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電力問題

2024年8月13日 (火)

太陽光パネルとEVを繋げて自家製電力を作る

 

⭐️始めに

石垣島の別荘に住む友人W氏が、台風でよく停電すると困っていまし

たまに帰ると冷蔵庫の品物が溶けてしまっていて、食べられなくなって

いることがあるとも言っていました。

 

それなら広島の友人のM氏のように太陽光パネルと蓄電池の組み合わせで

生活するようにしたどうかと思いますが、どうでしょうか。

M氏はEVを導入しても、まだ電気に余裕があるとも言っていました。

 

W氏は、太陽光発電による工事費についても調べたようですが、

蓄電池だけで1000万円もかかるとのことでした。

 

それならと、改めてM氏に今の電気の利用状況についてお聞きしました。

 

 

・M氏→元安川

私の家の太陽光パネルは僅か4kWで、それだけでEV2台を含むオール

電化住宅の電力を120%まかなっています。そして、EVのいずれかを

住宅に接続して使用する場合、追加の蓄電池は不要です。必要なのは

EVと住宅を接続するためのV2HVehicle to Home)システムのみです。

このV2Hシステムは50万円から150万円の価格帯で提供されており、

そのうちの半額程度が補助金として支給されます。完全に電力の自給自足

を行うことをオフグリッドと言いますが、安く済ますためには、

初代リーフがただ同然であるので、クルマとしては使わずに蓄電池として

使い、V2Hは自作している人もいます。極めて僅かな費用でオフグリッド

を達成できます。

 

 

・元安川→M

エーッ、

ということは、極論すれば初代リーフの中古を買って蓄電池として使い、

V2Hシステムで繋げれば、工事費50万円、リーフがただ同然、太陽光パネル

100万円くらいということですね。

200万円もあれば台風が来ても、電気のある生活ができるようになる。

補助金がついたり、売電もできるようになるかもしれない。

とすれば、

それこそ最初の投資費用もほとんどいらない、毎月の電気代フリーの生活が

できるかもしれないというわけですか。

 

凄い!

 

島や僻地に住む人は皆検討すべきですね。

石垣島から始まる電気代が無料の生活として、世界に発信できそうですね。

 

石油を確保するために戦争するなんて、全く馬鹿らしくなりますね。

 

・M氏→元安川

極論を言えば、多分、50万円でもお釣りがきます。

また、今は島ごと電気の地産地消にしようという動きはいくつかあります。

 

太陽光だけではなく小型の水力発電で島嶼部などの電力地産地消を進めている

会社もあります。

https://pico-pica.com

 

石垣島なら石垣未来エネルギーという会社もあります。

https://imec.jp/service/

 

・元安川→M

個人でやっても50万円とかで、できるなら、私は自立型の方をお勧め

したいですね。

電柱がないのも、面倒がなくていいですね。

 

・M氏→元安川

あとは気持ちの問題でしょうか。我が家は、僅か4kWのパネルでも電力は

余ります。

電力網に繋ぐことで、余剰電力を売れるというメリットがあります。

太陽光の場合、天候が悪いと発電量は小さくなるため、悪天候が続いた

時には電力が買えるという安心感もあります。最悪の場合にもオフグリッド

で賄おうと思うと、それだけ大きなバッテリーが必要になります。

中古のリーフでは間に合わないかも知れません。

 

元安川

 

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2024年8月 1日 (木)

電柱のある街を、美しいといえる景観に

 

パリ・オリンピックでは、セーヌ川でトライアスロンの練習をすることを

禁止にしました。

 

パリの女性市長までもがセーヌ川で泳いで見せ、水質の綺麗さをアピール

しましたが、どうもセーヌ川で競技をすることは不可能になりそうだと

思っていましたが、なんとできました!

 

パリ市の下水道は雨水と汚水の合流式のようで、雨が降ると浄水場での処理

ができなくなるということですが、なんと強行されたようです。

まだまだ下水の浄水場が不十分な状況には、あるようです。

 

日本ではあのバブルの頃のゴミで溢れていた河川が、今ではびっくりする

ほど綺麗になリました。

それでも、最近の異常気象で頻繁に発生するゲリラ豪雨で、あちこちで洪水が

発生しています。

3.11のような地震もあります。

 

日本では上下水道の整備と一緒に上水道の整備もされてきたようですが、

下水道は雨水と汚水は分離されているようです。

さらに電線、電話線は電柱を立て、架線をかけるという方式で整備されてきました。

 

そんな状況を改めてみると、電話線、電信線を共同溝を作って一緒に整備するより、

電線、電話線は架線として地上にあって、見えていた方が、案外改修も新増設も

容易だろうと思います。

 

私の家の近くの電柱は、1本の電柱に、隣の電柱に繋がる電線が9本、各戸に配電

する電線が6本も繋がっています。 計15本にもなります。

最初からそんなに沢山の電線が繋がっていたとは思えません。

我が家も延長コードが、いつの間にか、そこいら中を這い回っています。

時間が経つにつれて、1本の電柱に様々の類の電線がつながり、増えていった

ように思います。

Img_8703

 

日本では電話線、電話線は、電柱を立てて繋いでいますが、それは街の景観を

壊している、醜悪だ、見苦しいとして、撤去すべきだと叫ばれています。

そんなお金はないということですが、ここは全く視点を変えて考えてみる必要がある

ように思います。

 

パリのエッフェル塔はできた時には醜悪な構造物と非難されたようですが、

今ではパリを象徴する構造物となっています。

電柱、電線を醜悪な構造物としてみなすのでなく、

漫画、映画の「三丁目の夕日」に描かれているような、電柱のある風景が美しい

といえる景観として、きちんとデザインし、造り変えることが必要だろうと思います。

 

これだけ地震、洪水の多い日本にあっては、電柱、架線を否定するのでなく、

日本独自の電柱、架線のあり方を創り出す必要があるように思います。

 

元安川

 

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2024年3月14日 (木)

日本は水素エネルギー大国になり、水素の輸出国になることも可能です

「再生エネルギーが30年には20%程度余る」

との記事が先日の日経新聞に出ていましたが、

 

その記事に関連して、友人から下記のメールをいただきました。

 

*****

 

それはもう日本の電力が、なんとかなる、というレベルではありません。

余った電力でグリーン水素を作って、それを海外に輸出して、資源大国になることも可能です。

 

以下、ChatGTPです。

 

日本は東日本大震災後に訪れたドイツの政治家や専門家が羨ましいと言ったほど、自然エネルギーに恵まれた国です。

具体的には、太陽光や風力などの再生可能エネルギーが豊富にあります。

こうした自然エネルギー資源を活用することで、日本はエネルギーの安定供給と環境への配慮を両立させることができます。

 

まず、日本は省エネルギー技術で有名です。

これまでは家電製品などの個別の分野で省エネが進められてきましたが、今後は住宅の性能向上にも注力することが重要です。

例えば、断熱性やエネルギー効率の高い住宅を普及させることで、建物自体がエネルギー消費を抑えることが可能です。

 

次に、電力のスマート化が重要です。

スマートメーターやIoT技術を活用することで、電力の使用状況をリアルタイムで把握し、効率的な電力供給を実現できます。

これにより、電力の需給を最適化し、無駄なエネルギーの消費を抑制することが可能です。

 

さらに、自然エネルギーの活用を進めることで、原子力や火力発電などの非再生可能なエネルギー源に頼らなくても済む可能性があります。

太陽光や風力などの自然エネルギーを積極的に導入し、エネルギーの自給自足を目指すことが重要です。

 

最後に、自然エネルギーの余剰を活用して、グリーン水素を生成し、海外に輸出することが可能です。

グリーン水素は再生可能なエネルギーで生成されるため、環境への負荷が少なく、持続可能なエネルギー源として注目されています。

日本が自然エネルギーの余剰を活用してグリーン水素を生成し、海外に輸出することで、資源エネルギー大国としての地位を築くことができます。

 

*****

 

日本は水素エネルギー大国になり、水素の輸出国になることも可能だと言うのですから、

驚きます。

ちょっと視点を変えれば、日本のあり方も大きく変わると言うのですから面白いですね。

 

元安川

 

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政府は「船舶のCO2排出ゼロにするために水素、アンモニアを燃料にすることを目指す」
とのことを決めたそうです。
タンクの規格を統一するそうですが、
水素はどうやって作るのか触れていません。
???

水素様

横の連絡は、
生成AIに任せるのでしょうね。

2024年3月 2日 (土)

モデュール化した小さな地熱発電機を作り、繋げる?

テレビでモーニングショーを見ていたら、地熱発電所について放送していました。

なかなか面白い発想です。

 

大きな発電機を作るのでなく、「モデュール化した小さな地熱発電機をいくつも繋げて発電所を作る」というのです。

日本は今まで黒四ダムにしても、原子力発電にしても1か所で100万KW以上もの巨大な発電所を建設してきました。

そんなことをしないで、モデュール化した小さな発電所を10か所とか100か所とか作って、繋げればいいではないかというのです。

そろそろもう「大きいことはいいことだ」という発想をやめようというわけです。

 

食品スーパーのチェーンをやってた人がこの事業を始めたのだそうです。

 

電線さえ繋がっていれば、いくらでも電気を送れるというのは電気の面白さですね。

 

というようなことを友人にメールしましたら、

友人から下記のような返事をいただきました。

 

*****

 

震災後にドイツから日本に訪問した議員は「日本は羨ましいほど自然エネルギーに恵まれている」と言い、

アメリカのシンクタンクも「日本は原発を再稼働させるより、自然エネルギーを中心とした小型分散型の電力にした方が効率的」

と結論づけていました。

 

地熱発電は地熱井戸の掘削によって地下の水脈が変化し地形や生態系に影響を及ぼす可能性もあり、

地熱液に含まれる有害物質(例えば、水銀、アルセン、その他の重金属)が環境に放出されるリスク、

強化地熱システム(EGS)のように地下に高圧水を注入する技術では、地震のリスクを増加させる可能性、など様々なリスクが存在します。

 

そういうリスクをかかえる前にドイツの訪日議員団が言ったように、水力や太陽光などは欧州とは比較にならない豊富な自然エネルギー源を持ち、

水力だけで賄えると豪語する電力会社の技術陣もあるようです。

 

またEVを普及させ、電力系統に入れるだけで、必要な発電設備は激減し、電力料金を9割削減=10分の1にすることはテスラが実証済みです。

 

ただ、今すぐ可能なそれらを利用せず、敢えて困難な地熱発電や水素エネルギーに研究を分散させ、電力不足をアピールし、

原発を動かしたいばかりなのは、明らかに政治的な理由だと私は思います。

 

*****

 

ChatGPT4.0の回答を添付して、説明してくれました。

 

新しい電源を無理して作らずとも、

既存の技術を上手く工夫して使えば、何とかなるではないかというのです。

言われてみれば確かにそうでしょうね。

 

高坂正堯氏がタスマニア島に住んでいた頃の、この蓄電池を使うことで、電気代が劇的に減るという実験の話は、

かなり前に読んだことがことがあります。

 

テレビに出て、その道の権威として喋る内容にも?はあるようだというのは、

ちょっと困ったもんですね。

 

いずれにしろ、原発なんて早く撤去して、何とかしてほしいですね。

 

元安川

 

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地熱発電は既に書かれているようなリスクがあり、地震予知が全くできていないように、自然相手で未知数なことが多過ぎるため、現在建設されている地熱発電所の多くは、道路建設から行わないといけなような人里離れた場所にあります。

そして、今の日本の制度では地熱発電の買取価格は非常に高く設定されており、それが増えると電力料金を押し上げる結果となりますが、それは、地熱発電所はランニングコストこそ低いものの、事業としても何年稼働できるのか予想できないので、ある意味で博打のような要素があるからです。つまり当たる=長年使えるようなら儲かるが、予想ほど使えなければ投資の回収もできないということになり、事業としてはハイリスク・ハイリターンだということです。

工場長様

地熱発電はビジネスとしてハイリスク・ハイリターンであるだけでなく、
予想できないトラブル、影響が起こる可能性があると言うことでは、困りますね。

2023年9月14日 (木)

ペロブスカイト太陽電池の開発❗️

昨日のテレビで「ペロブスカイト太陽電池が開発されている」ということを報じていました。

何それ? ですが、

「レアメタルを使わずに済むとか、開発者が日本人の宮坂さんであるとか・・・・・」

次はこれかもしれないと大きな可能性と親しみを感じましたが、

調べて見ると

日本では国立研究開発法人の科学技術振興機構が研究を進めている段階のようです。

https://www.jst.go.jp/seika/bt107-108.html

 

中国はもう生産に入っているそうです。

1001、当たればいいといった感じの中国らいしい進め方です。

 

問題は、高温になるとペロブスカイトの構造が不安定になってしまうとのことのようです。

 

とのことを、友人にメールしましたら、

次のような返信をいただきました。

 

*****

 

先日報道されたというニュースを見ましたが、報道のように楽観的な見通しを持っている専門家はいないと思います。

ペロブスカイト太陽電池はセキスイが2025年に開業する「うめきた(大阪)駅」に設置する計画で、

それは10年もつとは主張していますが、パナソニックなども「発電ガラス」ということでサンルームに使用するものを作ってはいますが、

1年で取り替えることを前提としたようなものです。

10年の耐久性があるようなものは、まだまだ特殊な条件を持った実験室内での話で、本当に10年もつのか、

これまでの各国での状況を考えると、かなり疑問です。

実用化までに、まだまだ時間のかかる技術より、今あるシリコン太陽光発電とバッテリーのように今ある技術で

電気代は10分の1にできることはテスラが実証済みです。

https://www.youtube.com/watch?v=ZeWAtzhOwUc

 

*****

 

ペロブスカイトという太陽電池の実用化はまだまだ先のようですが、

テスラが実証したという既存技術を使って、電気代を10分の1にするとか、

やれることはまだまだありそうです。

 

元安川

 

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1つの技術開発のために、幾つもの会社が集まって進めるのは珍しいことですね。

期待車体ですね。

ソーラー発電、リチウム電池なども日本発でしたし、液晶テレビや半導体でもかつては日本がトップで、EVも先頭を走っていた時期があります。いずれも海外に追い抜かれ、遥か後塵を拝し、挽回するために日本のトップ企業が集まって作った全日本チームとも言える試みは尽く失敗しています。これが日本の厳しい現実だと思います。

先週BS11でやっていたのを見ましたが、ペロブスカイトは熱に弱い、湿度に弱い、耐久性がない、というデメリットには触れられていませんでした。この手の「凄い技術」はいくらでもありますが、実用にはほど遠いものが殆どです。それに自然エネルギーが増えれば増えるだけ重要なのは蓄電と制御技術で、どちらも日本人が発明したものと言われているものの、どちらも中国やアメリカに遠く引き離されて落ちこぼれている分野です。

2023年6月30日 (金)

防災グッズ・携帯手回し充電ラジオライト

防災グッズ

孫がトッテを手で回ししてライトがつく、携帯型の機器で遊んでいました。

停電した時などに、スマホを充電するのに便利そうです。

Img_9179

ネットで調べてみると

アイリスオーヤマ 防災グッズ 手回し充電ラジオライト JTL-20

・サイズ(約):幅8×長さ約18.5×高さ12c

・重さ:約460

・ABS樹脂

・電源:単三乾電池2本(別売)

・ラジオ周波数:AM波530k

・携帯電話の充電:40~60分で約1/3の充電が可※連続通話時間、待受時間は使用条件、携帯電話の機種により異なる。(自動充電では無い)

・充電可能携帯:docomo、SoftBank共通、au(2種のアタッチメント付)※一部の機種に使用出来ない場合有。※スマートフォン、PHS不可。

・・・・

と書かれています。

 

肝心のスマホの充電は不可とのことです。

 

息子が防災グッズとして買ったようですが、

機器の発想は面白いのですが、

私にとって、iPhoneの充電ができなければ、アウトです。

 

最近は携帯用太陽光パネルと繋ぐ機器も開発されているようです。

接続端子も共通化の基準が定められたようです。

 

こうした防災用、便利グッズが急激に出回り始めたようです。

 

息子の嫁さんに聞けばこの「手回し充電ラジオライト」は「今は子供のオモチャにしています」とのことでした。

 

ゲッ!

 

 

元安川

 

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2021年4月17日 (土)

日本には強い地震に耐えられる原発は一つもない !

今週発行の「週プレ Apr 26th 2021」に「日本には強い地震に耐えられる原発は一つもない」とタイトルのかなりショッキンな記事が載っていました。

2014年5月 大飯原発再稼働訴訟で運転差し止めの判決を書いた「元福井地裁裁判長の樋口英明氏」が週プレのインタビューに答えていました。

退官後も全国各地で講演しているそうです。

樋口氏の発言の骨子は極めてシンプルです。

  1. 地震の強さを示す単位ガルという表現がありますが、大飯原発は405ガルで設計されていた。関電はコンピューターシュミレーションをすると700ガルまで大丈夫だと言ってす。 しかし岩手宮城内陸地震は4022ガルた。震度7は1500ガル以上に相当すると判た。ハウジングメーカーの三井ハウスの住宅は5115ガルの耐震性があるとのことですから、原子炉自体の脆弱性は高いと言わざるを得ません。
  2. 原子炉自体は3000ガルくらいの耐震性はあると思いまが、施設内の配管、配電の強化するのは難しいので、停電、断水すれば原子炉は危ないのす。こうしたことは住民側の弁護士も知らないのではないでしょうか。
  3. 裁判所は安全か否かを判断するのでなく、規制基準が合理的か否かを判断すればいいと考えています。

というのです。

②については 建築設備に詳しい私の友人が「原子炉が揺れた時には配管、配電は大丈夫なのだろうか?原子炉はアメリカの基準でやってるようなので、日本の確認申請はしていないようです」と心配していましたが、樋口氏は2014年の時点でそのことを指摘していましたと言うことのようです。

2021年3月18日 水戸地方裁判所は、東海第2原発の再稼働は「30km圏内に住む住民の避難が難しい」として、認めませんでした。

裁判官にとって、いいままでと違う判決を出すことは極めて大変なことのようですが、こうした様々の視点からの実績を一つ一つ積み重ねていくことが必要なのだろうと感じます。

元安川

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女川、そして、福島第二原発は、どうだったのですか。具体例の結果を、示してしてほしいです。第一原発は、地震のみの被害は、どうだったのでしょうか。それらを、知りたいです。
名無し様

日経TECHには
「東京電力ホールディングスの報告書によると、地震による原子炉建屋(RB)の最地下階での加速度は、最大で550ガルだった。ほとんどは、耐震安全評価基準を下回っており、地震による揺れそのものは設備の耐震安全性評価の想定とおおむね同程度だとしている。」
とのことで、
「被害は想定を超える津波であった」
書かれていました。

自然は想定を超える、予想していなかったことが起こるのが怖いですね。

日経TECH・・・・・。どうもありがとう御座いました。

ーーー様

どういたしまして。
私も勉強になりました。

2020年12月30日 (水)

大飯原発の取り消し判決

週プレの1228日号に古賀茂明氏が大変興味深い記事を書いていました。

ちょっと長くなりますが、再録したいと思います。

 

124日 大阪地裁は関西電力の大飯原発の34号機の設置許可の取り消しを命ずる判決をした。

争点となったのは関電が算出した「基準地震動」の数値を最大856ガルとしてきたが、

判決は「看過しがたい過誤がある」と断じ

再稼働停止どころか、設置許可の取り消しを命ずる判決した。

争点となったのは、関電が出した「基準地震動」の数値を最大856ガルとしてきたが、

判決は「看過しがたい過誤、欠落があると断じ、

再稼働停止どころか原発設置許可自体を取り消す判決を下した」というのだ。

2014年福井地裁裁判長で運転差し止め判決を書いた樋口氏は

「原発の耐震度は一般住宅より低い。

これまで最大の揺れを記録したのは岩手宮城内陸地震4022ガルだった。

三井ホームは5115ガル、住友林業は3406ガルと設定している。

このシンプルな事実をこれまでの裁判官は知らずに判決文を書いてしまったのでしょう」と発言している」と書いています。

 

古賀氏はさらに「この判決は日本の原発政策を大きく変えるのではないか」ともいっています。

 

私もこの判決が、こんな内容であったとは全く知りませんでした。

ネットで調べても全くそのようなことは出てきません。

 

気になって友人にメールしたところ、

「原発についてですが、これまでの地裁が止めた事例はいくつかありますが、そういう裁判官は数ヶ月以内に地方の家庭裁判所などに左遷されています。

これが日本の現実です。

 

また、洋上風力発電の採算が合わず、民間への移行が断念されたことが報じられていますが、これも、トヨタの水素自動車も同じことで、敢えて、採算のとれない事業に投資をしているようにしか見えません。

 

日本という立地は太陽光発電に極めて有利で、テスラが行っているように、太陽光発電と蓄電池とEVを組み合わせれば、発電所は殆ど不要になります。

それを電力会社も自動車会社も全力で止めたい、あるいは先延ばしにしたいのです。

自分たちが生きている間は」

との返信がありました。

 

原発は「トイレのないマンションだ」とよく言われますが、

こうなると「原発は 毒性の極めて強いウンチをぶちまける装置だ」

と言えそうです。

 

元安川

 

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大飯原発を停止させた裁判官の講演を聴いて、原発は安全かで裁判すれば安全になり、危険かとすれば危険になるから停止するとなると。
それと裁判官は地震について勉強してない。裁判でやるのは提出するされた証拠を比べて審査する。というような事を言われていたと思います。
地震に対する設計基準は大地震の度に変わってますよね。うら覚えですが新潟中越大地震では、建前の一階を駐車場にして柱だけの場合多くが倒壊したからと今では応力壁が義務化。次は阪神淡路大震災で大きく変更。科学は、観察し推察し検証した結果が科学的な根拠になると思いますが、地震の建築基準は、検証は想定した大地震が起きないとできません。今の建築基準で絶対安全だという保証はないと思います。
阪神淡路大震災ではそれまで無かった「活断層」と言う言葉が出てきて、活断層が有れば大地震が起きるとなりました。それが原発の安全基準では、全く科学的な根拠も無いのに、「活断層が無いから大地震は起きない」とされました。
原発は活断層が無いなら、大地震を想定した建築基準の必要が無くなります。
40年以上前の設計時で想定していた地震の規模は近くであった地震より少し大きめとすれば良い。
これを安全基準にすれば、安全な原発となりますが、科学的根拠は無いから、危険では無いとはならない。
一般の建設会社だと、建設する場所が活断層の近くになるので安全基準は厳しくなる。
原発を稼働させるのを前提にした安全基準ですから、当然に全て科学的根拠が無くても安全になる。
ところで阪神淡路大震災前に設計建設された原発は、建物を耐震補強しても、原発の炉心はやっているのでしょうか?そして他の建物での耐震補強が本当に安全なのか大地震を経験しないとわからない。
福島原発で、津波で破壊されるはずもない建物の中が一時公開され、原発本体な関わる部分が破壊されてましたが、これはすぐに表にでなくなりました。地震で破壊されたようなのが。
新しい原発の安全基準は、稼働する為の想定はされていても、危険は無くなるような想定はされてないと思います。

やんじ様

三菱重工は戦闘機の生産はできても、民間機の生産はできないそうです。
コロナ禍も科学的、医学的判断と政治的判断は違ってくるようです。
そうした違いがあることをはっきりさせずに、曖昧にするから、
余計こんがらかってくるのでしょうね。

2020年7月13日 (月)

公園の外灯

 

近くの公園には随分と大きな外灯が設置されています。

柱の横には「この公園灯は太陽光蓄電池を利用した防災避難用のLED照明灯です」と書かれたパネルがつけられています。

すぐ近くには3m×5mはあろうかという大きな防災備蓄倉庫倉庫も設置されています。

 

最近、公園についての考え方も地域のレクレーション施設ということから、災害に対する避難施設ということに大きく変わってきたように感じます。

 

公園灯については、どうもまだ防犯灯としての設置基準で作られているように思われます。

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東日本大震災の時に被災者が1番困ったのは、

実はスマホの電池が切れ、使えなくなってしまったことだそうです。

無事であることを親族や友人に連絡のしようがなく、心配しているだろうなと思っても、電池の充電の使用がなかったとのことです。

今回の球磨川の洪水にあっても孤立し、連絡のつかない集落もありますとのことが報じられていましたが、今時誰かはスマホを持っていたのでしょうが、多分電池切れだったのだろうと思われます。

 

友人にそんな時は、車のタバコバッテリーで充電できるよ教えてもらい、

「そうか、そんなやり方もあったか」と、早速Amazonで買いましたが、

アダプターのサイズが合わず使えず、そのまんまになってしまいました。

 

そんな何かの時に「公園の太陽光パネルによる充電ができたらいいだろうに」と思い、

友人に聞いてみましたが、

防災備蓄倉庫の中に発電設備があるからとのことで、行政にはつける気がないようだとのことでした。

 

太陽光発電のいいところは、電力量は少ないが、

分散型発電装置ですので、それこそ1家に1台を付けるのも容易だろうと思いますし、

公共の場であればどこかにそうした装置をつけることも容易だろうと思います。

 

洪水、地震、地震、噴火・・・

自然災害の多い日本です。

そんな時どうするのかといったリスクマネジメントの視点から、全てのものを捉え直すことが必要な時代になったようです。

 

 

元安川

 

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2019年10月31日 (木)

電柱は無い方がいい。

友人の住む住宅地に塀がなかったのには驚いたが、

なんと改めてみてみると、実は電信柱が1本もなかった。

戸数にした2~300戸だが、電信柱を地中化するにはそこそこのお金がかかる、

建て売り住宅の販売政策としてやったのだろうが、

一企業が無電柱化を実現してしまったのだ。

すごい。 

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先日の台風15号で、千葉県では2000本の電柱が倒壊し、64万戸が停電したという。

思った以上の範囲が停電となっただけでなく、その影響も深刻だった。

 

こうなると改めて電柱の地下化を議論する必要がありそうだ。

 

週プレの1011日号でそんなことにつていての特集が組まれていた。

日本で無電柱化が進まない理由の第1にコストの問題があげられるという。

電柱であれば1.8千万円/kmで済むが、電線、通信線を地中化するには共同溝方式にしなければならず53千万円/kmかるのだという。

その差は大きい。

 

工事費を削減する方法として

小型ボックスによる浅層方式であれば1.9億円だという。

今の法律では工事費の負担は国自治体が2/3、中電が1/3負担なという。

 

地中化することのメリットは

交通事故の死亡率は0.7%だが、電柱に衝突しての死亡率は7%10倍に跳ね上がるのだという。

観光客の増加も顕著だという統計もあるようだ。

 

戦後の廃墟から脱するための緊急処置として電柱を建てたが、

豊かな時代になった今、景観的に美しいか否かでなく、

どうすればリスクが避けられるかの視点から電線、通信線のあり方を考える必要があるようだ。

 

国、自治体は無電柱化することを「街のリスクマネジメント政策」のテーマにすべき時が来たといえるようだ。

 

元安川

  

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