科学国際研究所の分析では、2025年までにEVのバッテリー容量が現行比1.5倍に向上し、電力供給期間が5日間まで延伸可能と予測されています。

*****

この記事の著者は、なぜこのようにデータに裏付けされない記事を書いたのでしょうか。

DeepSeekの最初のコメントにあるように「広告費を一切かけずに市場シェア30%を獲得したテスラの台頭が、従来の自動車広告市場(年額350億ドル規模)を脅かす構図が見て取れます(Bloomberg 2024年自動車広告動向レポート)」とのことへの反撃ですかね。

EV、HEVのバッテリーは、能登地震でもスマホ、家電、照明等への大変大きな電力供給のの役割も果たしていますし、車のオートマ化も同時に進められるし・・・。

いずれはなるようになるのでしょうね。

*****

最後に友人の彼からのメールです

DeepSeekが解説しているように、殆どの既存メディアは広告主である既存自動車メーカーに忖度し、EVについては否定的な記事を多く書いています。既にEV90%以上のノルウェーや50%以上になった中国では通用しないデタラメですが、まだまだEVを知らない人の多い国では、そうしたデタラメも十分に通用し、多くの人は騙されています。自動車の電動化や知能化は避けられない未来ですが、既存メーカーはできるだけ遅らせたいのが本音です。

元安川

 

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2024年12月13日 (金)

日経新聞の「ニューオフィス大賞」に選ばれた

友人から清水建設の研究所が、日経新聞の「ニューオフィス大賞」に選ばれたとのことで、「見にいきませんか」と誘われ、最近の新しい職場環境はどのようになっているのかと、好奇心にかられ見にいきました。

JR東日本京葉線の潮見駅の目の前がその対象のビルがあるとはびっくりしました。元々は資材置き場だったそうですが、かなり広い敷地に、道路に面して3階建くらいのスマートな洒落たビルが建っています。清水建設の研究所「温故創新の森 NOVARE」です。

地下から迫り上がる組み立て中の鉄骨が道路からも見えます。

後で聞けば「試験をしているということもありますが、PRです」と笑っていました。

オフィス部分はそれほど広くはありませんが、当然ですが書棚はどこにもみあたりません。テーブルの上に置かれているのはパソコンと四角い小さなバッテリーだけです。                                    

天井は木造の集成材の梁は柔らかいカーブをしていて床に置かれた広い植物ゾーンとマッチして自然な雰囲気を醸し出しています。四角い木製テーブルが34つ集まり打ち合わせができるようになっています。部長席とか課長席はありません。現場から来た人とかの打ち合わせをするにも皆が対等ということでしょうか。会社に来た時に入り口に置かれたバッテリーをとって適当な席に着き、パソコンで打ち合わせをするようにできています。

Img_0490

ゾーンを移る時には、いつも胸のカードをかざします。誰がどこにいるかいつもわかるようになっています。

考えたこともないオフイス空間というわけではありませんが、それを自然な雰囲気で中でするという環境を作り出しています。

その他には様々の実験施設が置かれたいたり、清水建設が明治の時代に担当した鹿鳴館、国会議事堂、代々木の国立競技場等の模型が30件近く展示されているのにもびっくりしました。代々木の国立競技場は丹下氏の設計ですが、そのデザインも素晴らしいと思いますが、そのデザインを可能した構造技術、そして工事を担当した清水建設の技術のレベルの高さには感動します。      

庭には渋沢栄一の住んでいた木造の住宅が建っています。全館、ちょっとした建築の博物館です。

「研究&展示&エンタメ」の3つの要素が上手く組み合わせられています。これからの時代の企業の在り方を示しているようです。

元安川

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2024年12月11日 (水)

原宿での工芸デザイン展

 

秋田県立芸大で工芸デザイン学科の教授をしている甥が、法政大学工学部デザイン

学科教授達と連携して、原宿のギャラリーで展覧会をしているとのお知らせが

instagramに載っていました。

Img_0466

表参道は呆れるばかりの凄まじい人混みです。

 

表通りから1本入ったところのギャラリーは、表通りよりちょっとシックな洒落た                             雰囲気があります。

デザインの作品展は、絵の展覧会とはちょっと違った雰囲気です。

 

展示されている作品は全て学生たちの作品ですが、芸術学部の作品と工学部の作品

の違いが大きいのにはちょっと意外でした。

秋田芸大の作品には、取ったリンゴを入れる胸の袋入れのデザインしたりと、より

生活に密着した提案をしてました。

法政大学の学生の作品はボタンに手を近づけると、折りたたんだ紙が連続して動き

出したりするとか、声や呼吸に反応して画像が変わるというようなスマートな作品                             が展示されていました。

表示されている作品名は殆ど英語です。

展示作品は25点くらいありましたが、その全ての作品に、製作者の学生が一生懸命に

説明してくれるのには感動しました。

こうした学生たちがいずれ卒業して、マツダやダイソーや、タカラトミー・・・  

などの企業に就職したり、独立してデザイン事務所を設立したりするのでしょうか。

どんなデザイナーとして育っていくのか、楽しみです。

 

会場を出て、ちょっとコーヒーでもと思ったら、どこも長い行列です。

空席のあるお店はそれなりのお店でした。

 

元安川

 

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2024年9月29日 (日)

ChatGPTの新機能「Voice」で広がる未来

この一年あまり、ChatGPTの進化には驚かされ続けてきましたが、最近のアップデートはさらに驚異的です。新たに登場した「ChatGPT Voice」または「ChatGPT Advanced Voice Mode」と呼ばれる機能が、有料会員に順次配布されており、私も数日前から使用できるようになりました。

従来の音声のやり取りは、音声を文字に変換してから処理するものでしたが、ChatGPT Voiceはまるで音声そのものを直接理解しているかのようです。会話が途切れることなく進行し、日本語の方言、たとえば広島弁で話しかけると、見事に応答してくれます。さらに、感情表現まで自然に行い、まるで本当に人と会話しているかのような感覚を味わえます。

もちろん多言語対応も充実しており、特別な設定変更を行うことなく、さまざまな言語で話しかけることが可能です。この機能は単なる音声入力・出力にとどまらず、リアルタイムの自動翻訳機能としても活躍します。たとえば、「日本語を英語に」「英語を日本語に翻訳して」といった簡単な指示でスムーズに言語を切り替えてくれるだけでなく、単なる直訳にとどまらず、文脈に合った自然な翻訳を提供します。この高度な翻訳機能は日本語や英語をはじめとする多くの言語に対応しており、世界中のユーザー同士が円滑にコミュニケーションできる未来を切り開いています。

さらに、ChatGPT Voiceは、AIに特定の役割を演じさせることも可能です。たとえば、仕事での相手役を任せたり、コミュニケーションが苦手な相手や、練習したい相手を模倣させたりすることで、スキルアップやコミュニケーション力の向上に役立てることができます。これにより、ビジネスシーンや日常生活での実践的なトレーニングツールとしても非常に有用です。

まだ登場して間もない機能のため、詳しい解説動画は少ないのですが、以下の参考動画を通して、ある程度の概要を知ることができます。

本当に以下のレベルの会話ができます。
https://www.youtube.com/watch?v=5f0Pl8M1gXA

活用事例
https://www.youtube.com/watch?v=5tOH0axZwRo

このブログ記事は情報の流れがスムーズに、機能の魅力がより伝わるようChatGPTに校正させたものです。

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2024年7月30日 (火)

一天俄かにかきくもり・・・アプリ「探す」

 

「一天俄かにかきくもり・・・」ではありませんが急に雷が鳴り出し、

土砂降りの雨が降ってきました」

今年は急に大雨が降りだすということのようですが、私が経験したのは

今回が始めてです。

瞬間的に突風も吹いてきました。

 

バス停にいる頃は、まだかんかん照りでしたのに、バスに乗って4、5分し、

空が暗くなってきたと思っていたら、バスがワイパーを忙しく動かしています。

カバンから折りたたみ傘を取り出し、バスを降りたら凄まじい雨です。

雷も鳴り始めました。

坂道は浅い川状態です。

 

家を出る頃テレビの天気予報では「今日は晴れ、降雨率は10%、夕方には

30%くらい」とのことでした。

 

家に着いたら、門は開き、玄関の扉が開いています。

「物騒じゃないか?」

といおうと思っていたら、妻に「バスを降りて歩いてくるのがわかったから、

お父さんのために開けといたんですよ」と言われてしまいました。

あまりの雨に心配して、「探す」のアプリを見ていたとのことです。

位置情報のアプリ「探す」を共有すると、こんな時にも役にたつとは思っても

いませんでした。

Img_0104

1時間もしたら、雨は止み、空は明るくなり、道路は乾いていました。

数時間経ったら、陽もさしてきました。

 

何これです?

 

4時過ぎにテレビをつけると、東京周辺の各地で天候が不安定になっており、

あちこちで狭い範囲でゲリラ豪雨、突風、落雷があり、様々の被害が起こったようです。

どこも1時間程度の豪雨だったようですが、数時間もすると、あとは何事も

なかったかのように猛暑に戻っていたとのことです。

 

 

翌日のテレビでは、「今年7月の雨は瞬間的大雨として降り、1か月分の雨量を

降らせています」とのことです。

 

地球全体が異常な気候変動になっているとのことです。

 

元安川

 

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iPhoneに「友達を探す」という機能が付いてから10年以上「探す」を愛用しています。最初は友達だけでしたが、そのうち、タブレット、イヤホン、時計、財布や鍵も探す対象となりました。妻に対しては帰宅が遅れてもいちいち連絡の必要がなく便利ですし、他人とは待ち合わせの時間帯のみの位置共有をします。最も使うのはイヤホンとスマホで、これはメートル単位で方向まで示してくれるので便利です。スマホはスマートウォッチで探します。
工場長様

アプリ「探す」機能で、浮気もオチオチできなくなった感じですが、
鍵、財布・・・はインターネットに繋がっていないのに、どうやって探すのですか。
教えてください。
鍵、財布を落として、酷い目にあったことがあります。

私は個人情報で隠したいものが何一つなく、そういう秘密を持てる人を羨ましく思っています。財布や鍵などApple製品でないものを探す場合は、AppleのAirTagというものを付けます。同様の製品でもっと安いものもあります。

https://www.apple.com/jp/airtag/

工場長様

AirTagでいいのでしたよね。
すっかり忘れていました。
ありがとうございました。

2024年7月12日 (金)

これも絶滅危惧種?

国家資格を持っているのですが、大分以前から講習と⚪︎✖️式の考査を

3年毎に受けなくてはならなくなりました。

考査は簡単と言えば言えますが、日々進化、複雑化する技術、法律の

理解を徹底するための制度のようです。

その昔資格を悪用した先輩がいて、こうした考査が必要になったと

いう経緯があるようです。

 

考査では○✖️をつけるために、鉛筆と消しゴムが必要になります。

鉛筆と消しゴムなんて最近は使ったことありませんから、引き出しを

引っ掻き回して大騒ぎです。

あることはありましたが、昔鉛筆の後ろに消しゴムが付いているのが

見つかりません。

 

ロフト、ハンズに行ってももうありません。

そもそも鉛筆、消しゴムなんてのは、このデジタル化時代にあっては

絶滅危惧種になりつつあるようです。

 

鉛筆と消しゴムを持っていこうと覚悟していたら、

「TSUTAYAに行けば、あるのではないでしょうか」と教えてくれました。

シャープペンシルの後ろのキャップを外せば消しゴムが付いている

のがありました。

商品名はZEBA tapliclipです。

税込110円でした。

Img_0068

Amazonでも売っていました。

 

デジタル化時代はどんどん古い物は不便になる?、便利になる?

のでしょうか。

 

元安川

 

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消しゴムは100均で、またイオンで買います
こちらの町内会ではアンケートや申請書類を集める時は、Googleフォームなどを使ってQRコードを配布し、スマホで回答してもらうことが多くなりました。一応、紙の解答用紙も配りますが、高齢者にもスマホは普及しているので、大半はスマホでの回答で、こちらとしては費用も手間もかからず集計まで自動的に行われるので便利です。今や90歳以下はスマホを前提にできます。

また個人的には手書きでチェックするような時は、消せるボールペンを使っています。
https://my-best.com/6834

やまお様

100円ショップとは気付きませんでした。
今度そんな時には行ってみます。
ありがとうございました。

工場長様

一番遅れているのは国かも知れませんね。
老人ではなくて。

2024年5月25日 (土)

太陽フレアとアフリカの細菌・・・・・・

先日テレビでアメリカでも、北海道でもオーロラが見られたと報じていました。

それは太陽フレアという現象だというとのだとのです。

私の友人はオーロラを見にフインランドまで見に行ったとか言ってました。

そんな大変なことをしなくとも、日本でもオーロラを見られたというのです。

Img_9926

かなり前になりますが、地球の温暖化は過剰なCO2によるのでなく、

太陽の活動によるのだと太陽の活動を研究している学者が言っていましたが、

そのお時はそうかもしれないなー、ユニークな説をいう人がいるもんだと思っていました。

 

改めてフレア現象は何?と調べて見ると

「地球に光や熱をもたらす太陽の

その表面で大きな爆発「太陽フレア」が起きることがあります。

太陽フレアが発生すると、X線などの電磁波や、電気を帯びた高いエネルギーを持つ粒子などが放たれ、全地球測位システム(GPS)や通信、人工衛星、電力網などに障害を及ぼす恐れがあります。

太陽フレアは太陽の活動が活発になったときに起きやすく、次は2025年ごろに活発になると予想されています。」と書かれていました。

 

今年は2024年ですから、ちょっと早く起こったと言えそうです。

 

「地球温暖化を避けるために、脱炭素をしなければいけない」というのはいいことだと思いますが、

地球温暖化を研究している私の友人は「地球温暖化による最悪のシナリオは、アフリカの地面の温度が1℃でも上がることで、

美知の細菌、ウイルス・・・が大量発生し、コロナ禍のような現象が起こることが懸念される」と言っていました。

 

それは大変です。

私から見れば、どうもこれはかなりリアリティーがあるように思われます。

嫌ですねー

 

元安川

 

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2023年12月27日 (水)

月で生活する・・・

 

先日の日経新聞に「月で生活・・・」の特集が載っていました。

 

もう10年以上前になりますが、

私の友人が修士論文で「月で生活するための建物を作る」ことを取り上げたいと言ってましたが、

あまりにわからないことが多く、結局止めてしまいました。

そんなことは当分夢物語だろうとは思っていましたが、

なんとその可能性について日経新聞が特集していたのです。

 

まず1番の「水」問題ですが、最近になって月を周回する衛星が南極に豊富な水があることを発見し父のことです。

これが契機になって一気に研究が進んだようです。

 

建物を作ることについては、

月の砂を使って3Dプリンターで作るというのです。

3Dプリンターは地球から操作するというのですから面白そうです。

水はありますし、必要な電力は太陽光パネルで発電すればいいわけです。

日本でも大林組等が研究しているそうです。

 

と、ここまで書いて、ネットで検索してみましたら、

今年2023年1月19日のNHKのクローズアップ現代で、

「あなたも暮らす 月面都市の全貌」

https://www.nhk.jp/p/gendai/ts/R7Y6NGLJ6G/schedule/

という番組で最近の研究状況を報じていました。 

Img_9550

 

「月に住む」ことが一気に現実味が出てきたようです。

 

「月の表面積(3793m2)は地球の表面積の7.4%に相当し、アフリカ大陸とオーストラリア大陸を合わせた面積よりもわずかに小さい」

とのことです。

 

こうなると所有権等の法律は、どうなっているのか気になりますが、

1967年に宇宙条約が発行しているようです。

それでも早いもの勝ちというところはあるようですし、

曖昧な部分も多いようです。

 

いずれにしろ、さっさとロシアやイスラエル等のような戦争なんかやめて、

月に移住することを、もっと真面目に考えて欲しいですね。

 

地球の異常気象はさらに深刻になりそうだし、

コロナ禍のような未知の伝染病もさらに出てきそうだし・・・

 

元安川

 

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2023年8月27日 (日)

スケると見える化された世界

 

東京ドームシティーの一角にあるギャラリーアームで開かれている「スケスケ展」を、娘のところの孫たちと一緒に見に行きました。

「スケると見える化された世界」です。

娘がセブンイレブンで前売り券を買ってくれました。

どんな展覧会か予想できず、全く期待はしていなかったのですが、

意外と楽しめました。

 

殆どが母親と小学校低学年くらいまでの入場者でしたが、

普段身の回りにある見えない部分はどうなっているという疑問に答える展示会でした。

人間の骨格を動かして見せることに始まり、

透明のグランドピアノでは、音が出る仕組みを見せるとか、

動物の骨格のゾーンではひきがえるの骨核に仕切りのガラスにカエルが映されていると思ったら、そのひきがえるがピョンと飛んだりとか、

フォミュラーカーが部分毎にバラされ、エンジン、ハンドルの操作の様子が見えるようになっているとか、

スマホの中身の拡大像があるとか、

東京ドームのテントの大屋根を支えているのは、室内の気圧を3%高くしているだけだとかの、

「なぜ?」、「どうして?」、「どうなっているの?」といった子供達の好奇心に応える、

刺激する展示には様々の工夫がされていました。

Img_7612_20230823111001

子供にとっては説明書きがよく理解できなかった部分もあったようですが、

この展覧会は「スケる化する技術を使って、見える化された世界を、芸術にまで高めた」

とも言えそうです。

 

敢えていえば、草間弥生氏の作品「表面に大きな⚫️が描かれたカボチャ」に、

不思議な世界の美しさを感じるのと通じるかもしれません。

 

元安川

 

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2023年8月 5日 (土)

水素+ロータリーエンジン+EVは?

先日の日経新聞に

「水素を使ってのロータリーエンジンをEVの発電機にするというモデルをマツダが開発した」

との記事が載っていました。

 

バッテリーを使ってのEVより安いということが条件でしょうが、

面白いアイデアだと思いますが、いかがでしょうか。

とのことを友人にお聞きしましたら、

数回の議論あと、最近友人から下記のような返事をいただきました

*****

水素エネルギーによる自動車への利用についての議論では、殆んど語られていない、極めて重要な欠点が存在します。その一つが、水素の取り扱いの難しさと、水素充填ステーションの限定性です。

電気どころか、水素はガソリン以上に取り扱いが難しく、特殊な水素ステーションでしか充填できません。

現状でもガソリンスタンドは減少の一途を辿っていますが、水素ステーションの設置にはガソリンスタンドの数倍のコストがかかるという事実があります。

また、多くの人々が、水素の充填時間が短いという点をEV(電気自動車)に対するメリットと思い込んでいますが、これも大きな誤りです。

水素の充填は確かに数分で終わりますが、その前後には水素を圧縮し冷却する必要があります。これにより、一つのステーションが一時間に充填できる車両はせいぜい2〜4台程度に限定されてしまいます。

それだけでなく、この充填プロセスだけでも消費するエネルギーは、一台のEVを満充電させるのに必要な電力と同じ、もしくはそれ以上となります。

つまり、水素の生成から貯蔵、運搬に至るまでに既に大量のエネルギーを消費し、さらに充填という最終工程だけでもガソリンやEVと比較すると膨大なエネルギーを必要とします。

仮に水素の生成や運搬や貯蔵が無料だとしても、現在の技術水準では、それを自動車の駆動エネルギーとして使用するメリットはないと言えます。

この事実を考慮すると、トヨタがEV より水素自動車の開発に注力している真の目的は、

これまでもブログに書いて来たと思いますが、政府の補助金を活用し、

電気自動車の普及を遅らせるため、という結論に至るのは必然と言えるでしょう。

*****

水素+ロータリーエンジン+EV

というコンセプトは絶望的だといえそうです。

広島の宝というだけでなく、世界の宝とも言えるロタリーエンジン

を生かす技術はありませんかねー・・・・・

 

元安川

 

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ロータリーエンジンは自動車の駆動装置としては極めてハードルが高いと思いますが、広島市では秋葉市政下で下水道を使った発電でロータリーエンジンを使う技術を開発していました。こうした利用には可能性があると思います。
https://www.pref.hiroshima.lg.jp/uploaded/attachment/18372.pdf

工場長様

下水道でのロータリーエンジンを使用するなんて、素晴らしいことですね。
広島市はこの技術を全国に広めてほしいですね。

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