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震災復興

2016年4月22日 (金)

鎧兜・建築の耐震化

熊本、大分の地震、
16日朝未明に起こった震度7の地震の後も、更に大きな地震が起こり、
今に至るも、揺れは収まっていない。

崩れた建物の下敷きになったり、土砂崩れに巻き込まれて亡くなった人は48人を超えた。

防災拠点となっている施設に入りきれず、
止むを得ず、車の中で寝泊まりし、エコノミー症候群で亡くなった人いる。

なんとも痛ましい。

防災拠点として指定されていた公共施設が壊れてしまって、
避難もできないということもあるようだ。
宇土市役所はグズグズに壊れてしまったことも報じられている。

公共施設の耐震化は、極めて必要なことだと、
改めて感じる。

広島県の耐震化率は73%と、実は全国で最も低いのだという。
警察署は 44%と特に低い。

広島では安芸灘地震もあったが、
どうも広島県の耐震化率の低い理由は、
広島県は極めて地震が少ない地域だと、県民の殆どが思っているからのようだ。
そう思うのも無理はない。
広島県は地震保険も1等地として最も安い地域に指定されている。

尾道市役所は震度6以上だと壊れるということで、
建て替え、3年後には竣工することにしているという。

建て替えができれば、それはそれでいいが、
県庁に隣接する広島中央署のように、
既存の建物の外壁に太い鉄骨の柱、梁を抱かせ、
大きなブレースをつけるという耐震化工事の手法である。
こうした技法によれば、工期も短く、工事費も安くできるはずだ。

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これはこれで格好いい。
まあ武士が鎧兜を付けたようなもんだ。
鎧兜にも色々ある。
どんな鎧兜を付けるのだろうか。

広島市、広島県でも、
公共施設の耐震化工事は喫緊の課題として取り組むべきだろう。

元安川

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東大の地震研究御用学者達は莫大な研究費を使いながら36年間予想を外し続けている。大地震の確率が90%近い地域では大地震は起こらず0から数%という地域でばかり大地震が起きるということが30年以上続いているのだ。
その当たらない予想に基いて耐震費用も配られており東大の地震研究者こそが大地震の被害を拡大させていると云わざるをえない。

投稿: ドクター | 2016年4月22日 (金) 08時53分


今回の地震で、震度7が続いた事、耐震化した建物も壊れていると聞きましたが。
大きな地震を経験した建物は、確認しないと使えないってことになりませんか。
現在行われている、窓枠での耐震補強を信じて良いものかとも思います。
耐震設計は、横揺れには強そうですが、直下型地震での急激な縦揺れにどこまで耐えれるのか疑問です。
一瞬にして縦に動くことで、建物自体が縦に動くのでなく、自重が仇になって、下層部で急激な歪むが生じて圧縮破壊するのではと思います。
地下からの衝撃波に本当に耐えれるのか。
建物の下で爆発的な力を加えての実証実験ってやったことあるのでしょうか?
阪神淡路大震災で、高速道路の橋脚が圧縮破壊しているように見えたのは、私の勘違いなんでしょうか。

投稿: やんじ | 2016年4月22日 (金) 19時25分


ドクター様

震度7以上の地震が2度もあるとか、
範囲が熊本から大分まで広がっていくとか、
これまで経験したことのない現象だといって、
専門家もお手上げ状態のようですが、
阪神淡路大震災も東日本大震災も、全く予知できなかったのですから、
何を今まで研究してきたのかと、言いたくなりますね。
だからと言って、研究を止めるべきだといえないのも、辛いところです。
しかし国土強靭化計画として、数十mの高さの防波堤を造るのは、なにかおかしいように思います。
市民としては、ともかく「逃げる」のが、ベストなようですね。

投稿: 元安川 | 2016年4月23日 (土) 11時13分


やんじ様

国は「耐震性が確保されているとは、昭和 56 年の建築基準法改正に伴い導入 された現行の耐震基準を満たす、ということです。この耐震基準は、震度 5 強程度の地 震に対しては、ほとんど損傷を生じず、震度 6 強程度の地震に対しては人命に危害を及 ぼすような倒壊等の被害を生じないことを目安にしたものです」
とのことだそうです。
今回のように震度7以上の地震が2度も起こるとか、
震度1以上の地震が800回を越えるとかは想定していないようです。
今回の経験を元に、耐震化工事の基準がさらに厳しくなるのでしょうね。

それでも、想定を越えた地震が起こるというのが、
自然の怖さでしょうね。

投稿: 元安川 | 2016年4月23日 (土) 11時27分

2015年9月13日 (日)

鬼怒川 決壊シミュレーションと「逃げる」

9月10日、昼頃
鬼怒川の堤防が決壊し、
常総市の1/3の地域が浸水した。
25名が不明、1700名近くが孤立しているという。

決壊したのが昼頃ということもあり、
どのTV局も、予定の番組を全て止め、ヘリを飛ばし、現地から中継していた。

電柱にしがみついていた男性が、自衛隊のヘリにより救助されていた。

東電は感電しないようにと、
送電を停止しているという。

中部地方に上陸した台風18号が高気圧に阻まれ、停滞したこともあり、
鬼怒川沿いに、南から北に縦に移動する雨雲が数日続き、
この2日間で、上流は600mmを越える豪雨が降ったことで、
50年に1度という大雨が降つたことによるのだという。

国土交通省では、ほぼ全く同じ地点での決壊、洪水の範囲を予測したシミュレーションがされていたという。

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シミュレーションの精度の高さにも感心するが、
それが上手く活用されなかったとは・・
ちょっと理解できない。

まあそれにしても、
50年に1度という確率かもしれないが、
大雨による洪水は起こるということは、
「想定内」だったというわけだ。

50年に1度というのは、
明日かもしれないというのは、
またおかしな話だ。

今回の決壊は、堤防を乗り越えた水が、堤防の背後から堤防を崩したという。
堤防が後ろから崩れるなんてことは、初めて知った。

自然災害は、想定を越えたレベルで起こるということも、東日本大震災で思い知らされた。

その昔、太田川がよく氾濫したころは、
各戸は小さな舟を天井に吊るしていたという。

明日かもしれないことに対しては、
堤防を高くし、より強固にすることも必要だろうが、
それよりもまずは、
命あってのもの、
ともかく「逃げる」ための備えをしておくことが必要かも知れない。

元安川

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50年に1度とは、50年の間には少なくとも1度は起こりうるだろうということですから、50年毎に1度と勘違いされている人も少なく無いですね。それと2度あるかもしれませんね。
昨年の広島市の大災害では、広島市の対応が問題???になりましたが。(ならないようにされたみたいですが)、今回の堤防の決壊では、常総市がまったく情報を出していなかったと問題になっているようですね。
国土交通省がどんなにシュミレーションをしようとも、大都会でないので対策はかなり後回しにされていたのでしょうね。東京都では、莫大なお金をかけて洪水対策はやっていますね。
国土交通省は、広島市の堤防が決壊したときの被害のシュミレーションを30年くらい前にやっています。たしか、福屋の辺で広電の屋根くらいまで高さまで浸水すると。そのために堤防のかさ上げをやっていますが、30年以上経ってもまだ完成していないですね。12日の中国新聞には工期を5年延長と書かれていましたから、50年に1度の大雨と高潮が同時にあったら、広島市は水没するかもしれませんね。
また、堤防が決壊した時の避難対策は、できているのでしょうか?
まあ、やっていないでしょうね。

投稿: やんじ | 2015年9月13日 (日) 05時34分


何十年に一度の確率など聞いても何の意味もありません。
予知というのは数日内の予想でなければ意味はありません。
地震にしても噴火にしても「予知は出来ない」ことを、学会も認めているのに、あたかも、それが可能かのようなことを言い莫大な予算をとっている。
防げないものにお金を使うより、起こった時にどうするかにお金も知恵も使うべきだと思う。

投稿: 予報士 | 2015年9月13日 (日) 12時06分


やんじ様

広島の場合は、
50年に1度の大雨と高潮が同時にくるというのは、
充分ありえますね。

数年前には台風19号と高潮が同時にきて、
酷い目にあいました。

台風と大雨と高潮が同時にきたら、
どうするのでしょうか。

100年に1度かもしれませんが、
それは、明日かもしれませんね

投稿: 元安川 | 2015年9月13日 (日) 12時52分


予報士様

予報はできるが、
対策がてきていない、
起こってしまったことの後始末ができない、
ということでは、まさに「頭隠して尻隠さず」ですね。

何事も起きたら、どうするか、
という視点から、
考えておくことは必要ですね。

投稿: 元安川 | 2015年9月13日 (日) 12時56分


予報士様。
よこから失礼します。
もし、ご気分を害されたなら、誠に申し訳ございません。
気象庁も国土交通相の一部なので、50年に一度となると、災害が起こることを国民に知らせる予知のように感じます。それも目的なのでしょうが。
何年に一度は起こるであろう自然現象の大きさは、主として災害対策の工事設計のための要素ととして使われます。
雨量では、流域にどれだけ降るかで、ダム、砂防ダム、堤防などの災害対策施設の規模を決めます。ご存知だとは思いますが。
今回の鬼怒川の堤防決壊は、設計時の予想雨量を大きく上回ったことが、原因のようだと報道されてました。
しかしながら、地方行政にはこの設計時の予想最大雨量を知らないのではと思います。
現場を見て、ヤバそうと判断するのでなく、水位がどれくらいになったから危険だと判断するのでなく、気象予報の雨量から、設計時の予想雨量を上まりそうなら、早めに非難勧告を出す必要があったと思います。今の予報なら数時間前に予想されているのですから、非難できる時間は十分にあると思います。
後は、行政にそれを判断できるだけの能力があるか、住民はそれが外れても行政に責任を求めない、相互の信頼関係があるかだと思います。

投稿: やんじ | 2015年9月13日 (日) 14時36分


やんじ様、予報士様

横からの意見、
ありがとうございます。
大歓迎です。
どんどんやってください。

地震の予知が全くできていないというのは、
たしかですね。
だからこそ、予知できるようになって欲しいですね。

天気予報が急速に発展したのは、
その観測技術によって、より見える化ができたからだろうと思いますが、
地震については、そこが「見えない」からによるのだろうと思います。
地面の下が「見える化」できれば、
地震予知もかなり可能になるように思いますが、
そのためにも早急に
「見える化」の技術を進歩させて欲しいですね。

投稿: 元安川 | 2015年9月13日 (日) 17時21分


川の氾濫について言えば、間違っているのは治水に対する考え方です。

もともと広島もそうですが、関東平野のような広大な平野も河川の泥が洪水でもたらされたものであり、それを堤防だけで洪水を防ぎ、浚渫をしなければ、川底が上がり、氾濫しやすくなるのは当たり前のことで、挙句に天井川と言われるほど高い川が日本中にできています。

海外では洪水を力ずくで止めるのではなく、洪水は自然に起こるものであり、ある意味では必要なものとして受け入れ、洪水の時に上流から警告を出すこと、洪水の被害を補填するための保険が整備されていることなどの対策に資源を集中しています。

地震や噴火より遥かに予測の簡単な洪水でもそうなわけで、ましてや地震予知や噴火のように、おそらく数百年では予知など出来ないと専門家が言っているものに、今この時点で大きな予算を付けることは明らかな間違いです。

投稿: 予報士 | 2015年9月13日 (日) 19時28分


予報士様

広島の中心市街地は、太田川の運んできた土砂でできたデルタの上にできているわけですから、
いつまた水没してもおかしくないといえますね。
そうしたことに、
もっと素直に対応することが必要なのでしょうね。

投稿: 元安川 | 2015年9月14日 (月) 09時29分

2015年2月28日 (土)

広島と福島を結ぶ講演

「ひろしま・ふくしまを結ぶワンコインシンポ」第3回が行われます。

東京電力福島第一原発の大事故から4年。『なんだか、ずいぶん前のこと』『もう、大丈夫なんでしょ』・・・本当にそうですか。福島では、いまだに外遊びの時間を制限している保育園があること、知っていますか?お母さんの願いは、ただ一つ。どこのお母さんも同じです。共有しませんか、福島のお母さんの、口に出せない不安、『他人事ではないのだから』と、私たち一人一人が考えるために。ここから、きょうから、もういちど。

題名:わたしたちの守りたいもの。
日時:2015年3月1日(日)13:30〜16:00
会場:広島国際会議場B2 大会議室「ダリア」
住所:広島市中区中島町1-5
電話:082-242-7777
講師:ふくしまの西嶋伸子さん
   ひろしまの秋葉忠利さん
   ひろしまのアーサー・ビナードさん

内容:3人の講師の講演(20分)、講師によるディスカッション、質疑応答
前売券:500円(当日は+100円)
主催・お問合せ:福島と広島をつなぐ第4土曜日の会  TEL:082-961-5770

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2014年12月22日 (月)

ふくしま被災地まち物語

震災以来、広島から被災地を支えているボランティア団体からのものです。

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東日本大震災からもうすぐ4年。私たちが復興支援活動として取り組んできた「東北まち物語紙芝居化100本プロジェクト」で制作し続けてきた被災地の紙芝居も130本近くになろうとしています。

そして、5年目を迎える3月、これまでの活動の集大成と新たなスタートに向けて、「ふくしま被災地まち物語7DAYS」を東京で開催することになりました。

開催にあたっての最大の悩みは、紙芝居の語り手である福島の被災者の方を招く旅費が足りないことです。

紙芝居は、語り手がいないと演じられません。無事東京に招いてイベントが成功するよう、協力者を募集しています。

紙芝居の読み手さんは、今もなお仮設住宅での生活を強いられている方が多くおられます。

そんな方々を東京に招き、「あの日、福島で何が起きたのか、今はどうなっているのか」を被災者自らの声で発信していただきたいと思います。その旅費を確保するため、クラウドファンディングに挑戦することにしました。

本趣旨をご理解いただき、ファンドへのご支援と、この情報の拡散にご協力いただければ幸いです。

どうぞよろしくお願いします。

(クラウドファンディングの詳細は以下のホームページを御覧ください)
https://readyfor.jp/projects/machimonogatari_tokyo7days

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2014年11月19日 (水)

枯れたバラの花と3・11

友人の元テレビキャスター のマヤ・ムーアさんが
「The Rose Garden of Fukushima」という本を出版された。

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私に乾杯の音頭をという事だったので、下記のような内容の祝詞を述べさせていただいた。

「mayaさん「 The Rose Gaden of Fukushima」
出版 おめでとうございます。
この本の出版に努力してこられた関係者の方々、お疲れ様でした、
そしてありがとうございました。

もう1年半くらい前になりますが、
あるパーティーでmayaさんにお会いしたとき、
綺麗なバラの花の写真を見せていただきました。
でも、
今はここに写っているバラの花は全て枯れてしまっていますといわれ、
いささかびっくりしました。
よく聞けば、ことバラの花の咲いていたバラ園は福島原発のあるあの福島県双葉町にあるとのことで、
3.11の事故以来、誰も世話をする人がいなくなり枯れてしまったということでした。
そのバラ園の悲惨な今の様子を撮った写真も見せていただきました。

このバラ園では、かっては750種類のバラが咲き、年間5万人の来園者がいたそうです。
ここまで育ててきたバラ園の岡田秀勝さんの無念はいかばかりと推察されます。
悲しいバラの花の物語がそこにありました。

この物語を本にすることは、
原発事故がいかに悲しい結果をもたらすかということについて、
大変スマートなメッセージです。

絶対本にして出版すべきだとお勧めしました。
「そんなに簡単に本になるかしら?」ということでしたが、
「絶対になる。本になるまであがけばいい。それだけの価値はある」
「あがいてください」
とお願いしました。
随分と「あがいた」ようですが、
今日ここに目出度く出版記念パーティーを迎えることができました。

今回は英語版ですので、より広く、世界にその思いを伝えることができるだろうと思っています。
普通の日本人にはなかなかできないことです。
それをmayaさんはやってくれました。
この本はアマゾンでも買えます。
http://www.amazon.co.jp/Rose-Garden-Fukushima-MAYA-MOORE/dp/4418142363
私も広島の人達にも、是非この本を紹介したいと思っています。
世界の人々の皆に、読んでいただきたい本です。

出版を祝い、そしてあの素晴らしいバラ園の復活を願ってして乾杯したいと思います。
ご唱和ください。

乾杯!」

元安川

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2014年11月 3日 (月)

トモダチ作戦で被ばく、米国での東電訴訟を連邦地裁が認める

「10月30日(ブルームバーグ):2011年に起きた東日本大震災の救援活動に従事した米海軍の兵士らが、東京電力 の福島第一原子力発電所の事故で被ばくしたとして損害賠償などを求めている問題で、米カリフォルニア州の連邦地裁は同州での訴訟を認める判断を下した。 
東電は司法権の問題を理由に米国での集団訴訟ではなく日本での審理を求めていたが、サンディエゴ連邦地裁のジャニス・L・サマルティーノ判事はこれを退けた」
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NE9J516JTSEC01.html
との記事があることを、友人が教えてくれた。

私は裁判のことについてはよくわからないが、
この記事を読むと、
まだ判決が出たわけではなく、これから裁判をするとのことを決めたという段階のようだから、
これからどんな判決がでるかわからないし、
途中で和解するかもしれない。
それにしても、
新聞、テレビで見聞きするアメリカの裁判例からみても、
「not guilty」として、無罪放免になるとはとても思えない。
判決が出るのも日本よりはるかに早いだろうと思う。

国内でも
「東京電力・福島第一原子力発電所の事故をめぐり、
東電の経営陣を相手取った「株主代表訴訟」と、東電役員や国の幹部、学者らに対する「刑事告訴」が、起こされている」
という。

国内だけでも大変なのに、
とうとう国際問題にまでなってしまったのだ。
福島原発事故問題が、
東電にとっても、日本国にとっても、より大きく、より複雑で、厄介な問題になったことだけは確かだろう。

元安川

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「放射性物質は無主物で誰のものでもない」「土地と符号」
裁判所がこんな屁理屈を使うような国では誰も裁判をしないだろう。
どんな先進億でも、もちろんアメリカでも通用するわけがない。


放射能はだれのものか。それが日本の裁判所で争われた。
2011年8月、福島第一原発から約45キロ離れた二本松市の「サンフィールド二本松ゴルフ倶楽部」が東京電力に、汚染の除去を求めて仮処分を東京地裁に申し立てた。

――事故のあと、ゴルフコースからは毎時2~3マイクロシーベルトの高い放射線量が検出されるようになり、営業に障害がでている。責任者の東電が除染をすべきである。

対する東電は、こう主張した。

――原発から飛び散った放射性物質は東電の所有物ではない。したがって東電は除染に責任をもたない。

答弁書で東電は放射性物質を「もともと無主物であったと考えるのが実態に即している」としている。

無主物とは、ただよう霧や、海で泳ぐ魚のように、だれのものでもない、という意味だ。つまり、東電としては、飛び散った放射性物質を所有しているとは考えていない。
したがって検出された放射性物質は責任者がいない、と主張する。

さらに答弁書は続ける。
「所有権を観念し得るとしても、既にその放射性物質はゴルフ場の土地に附合しているはずである。つまり、債務者(東電)が放射性物質を所有しているわけではない」
飛び散ってしまった放射性物質は、もう他人の土地にくっついたのだから、自分たちのものではない。そんな主張だ。
決定は11年10月31日に下された。裁判所は東電に除染を求めたゴルフ場の訴えを退けた。

ゴルフ場の代表取締役、山根勉(61)は、東電の「無主物」という言葉に腹がおさまらない。

「そんな理屈が世間で通りますか。無責任きわまりない。従業員は全員、耳を疑いました」

11年7月に開催予定だった「福島オープンゴルフ」の予選会もなくなってしまった。通常は年間3万人のお客でにぎわっているはずだった。
地元の従業員17人全員も11年9月いっぱいで退職してもらった。
「東北地方でも3本の指に入るコースといわれているんです。本当に悔しい。除染さえしてもらえれば、いつでも営業できるのに」

東電は「個別の事案には回答できない」(広報部)と取材に応じていない。

投稿: 源氏 | 2014年11月 3日 (月) 07時24分


おいトモダチだろ
友達のふり作戦ですたw

投稿: トモダチ | 2014年11月 3日 (月) 08時11分


アメリカ人はパシリを友達と呼ぶのか

投稿: パシリ | 2014年11月 3日 (月) 08時14分


日本にトモダチはいない。
第7艦隊を出動してもらう為に 後で2兆円支払った。
結局、国を守る気のない政治家や公務員ばかり居るから外国の軍隊に金ばっかしむしり取られている

投稿: 阿部 | 2014年11月 3日 (月) 09時21分


「友達作戦」なんて名前に騙されて喜んでいた日本人がバカだってことだ。
広島・長崎で原爆を落として 一瞬で何十万人も焼き殺し、何百万人も後遺症で苦しんでいるが、賠償どころか謝罪すらしていない 。
そして戦後70年経っても日本を占領し続けている。
これがアメ公の本性。

投稿: 鬼畜米英 | 2014年11月 3日 (月) 10時02分


フランス製の汚染水除染フィルターの価格は一枚1億円で買っていたが
同じものをを東芝が作ったら一枚100万円ということ。
世界中からカモネギにされてる日本。

投稿: 源氏 | 2014年11月 3日 (月) 10時42分


自分でコーヒーをこぼしても、そのコーヒーが熱すぎたと店に賠償を求めるような国ですよ。
米国企業ですらやられることのあるほどで、日本企業はやられっぱなしです。
どうやっても植民地が占領国にかなうわけがない。

投稿: メリケン | 2014年11月 3日 (月) 11時01分


源氏様

判決の内容をネットで調べてみると、
「東京地裁はその訴えを却下した。その理由はおおむね除染は国や自治体がすべきであり、実際の汚染も低い値の為にゴルフ場の営業再開は可能だ」
ということのようですね。
しかし現実は、ゴルフ場の営業は再開されていないようですし、
当然従業員は全員解雇されたままのようですね。
ゴルフ場側は上告はしなかったのでしょうかね。

いずれにしろ酷い裁判ですね。

投稿: 元安川 | 2014年11月 3日 (月) 12時02分


トモダチ様

「友達でもいうことはいうよ」
ということでしょうね。

投稿: 元安川 | 2014年11月 3日 (月) 12時07分


パシリ様

彼らには、そんな意識はないのでしょうが、
日本人からみると、そう思いたくなりますね。

投稿: 元安川 | 2014年11月 3日 (月) 12時12分


阿部様

湾岸戦争では、日本は結局135億ドル支払ったようですね。
米軍へのおもいやり予算もありますし、
膨大な額のお金を払っていることは確かですね。
そうした費用の妥当性の判断がかなりいい加減になっている感じはありますね。

投稿: 元安川 | 2014年11月 3日 (月) 12時23分


鬼畜米英様

アメ公、鬼畜米英、
随分懐かしい言葉ですね。

投稿: 元安川 | 2014年11月 3日 (月) 12時31分


メリケン様

そうですね、
日本は西部劇のアメリカンインディアンのようにはなりたくありませんね。

投稿: 元安川 | 2014年11月 3日 (月) 12時39分


トモダチの歴史

インディアン大虐殺(アメリカ大陸はイギリスの凶悪犯罪者の流刑地。アメリカ人=凶悪犯罪人の子孫)
日本への各都市への大空襲で100万人虐殺。富山では99パーセントが空襲により焼失
東京大空襲では2時間で12万人の民間人の虐殺世界新記録
原爆という無差別大量破壊兵器で10万人単位の市民を一瞬で大量大虐殺。日本人を使った原爆の人体実験
フィリピンで60万人大虐殺
無実のイラクへの言いがかり攻撃
ベトナム戦争では大量に枯葉剤で自然大破壊。ナパーム弾を使用し虐殺

投稿: 黄猿 | 2014年11月 3日 (月) 13時16分


黄猿様

イスラム国、十字軍、
自分達は正しいことをしていると信じ込むことの怖さを、改めて感じますね。

投稿: 元安川 | 2014年11月 3日 (月) 13時39分


アメリカの軍隊が、東電のそれも外国の企業の情報で行動するのはおかしなことですよね。
アメリカ軍は、核兵器や化学兵器への対応はできているのでは。
アメリカ軍は、独自に現場の放射能汚染を調査して、安全であると判断してから行動するのが常識ではないでしょうか。軍隊なんですから。
東電の放射の汚染の数値だけで行動すなんてありえないですよね。軍隊なんですから。
アメリカの軍の兵士は、自分たちの上官を訴えるのが、筋ではないでしょうか。
放射の汚染地域に、防護服なしで活動させたのですから。
東電の数値だけで判断して行動させたのは、司令官の大きなミスです。
自分たちが得た情報で、作戦を立て行動する。軍隊として常識ではないでしょうか。
そうでないのなら、アメリカ軍は組織として最低になりますね。

投稿: やんじ | 2014年11月 3日 (月) 14時04分


やんじ様

兵士が被ばくし、被害を受けた、とするなら、
兵士はトモダチ作戦の実行を決めた上司、軍、国を訴えるべきでしょうね。
それが原発事故を起こした東電、日本を訴える、というのがアメリカらしい発想ですね。
誰からなら、お金が取れそうかという計算がベースにあるように感じますね。

投稿: 元安川 | 2014年11月 3日 (月) 15時34分

2014年10月28日 (火)

友人からのコメント

このブログに、19号台風の件、八木の土砂流の件について書いたところ、
友人から下記のようなコメントを頂きました。
大変示唆に富む内容であり、
彼の承認も頂くことができましたので、「麦」さんとして掲載させていただくことにしました。

♤♧♡☆

JR西日本の分社化はどうかわかりませんが、広島市内にある公共交通、なかでも
バスと軌道は統合してほしいものですね。
いきなり会社統合といっても難しいでしょうが、運行管理と収益配分を統合的に
行うような機関をもつ、というのはどうでしょう。それも難しいでしょ うね。
何10年もいわれていることではありますが、なにか、よい統合のシステムはない
ものでしょうか?

ところで、八木の土石流のコメントで、リスクに関する少し疑義のある内容があ
りました。
たとえば気のついたことを思い出すと、

○源氏さんでしたか、自動車事故の死傷者数と東日本の2万人などを列挙した指
摘がありましたが、自動車事故100万人というのは「死傷者」であっ て2万
人に比較すべき死亡者は年間5000人ほどのはずです。数字は一人歩きしやす
いので、注意が必要ですね。

○さらに、1mSvの放射線被曝の影響を自動車事故と同等というふうに言及され
ていますが、質がまったく異なるリスク(いうならば急性か慢性かと いったよ
うなこと)であるうえに、そもそもリスクの許容度の判断条件となる「それに伴
うベネフィットを誰が享受しているのか」という点が本質的に 違うので、この
言及も穏当ではないと思います。

○こういった論は、非常に気になります。

これに関連して、
○どなたかが台風19号のところで紹介されていたオーストラリアとベトナムの
件は、本当ならすごく参考になる例ですね。これは、よく調べてみよう と思い
ます。

○ただそれにもかかわらず、ほかの方だったかもしれませんが、想定外、想定内
といった言い方や、計画確率雨量などがでてくるのは、それが管理者側 の便宜
的な割り切りだということを忘れていないかと、気になります。リスクには、い
わゆる閾値はないし、1年確率からそれこそ100万年確率ま で、ずっと連続
していて、問題なのは、住民にとっては、どこかの閾値のところでいきなり災害
が発生するのではない、ということを思い起こすべきで す。

○防災土木は、あえてこの閾値を日常のなかに持ち込んでしまう、というところ
に問題があるのではないでしょうか。100年確率雨量で整備した堤防 は、そ
の計画雨量まで平常の生活を保証してくれるのですが、それ以上の雨が降って破
堤すると、まさにある日突然100年確率を超えるような濁流が 押し寄せるの
です。連続性に対する感覚を失っていた住民は、これに耐えることができません。

○毎年1年確率の溢水に見舞われ、10年に一度は10年確率の浸水が発生し、
20年に一度は・・・というような連続性が日常環境で確保されていれ ば、
100年確率で急に耐えられなくなることはないし、想定内・想定外といった用
語は意味をなさなくなります。

○東日本の後もすぐに防潮堤の話題がとりざたされ、広島豪雨の後もまた砂防ダ
ムの必要性が云々されているのは、こういう姿勢にまったく逆行するこ とで、
単にこれまでの閾値をかさあげしようという論にほかなりません。

○主張すべきことは、それを応援して「国土強靭化」の勢力に加担することでは
なく、もっとしなやかで連続性の高い国土システムにもどそうではない か、と
いうことではないかと思います。そういう意味でオーストラリアやベトナムの例
をあげられたのは正しいと思います。

以上、あせっているので、言葉たらずですが、ちょっと気になった点です。

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麦さんの疑問にお答えしよう。
日本における交通事故の死者は最近では5000人となっているが、これはあくまで事故をして24時間以内の死者数である。かつては16000人を超えていたものが、下がり続けているわけだが、事故件数も死傷者数もそれほどには減っていない。つまり24時間以内に死亡する件数が減ったに過ぎない。まさに「交通事故の死者数5000人」は数字が一人歩きしている例である。

公衆の放射線被爆の被曝限度=年間に自然放射線と医療被曝を除いて年間1mSvというのは、年間に重篤な健康障害を起こす確率が日本の人口でほぼ8000人くらいなので、まぁ交通事故の死亡者数と同じような値だということで書いてみたわけだ。

放射線被曝におけるベネフィットを考えるのは自然放射線と医療被曝で、それ以上の放射線被爆をするメリットは誰にもないが、それをゼロにしようとするのも大変なので、まぁ交通事故程度のリスク(別に車に乗らなくても、普通に生活してればあるリスク)ということになる。

もっとも日本政府は、電力会社を守るためには、その20倍くらいのリスクなら国民、それも子供に引き受けさせるのだが。

投稿: 源氏 | 2014年10月28日 (火) 07時33分


麦さんがご指摘されているベネフィットを考えることは重要なことです。
福島原発の爆発後、SPEEDIの予測データを公表しなかったことを批判する人達がいますが、もしあの時それを公表していたら、どうなっていたでしょうか。
放射性プルームが関東を覆い放射性核物質=死の灰が東京に降り注ぐので、数日間は外出を控え、窓は開けないように、外出時にはマスクをするように呼びかけたとしたら、本当はそれだけで良いことが、大パニックになっていたことは想像に難くありません。
僅かに限られた人達にしか伝えられなくても品川駅がどれほど混雑していたか、新型インフルエンザの時も、デング熱の時も、他の先進諸国に比べ、日本国民だけがどれほど過剰に反応したか、考えればわかることでしょう。東京オリンピックの誘致などできるはずもなかったでしょう。
嘘も方便、本音と建て前、日本人には国民の民度によって現実的にやむを得ないウソがあるのは仕方ないことです。

投稿: 米 | 2014年10月28日 (火) 11時03分


2年ほどベトナムで働いていました。

日本の防潮堤は、安倍昭恵さんですら地域の自然と生活を壊すのではないかと疑問を呈しているほど問題のあるものですが、ベトナムの治水は洪水は防ぎきれないので受け入れる、ということが基本にあるように思いました。

メコンデルタ下流の平地の大半は低平地で洪水期という言い方をするくらい、雨季には洪水、冠水が続きます。ハノイ周辺には堤防もありますが、築堤率は低く住宅地であっても大半は無堤防です。

洪水により被害も出ますが、一方で農地には肥沃な土壌が供給され生産性の向上に寄与している面もあり、住民は洪水と共に生きることを選択しており洪水期用の居住地区なども一例です。

一つ一つの施策自体は、そのまま日本に当てはまるとは思いませんが、自然との共生を基本とする考え方は、日本も学ぶべきところは多いと思います。

投稿: s | 2014年10月28日 (火) 12時04分


昨年の交通事故による死亡者は,報道によると4373人で13年連続減少だそうです。
確かに源氏さんがおっしゃるとおり,これは事故発生後24時間以内の死者のことです。
ピーク時の昭和45年頃に比べると医療技術が進歩したからとも言えるでしょう。
負傷者は78万人あまりです。
交通事故発生件数は,62万件あまりで,平成15年頃をピークに減少しています。
それにしても数字としては極めて多いです。
私も交通事故をよく目撃しますし,交通事故防止も喫緊の課題と思います。
横道にそれてしましました。

投稿: もみじ日記 | 2014年10月28日 (火) 21時31分


源氏様

コメント、ありがとうございます。
原発に関しては、こうして市民レベルの議論を積み重ねていくことに意味がありますね。

でも、
自動車事故には保険があるのに、
原発事故には保険がないのはどうしてでしょうね。
投稿: 元安川 | 2014年10月29日 (水) 10時35分


米様

妻は私のウソを大体見破っています。
暫くしてから、じっくりとしっぺ返しをくいます。
ウソをつくというのは、難しいですね。

投稿: 元安川 | 2014年10月29日 (水) 10時39分


s様

貴重な情報、ありがとうございます。

東日本大震災の被災地区の復興計画にも、
このベトナムの自然と共生する姿を反映して欲しいですね。

投稿: 元安川 | 2014年10月29日 (水) 10時45分


もみじ日記様

自動車のITS化も大変な進化をしているそうですね。
自動車事故ゼロの実現もそう遠くないかもしれません。

原発事故ゼロは、
どうしたらそしていつ、実現するのでしょうかね。

投稿: 元安川 | 2014年10月29日 (水) 10時48分


リスクとベネフィットについて、インフルエンザ予防接種の時期ですので一言。
いつもよりちょっと重いだけの風邪を治すためにここまでのリスクを背負わなければなぜいけないのか、よく考えましょう。
ワクチンの添付文書には以下のようなことが書いてあります。

【インフルエンザ予防接種で起きる副反応】
*まれに:0.1%未満=1000人に1人はいませんけど、どうよ? すごい当選確率では無いかな・・・
*ときに:0.1~0.5%未満=1000人に1人~5人未満(200人に1人いないくらい)で、「まれに」よりも当選確率は2~5倍高い。
*上記以外=あらわれることがある

重篤な副反応
1)ショック、アナフィラキシー:「まれに」死ぬことがある という解釈になる。

2)急性の脳脊髄炎:「まれに」少し重たい風邪を予防しようとして脳炎になるかも。死ぬかも。

3)ギラン・バレー症候群:少し重たい風邪を予防しようとして神経難病の一つで血漿交換=血液全取っ替えで生き残れるかもしれないが、けっこう死んでしまう病気に「なることがある」。

4)けいれん:脳へ影響が出たと言うことだが、少し重たい風邪を予防しようとして、、、そんなもんを打つの?

5)肝機能障害、黄疸:薬剤の定番副作用。もし黄疸までいったら劇症肝炎で命が危ない。

6)喘息:誘発することがあるから、喘息持ちの人に限らず、アレルギー持ちの方は危ないですね。

7)血小板が減る:出血し易くなる。目に見えないところで(胃や大腸などで)出血が起こったら止められない。血液サラサラの薬を出されている人々は常にこの状態。だから、アンダーラインがついているのかな。この先はずっとアンダーライン付きですね。

8)アレルギー性の紫斑病:紫斑は皮下出血で、(7)と同等でもある。

9)間質性肺炎:自分の免疫で肺を破壊する。自己免疫疾患と同等で、アレルギー反応のもの凄く強い反応。抗癌剤のイレッサの副作用と同じ状態。場合によっては死んでしまう。

10)脳炎・脊髄炎:起こったらMRIで確認ということは、目で見えるような脳障害を起こす可能性があるという解釈になります。少し重たい風邪を予防しようとして。

どれにも、起こったら適切な処置を と 書いてある。どれも死んでしまう可能性があるからである。まあ、殆どがステロイド投与になります。

その他の副反応
1)過敏症:軽めのアレルギー反応です。

2)全身症状:結構多いです。バスに乗った時に後ろの女子高生の会話「インフルエンザワクチン、打つのはいいんだけどねー、翌日は必ず発熱して怠くて辛いんだよね-、打つのはいいんだけどねー」 駄目でしょ。私の母も、打って3日間寝込んだんです。

3)局所症状:かなりの人がなるでしょ。大きな蚊に刺されたようなもんです。異物反応による炎症です。

4)神経系障害:顔面麻痺ですって。顔の半分が動かなくなって目も口も締まらなくなって人前に出られなくなります。末梢性ニューロパチーは痺れとか麻痺とかを起こす神経障害ですね。

5)眼障害:ぶどう膜炎は失明の危険性が有ります。

投稿: 小児科 | 2014年10月29日 (水) 13時14分


小児科様

私は自慢じやないけど、
自慢ですが、
今迄健康保険証を使ったのは、虫歯2本だけです。
会社の健康診断に引っかかったこともありません。
バカとなんとかは風邪もひかないという類のようです。

投稿: 元安川 | 2014年10月29日 (水) 18時06分

2014年10月16日 (木)

安佐南区八木の土砂流と流域

日経ビジネス 10月9日号に、慶応義塾大学名誉教授の岸由二氏が、
今回の広島市安佐南区八木で起こった土砂流災害について
インタビューに答えている。

中国地方特有の崩れやすい真砂土という地質の地域に、
記録的な集中豪雨が降ったということで土砂流被害が起こったというよりも、
そのおかれた地形によるというのだ。

「広島県安佐南区の土石流災害は「小流域」で起きた。
黄色の線は尾根筋で、この内側が小流域で、
線内に降り注いだ雨はすべて真ん中の谷に集まり、
その出口で土石流を引き起こした」
というのだ。

Image_2


写真をみると、
確かに尾根筋の延長線上にある住宅地は、土砂流の被害にあっていない。
その違いははっきり見てとれる。

小流域の集まって、その先が中流域になり、さらに大流域となるが、
大流域の出口にあるデルタの上の広島の市街地は洪水の恐れがあるし、
小流域の出口にある郊外の住宅地は土砂流の恐れがあるというわけだ。

土砂流による被害を、
「想定外」の雨量による、
仕方がなかったとしてしまうのでなく、

人間の知恵と責任で、
そうした被害を避けることは可能になるといえそうだ。

元安川

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交通事故による死傷者は年間100万人もいる。
火災は年間2000人程度の犠牲者。
東北大震災は桁違いに大きな自然災害でしたが、それでも犠牲者は2万人。
1000年に一度なら年間20人、100年に一度でも年間200人。
火山噴火の場合は50年に50人、つまり年間1人。
台風大雨では10人程度の犠牲者が出ることが年に5回程度あるので1年では50人

まとめると、年間の被害で言えば、
交通事故1000000人
火災2000人
地震200人
台風50人
噴火1人

それ以外では、311までの放射線の基準である1年間に自然放射線以外に1mSvという基準は交通事故と同じリスクと言われている。

投稿: 源氏 | 2014年10月16日 (木) 12時06分


源氏様

自然災害だから、仕方がない、
想定外だから、仕方がない、
といって片ずけしまうのでなく、
はっきりとその原因を明らかにすることが必要ですね。

投稿: 元安川 | 2014年10月16日 (木) 13時46分


ダムや砂防ダムや河川の整備をするときには、必ず流域面積と流域の土地が山林の広さ宅地の広さを考慮して、流域に降る雨量から、どのように整備するか検討はするはずです。
そのときの雨量には、何十年とか数百年に一度とかの雨量を使うでしょうから、今回の雨量ははたして想定外でしょうか?
最近は、なんでもかんでも想定外で、責任逃れをするのばかりです。
想定外とは、設計で考慮していない項目とか、計算に用いる数字以上のことですから、今回の災害は防災施設がないので、そもそも想定外とい言葉は、存在しないと思います。
耐震設計も、阪神淡路の大地震で、設計に用いる予測数字が実情にあわないからと、新たな設計基準が変わったと思います。このような場合は想定外でしょうが。
この地域は、交通の便や生活環境から、大手のディベロッパーが手を出していないことを考えると、宅地開発に伴う防災工事は、工事費用と防災への危険性から手を出さなかったではと思っています。
どうみても土石流が発生しやす場所だと考える土木建設関係者は少なくないのではないでしょうか。
目先の欲だけで土地を売り、災害が予測される場所に防災施設もないのに建築に認可を出した行政に大きな責任があり、それを大雨量だったと責任を自然におしつけるのは如何なものかと思います。
今朝の中国新聞に、これに関する記事が掲載されていますが、集約された記事でなく、検証部会での議事録を新聞書面で全て公開してほしいものです。市民には記者の言葉でなく、実情を知る権利があり、今の市長が適任かどうか判断する材料でもありますから。

投稿: やんじ | 2014年10月16日 (木) 14時08分


やんじ様

森林行政、河川行政、建築行政、消防行政、
それぞれが縦割りになっていて、横の連携が取りにくいということでしょうから、
それをなんとかするのが、政治の役割りでしょうね。

検証部会の内容の全てを新聞に載せるというのは難しいことでしょうが、
市のHPには是非載せて欲しいですね。

投稿: 元安川 | 2014年10月16日 (木) 15時47分


先ほどもテレビで今回の土砂流の原因の説明をしていましたが、
何故か、この流域の話しには触れていませんでしたね。
どうしてでしょうか?

投稿: 土砂流 | 2014年10月16日 (木) 19時21分


土砂流様

流域に1時間に100mmの雨が降ったらどうなるかというような研究は、
斜面の勾配や土質、それまでに降った雨量等がからみ、
予測がかなり難しいのか、あまりされていないように感じます。
でも流域という視点で見ていくことの重要性はわかりますね。

投稿: 元安川 | 2014年10月16日 (木) 20時25分

2014年10月 1日 (水)

天災は誰の責任なのか

御嶽山の噴火では多くの犠牲者を出しています。

その多くの犠牲者は「噴火警戒レベル1の安全な山」に登って、危険な目に逢い、命を落としたわけです。

イタリアでは地震予知を間違え「安全宣言」を出した委員(政府関係者と学者)が逮捕され、有罪(それも禁固刑)になりましたが、日本では「安全だ」という判断をした専門家は逮捕されるどころか、堂々とテレビに出演し「なぜ突然に噴火したか」ということを「専門家」としてエラそうに「解説」しています。

現在、日本では、噴火の可能性のある23の火山について、レベル1からレベル5までの警戒レベルが設定されており、それを決めるのは気象庁の火山噴火予知連絡会です。

火山噴火予知連絡会は気象庁が事務局となり、学識経験者や関係機関の専門家で構成されています。

その火山噴火予知連絡会が警戒レベルを1から一気に3に引き上げたのは、噴火の40分後だと報じられています。 しかも、警戒レベル3というのは、まだ「通常の生活ができる」そんな緩い警戒レベルでしかありません。

ある報道では、火山噴火予知連絡会は「予兆はあったが、1から2に上げる自信がなかった」ということです。 そして会長に至っては「われわれの火山噴火予知に関するレベルというのはまだそんなもの」と開き直っています。

Photo

人の命がかかっていることですから、本来なら自信がなければ上げるべきですし「予兆はあるけど自信がない」くらいは言うべきでしょう。予防原則は、安全だと分からないものは危険と見なすことです。

私が民間企業の取締役になった時、税理士から「善管注意義務(善良な管理者の注意義務)」についての説明を受けました。最近は不祥事の多い社会福祉法人の理事の研修会などでも繰り返し出てくる言葉です。

善管注意義務は、もともと抽象的な概念で、法律用語でありながら、曖昧な部分もあり難しいものですが、要するに「知らなかった」「分からなかった」では済まない、ということでしょうか。

民間企業の取締役は、それなりの報酬をもらいますが、社会福祉法人の理事は殆ど奉仕です。それでも責任を免れるものではありません。責任のとれない人は、就任してはいけないのです。

しかし、この国のこうした組織は、責任を取るどころか、責任を曖昧にするために存在しているとしか思えないことが多くあります。

安倍首相は「原子力規制委員が安全と審査したものしか稼働しない」と言い、原子力規制委員会は「我々は安全かどうかを審査しているのではない」と国会をはじめとする多くの場所で、再三再四、ことある毎に公言しています。

お金や権力は頂くが、責任はどこまでも「自己責任」というのが、日本の行政組織の常識なのでしょうか。

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コメント

>お金や権力は頂くが、責任はどこまでも「自己責任」というのが、日本の行政組織の常識なのでしょうか。

善管注意義務より責任が低い,「その固有財産におけるのと同一の注意」すら果たしていない人たちが多すぎますね。

投稿: もみじ日記 | 2014年10月 1日 (水) 11時39分


土砂崩れ事故にしろ、
御嶽山噴火事故、
等の被害に対し、
損害賠償訴訟を起こしたら、
どんなことになるのでしょうか?

投稿: ゲン | 2014年10月 1日 (水) 16時02分


広島市土砂災害の責任はどうするのでしょうかね。来年の広島市長選で結果が出るのでしょう。

投稿: まこと | 2014年10月 2日 (木) 03時47分


もみじ日記さん
聞きかじりの法律用語を使ってしまいましたが、土砂災害における広島市(特に松井市長ですが)の対応から震災や噴火での国の対応まで、法律以前の問題が大きいようにも感じます。

そして、そういう政治家を選んでいる市民も国民も、もっと「自分自身の問題」だという自覚が必要だと思います。

投稿: 工場長 | 2014年10月 2日 (木) 22時10分


ゲンさん
広島の土砂崩れの「被害者」も、御嶽山の噴火の「犠牲者」も訴訟を起こして欲しいものです。

そうすることにより、現在の報道では明らかにされない事実が出てくるはずで、それは、これからの犠牲者を少しでも少なくできる数少ない手段のような気もします。

投稿: 工場長 | 2014年10月 2日 (木) 22時16分


まことさん
どうも検証を行う「第三者委員会」は、まさに「第三者=部外者」的に、システムを検証するだけで、誰かの責任を問うようなことはなさそうです。

仮に何か厳しそうなことを言ったところで「ガス抜き」にしかならないかも知れません。

また、この市長を選んだ広島市民の責任も決して小さくはない、と私は思っています。

投稿: 工場長 | 2014年10月 2日 (木) 22時21分


今、多くの御用学者が登場して、噴火予知がいかに難しいかを語っていますが、そもそも活火山でも噴火予知できるものは5つくらいしかないのに、出来もしない火山に対して警戒レベルを出す方がおかしいのです。国からの予算を使って出した限りは責任は問われるべきですし、責任が取れないというのであれば、データだけ出して、後は登山する人の自己責任にすべきです。

出来もしないことをして、予算だけ取って責任を取らないというのは許されるべきではないと思います。

投稿: マサ | 2014年10月 3日 (金) 09時40分


マサさん
その通りだと思います。

名誉やお金が一番で、研究が二の次になっている学者ばかりが関わっている構造から直さないといけないようにも思います。

投稿: 工場長 | 2014年10月 4日 (土) 13時07分

2014年9月 3日 (水)

緊急時にファックス?

広島市は記録的な土砂災害が起きた20日未明、広島地方気象台が発表し「広島県防災Web」にも掲載されていた「県内全域で1時間に最大70ミリの降雨が予想される」という雨量予測のファックスを「見落としていた」ということです。

それにしても今時、そういう緊急の連絡をファックスで行う民間企業、あるいは個人はいるのでしょうか。

公立の小中学校のPTAですら、緊急連絡は電子メール、ツイッター、ライン、電子掲示板を使います。

流石「ITはお嫌い」で、12年間続いていた市長あてメールも、電子掲示板も全てやめたというアナログでレガシーな松井市長がトップになった広島市だけあります。

そして、そのことに対し、松井一実市長は一昨日(2014年9月1日)の記者会見で「情報を見ていないのは事実だが、それが、どう影響があったかは検証しなければならない」と述べたそうです。

更に、その前に、15年前の土砂災害を教訓に、秋葉忠利前市長時代に作られた警報に関するマニュアルも、今回は無視されていたことも報じられています。

おそらく真夜中のことですから、情報も得て、全てがマニュアル通りに行われたとしても、大きな災害になったでしょうし、犠牲者も変わらなかったかも知れません。

しかし、それは結果論です。

もし、これが昼間の災害だったら、行政の対応の違いは、犠牲者の数に大きく影響した可能性もあります。

それらが機能していても防げなかったであろうことをどうするかは、今後の課題ですが、その前に、決められていたことが行われず、市長が災害時に「寝たり休んだりしながら」部下に丸投げにし「適正に対応した」と平然と会見することこそ大きな問題だと思います。

また、「落ち着いてから丁寧に検証する」ということですが、是非「お嫌い」でも、ICTの活用を考えて欲しいものです。

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そういえば、
我が家は数年前に、固定電話を止め、
同時にFAXも止めました。

投稿: 宇品灯台 | 2014年9月 3日 (水) 10時11分


緊急連絡にツイッターやライン、メールで良いんですね。

どれも対してFAXと変わらない、見てなければ伝わらない電子ゴミなのに、本当にそれにすれば大丈夫なんですか?

緊急連絡と言うなら、確実に伝わる人伝いで無ければ意味はない。

投稿: | 2014年9月 3日 (水) 12時34分


宇品灯台さん
固定電話のない家庭は増えていますし、あっても使う頻度は僅かだと思います。
仮にファックスがあっても、着信に気づくのが数日後ということも良くあるようです。

投稿: 工場長 | 2014年9月 3日 (水) 14時43分


学校の緊急連絡網も通常の電話によるものは残しながらも、メインはメール、ツイッター、ラインになっています。

通常の電話による連絡網が2時間とか3時間かかることがあるのに対し、メールやメッセージは瞬間に全員に届く上に、ラインなどは相手が見たかどうかも分かります。

もちろん、どんなものでも見落とされる可能性はありますから、複数の通信手段で行うことが望ましいと思いますが、今では最も利用の少なくなったファックスが最も見落とされる可能性も高いと思いますし、今時、緊急性のあるものや重要なものをファックスでのみ送るというのは如何なものかと思います。

投稿: 工場長 | 2014年9月 3日 (水) 14時45分


緊急時ではありませんが,我々の仕事はいまだにほとんどがFAX送信です。
そのため検察庁や警察署が,関係ない一般家庭等に被疑者の供述調書を送信してしまったなんていう事例があるようです。

投稿: もみじ日記 | 2014年9月 4日 (木) 00時37分


「寝たりやすんだり」は、何を表現しているのか、理解できかねます。
夜に休むとは、普通は寝ることですよね。
つまり、「寝ていた」
布団に入ったままで、寝ていたり目が覚めていたりしていたのなら、夜中に叩き起こされて、寝付けなかったということなんでしょうか。
どちらにしても、寝ていたことになりますよね。
「寝たり起きたり」なら、気になって起きて自分なりに情報を収集していたことにもなるかもしれませんね。
ところで、市長の家にはネット環境がないのでしょうか?
スマホも持たず、ガラケイなのでしょうか?
今の時代、気象予報士は、必要が無いとも言われています。
それは、誰でも気象情報が簡単に手に入るからです。
だから、誰でも天候をそこそこ予報できるようになりました。
市長の家にネットがあるなら、スマホを持っていたら、自分でどのような状況か判断できたのではないでしょうか。
災害があった時間の雨雲レーダーの映像を見ましたが、尋常で無い雨雲でした。
今まで、他の人に判断させ、他の人の意見でしか話せなかったような市長ですから、危機管理能力も判断力のあるリーダシップないことが、市民の命や財産を危ういものにしていますね。
今期限りで広島から、去って欲しいものです。
砂防ダムとか警報とかで、行政の責任のようにマスコミは言っていますが、公共事業は悪だとして、公共事業費を削減させたのは誰でしょうか?
砂防ダムの建設が進まない一因ではないでしょうか。

投稿: 「やんじ | 2014年9月 4日 (木) 05時36分


もみじ日記さん
銀行などではファックス送信は必ず二人以上で確認して送信すると聞いたことがあります。
それでも送信後に電話確認するとも聞きました。

あるいはある公立校の校長は、以前は教育委員会からファックスが来ると必ず確認の電話が入っていたが、メールになって楽になったと言っていました。

ラインの利用者が急増している理由の一つが、相手がメッセージを見たことが分かるということのようですね。

投稿: 工場長 | 2014年9月 5日 (金) 07時06分


やんじさん
松井市長は土砂災害の発生を知った後も「寝たり休んだりしていた」と説明したことについて「私がそうしてはいけないと、マニュアルには書いていない」と反論したということですが、コメントする言葉もありません。

松井市長は、仮に情報を得たとしても、「区長に任せて、問題はなかった」と言われていますので、いくら技術やシステムが完備していても機能しなかった可能性が高いですね。

投稿: 工場長 | 2014年9月 5日 (金) 07時11分

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