太陽光パネルとEVを繋げて自家製電力を作る
⭐️始めに
石垣島の別荘に住む友人W氏が、台風でよく停電すると困っていまし
たまに帰ると冷蔵庫の品物が溶けてしまっていて、食べられなくなって
いることがあるとも言っていました。
それなら広島の友人のM氏のように太陽光パネルと蓄電池の組み合わせで
生活するようにしたどうかと思いますが、どうでしょうか。
M氏はEVを導入しても、まだ電気に余裕があるとも言っていました。
W氏は、太陽光発電による工事費についても調べたようですが、
蓄電池だけで1000万円もかかるとのことでした。
それならと、改めてM氏に今の電気の利用状況についてお聞きしました。
・M氏→元安川
私の家の太陽光パネルは僅か4kWで、それだけでEV2台を含むオール
電化住宅の電力を120%まかなっています。そして、EVのいずれかを
住宅に接続して使用する場合、追加の蓄電池は不要です。必要なのは
EVと住宅を接続するためのV2H(Vehicle to Home)システムのみです。
このV2Hシステムは50万円から150万円の価格帯で提供されており、
そのうちの半額程度が補助金として支給されます。完全に電力の自給自足
を行うことをオフグリッドと言いますが、安く済ますためには、
初代リーフがただ同然であるので、クルマとしては使わずに蓄電池として
使い、V2Hは自作している人もいます。極めて僅かな費用でオフグリッド
を達成できます。
・元安川→M氏
エーッ、
ということは、極論すれば初代リーフの中古を買って蓄電池として使い、
V2Hシステムで繋げれば、工事費50万円、リーフがただ同然、太陽光パネル
が100万円くらいということですね。
200万円もあれば台風が来ても、電気のある生活ができるようになる。
補助金がついたり、売電もできるようになるかもしれない。
とすれば、
それこそ最初の投資費用もほとんどいらない、毎月の電気代フリーの生活が
できるかもしれないというわけですか。
凄い!
島や僻地に住む人は皆検討すべきですね。
石垣島から始まる電気代が無料の生活として、世界に発信できそうですね。
石油を確保するために戦争するなんて、全く馬鹿らしくなりますね。
・M氏→元安川
極論を言えば、多分、50万円でもお釣りがきます。
また、今は島ごと電気の地産地消にしようという動きはいくつかあります。
太陽光だけではなく小型の水力発電で島嶼部などの電力地産地消を進めている
会社もあります。
石垣島なら石垣未来エネルギーという会社もあります。
・元安川→M氏
個人でやっても50万円とかで、できるなら、私は自立型の方をお勧め
したいですね。
電柱がないのも、面倒がなくていいですね。
・M氏→元安川
あとは気持ちの問題でしょうか。我が家は、僅か4kWのパネルでも電力は
余ります。
電力網に繋ぐことで、余剰電力を売れるというメリットがあります。
太陽光の場合、天候が悪いと発電量は小さくなるため、悪天候が続いた
時には電力が買えるという安心感もあります。最悪の場合にもオフグリッド
で賄おうと思うと、それだけ大きなバッテリーが必要になります。
中古のリーフでは間に合わないかも知れません。
元安川
政府は「船舶のCO2排出ゼロにするために水素、アンモニアを燃料にすることを目指す」
とのことを決めたそうです。
タンクの規格を統一するそうですが、
水素はどうやって作るのか触れていません。
???