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電力問題

2017年6月24日 (土)

広電の架線レス化計画

6月8日の中国新聞に広電が「駅前大橋線での架線レス化を検討している」との記事が載っていた。

路面電車は架線から受電しているから、安く、安定して走れるのだろうと思っていたが、
逆に、クレーン車などに引っ掛けられたり、
鯉城通り、相生通りのように幅の広い道路に張られた架線の維持管理も大変らしい。

架線がなくることの効果は他にもある。
あの蜘蛛の巣のように張られた電線が無くなるだけではなく、
電柱も無くなるわけだ。

景観も良くなるし、地震等の際の安全性も高まる。


Img_0319


最近は電気自動車の開発も進んでいる。
電気自動車のバッテリーを路面電車に積めばいいじゃないかと思ったが
事は、そう簡単ではないらしい。

最大のハードルはバッテリーを積む場所の確保だという。
小型でパワーの大きいバッテリーがないのだという。

そうかなー。

「屋根の上に乗せる」ことができれば、かなりのスペースが確保できるだろうから、
相当に大きなバッテリーでもOKだと思うが、
屋根に乗せること自体が無理なのだろうか。

EVの進化に伴って、
小さくて、高能力で、安価なバッテリーの開発も急速に進んでいる。
屋根に太陽光パネルを乗せたっていいだろう。

路面電車の架線レス化、
是非進めて欲しい。


元安川


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私は電気自動車リーフに乗っていますが、広電の架線が蓄電池によってなくなるそれは出来ると思います。既得権を主張する広電が町の活性化を願ってくれれば広島市は綺麗な政令指定都市に代わると思うのですが、いいところに着眼されましたね素敵な広島市になることを、市民全体で願いたいですね!!

投稿: きぬさん | 2017年6月24日 (土) 04時35分


中国では、架線どころか、レールすら無くした列車が来年から走り始めるようです。

https://www.youtube.com/watch?v=qCrAPnzbgDI

投稿: 工場長 | 2017年6月24日 (土) 08時14分


きぬさん

コメント、ありがとうございます。
周回遅れお思われていた路面電車が、時代の最先端を行く交通機関となり、
さらに、架線がなくなれば、
広電はスマートシティ広島を象徴するインフラになりそうですね。

投稿: 元安川 | 2017年6月24日 (土) 10時04分


工場長様

確かにバッテリーで走れるようになれば、
架線だけでなく、レールも不要になりますね。
となると、バスと違いがなくなり、
バス会社から反対がありそうですね。

違いを出すために、ゴルフ場の電動カートのように、
道路に電線を埋め込み、誘導と充電をするようにするということも考えられますね。

投稿: 元安川 | 2017年6月24日 (土) 10時10分


確かに広電の架線は、景観にも良く無いし、災害時や高層ビル化していますから消防などにも邪魔ですね。
バッテリーは、どれくらいの容量が必要なのかはわかりませんが、座席の下は空いているのでは。
また屋根にはソーラー発電なども。
架線もないレールもないなら、電車を走らせる必要もなくなりますよね。二連結のバスの専用レーンでもいい。

投稿: やんじ | 2017年6月24日 (土) 14時26分


今でもバス会社やタクシー会社から見ると、軌道敷を専有している路面電車は邪魔な存在ですが、完全な自動運転が実現すればオンデマンドで時刻表もなくなり、電気自動車も走行中に道路から充電できるようになるので、タクシーもバスも電車もサイズの違いだけになるのではないかと思います。

その頃には道路からは軌道敷だけではなく、信号も車線も横断歩道もなくなり、ニューヨークのハイブリッドバスのように24時間運行が当たり前になるのではないでしょうか。

ヨーロッパでは既にそうした交通網を前提とした都市計画が作られているようです。

投稿: 工場長 | 2017年6月24日 (土) 14時57分


やんじ様

確かに座席の下は空いていそうですね。
100年も続いた路面電車の将来像をイメージするのはなかなか難しいですね。

投稿: 元安川 | 2017年6月24日 (土) 18時21分


工場長様
架線レスの次は軌道レスで、バスとの違いがなくなり、
路面電車がなくなる?
そして信号レス、運転手レスになり、
カーシェアリング、ユーバーが進むと、
車の数は激減し、
街は・・・・
どうなるのでしょうね。

そんな研究は欧米では盛んにされているようですが、
日本ではまったくされていないようなのは残念ですね。

投稿: 元安川 | 2017年6月24日 (土) 18時26分

2017年6月19日 (月)

最も安い電力

梅雨入り宣言の翌日からも晴天が続き、我が家のソーラーパネルも順調に発電しています。

ところで、電力について言えば、既に世界30カ国以上で、太陽光発電の発電コストは、従来は最も安いとされていた石炭火力を下回っており、もっとも安い電力になっていますが、2020年までには世界の3分の2でも、そうなると予想されています。

http://www3.weforum.org/docs/WEF_Renewable_Infrastructure_Investment_Handbook.pdf
Cost

日本では原発に対する莫大な補助金や廃棄物の処理などまるで考慮しないデタラメな計算をしていますが、発電所の設計、建設から運用、廃止までのコストを総発電量で割った正しい発電コストでは太陽光発電は、この10年だけで6分の1になり、原発は逆に高くなる一方です。

日本以外の先進国では大手自動車メーカーも電気自動車を発売し、インドでは電気自動車しか販売できないようになることが決められ、フランスでもソーラーパネルを敷き詰めた道路が作られています。

小さく建替えた我が家の屋根に設置したソーラーパネルですら、その8割の電力は売るほどの発電量であり、補助金などを全く使わず売電もせず保証期間で壊れたとしても、その発電コストは、電力会社の電気料金の半額以下です。

現実は、補助金もあり、売電もするので、税務申告するほどの収益があり、電気自動車を持っても使い切れないほどの電力があるわけです。

こうした現実を知らない人が、まだまだ多いようです。

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それにしても、あの不様な太陽光パネルのデザインはなんとかなりませんかね。

投稿: ゲン | 2017年6月19日 (月) 08時32分


ゲンさん

現在、主流になっているソーラーパネルは発電効率から青みがかった黒が多く、デザインという意味では景観を損なわない瓦一体型や壁面に模様のように使うなど形や使い方の工夫しかできませんでしたが、最近では赤外線で発電するようにして真っ白なソーラーパネルやカラフルなものも開発されてきています。

パソコンやスマホもそうであったように、ソーラーパネルも今後は性能(=発電効率)だけではなく、デザインも重要な要素になってくると思います。ただ、残念なことに、この分野でも日本のメーカーは周回遅れのようです。

投稿: 工場長 | 2017年6月19日 (月) 09時25分


政治家が原発を推進したがる訳(自分のため天下り)
電気自動車を推進したがらない大手自動車会社 今の利益だけ追求
世界の電気自動車社会に乗り遅れる(これも政治屋の力)
だから政治家は嫌われる、私も一番嫌い社会のダニと思ってる。
少しきつすぎたか 仙人でした。

投稿: たわけ仙人 | 2017年6月19日 (月) 09時28分


たわけ仙人

有権者が選べるのは示された選択肢の中だけであり、小選挙区が多くの声を切り捨てているとしても、政治家を選んでいるのは国民であるという現実もあり、現状を変えるのは、国民一人ひとりでしかない、と思うところです。

ただ、そのためには事実を知る、あるいは伝えていくことが重要だと思います。

投稿: 工場長 | 2017年6月19日 (月) 10時08分

2017年1月21日 (土)

オーバーコートを着ても寒い???

昨晩、広島市内は霙まじりの雪が降った。
寒かった。
それでも分厚い、裾の長いオーバーコートを着ている人は全く見かけなかった。

温暖化の影響もあるだろうが、
ヒートテックの下着、タートルネックのセーター、
それにスーツを着、マフラーを巻けば、寒くはない。

夏のクールビズでネクタイをしなくなってから、
冬でもネクタイをしなくなり、
最近は黒のタートルネックのシャツに、黒のスーツで済ますようになってしまった。

地球は温暖化しているというが、
そんなのは都市伝説だ、
「地球は2030年から過去370年間、経験したことのない寒冷化に向かっている」のだとのことを
英国のノーサンブリア大学のValentina Zharkova教授を始めとする英国の研究チームが発表したとのことだ。
根拠は太陽の活動周期だという。数学モデルに依れば、17世紀にも起きた、マウンダー極小期と小氷河期が再来するというのだ。
小氷期は14世紀ころから19世紀半ばころまで続いた寒冷期を示し、この期間がマウンダー極小期と呼ばれる太陽黒点が極端に減少した1645年から1715年に重なっていることに注目し、
このマウンダー極小期は、太陽内部の対流により起きる現象だと考えられており、最近の研究では太陽内部の異なる層を伝わる二つの波の同期がずれると、地球の気温を低下させるのだという。2つの波が相殺する傾向が次第に強まり、2030年から2040年にかけて完全にずれてしまい、太陽活動が60%低下してしまう」
という。
http://nge.jp/2015/07/19/post-110537/2

日本でも東京工業大学特命教授の丸山茂徳氏も「地球は寒冷化に向かっている」とのことをいっているとのことだ。

温暖化、寒冷化の理由を地球の回転軸のズレで説明する人もいるようだ。

多種多様な議論があるが、
地球の温暖化はCO2が増えたからだといい、
省エネや再生エネルギーの開発が進むのはいいが、
だから原発を建設しなければならないという議論になってしまうのでは困る。

ちょっと視点を変えて、
もっとマクロ的に太陽の活動から見てみると、全く違った世界が見えてきそうた。

2030年というと後13年だ。

Img_9444


温暖化対策より、寒冷化対策が必要となったら、
どうすればいいんだろう。
???
ヒートテックの下着を着ても、オーバーコートを着ても寒い???

地球に寒冷期、氷河期という時代もあったことは確かだ。
トランプ大統領の「地球の温暖化はウソだ」いう根拠も、
案外こんなところにあるのかもしれない。

元安川


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太陽活動が衰えつつあることは海外メディアは以前から報じており、日本の人工衛星の「ひので」の観測データでも確認されている。

そもそもCO2が主因である気候変動は存在しない。CO2は地球誕生の90%以上あった時代から現在は最低レベルの0.04%という濃度しかない気体で、そんなもので温暖化するはずもないし、動物と違って自分でエネルギーを作れて動物の栄養源となる植物にとってはなくてはならないものだ。

NASAは「南極の氷は1998年以降増加し続けている。」と発表し、北極の氷も増えていることは海外メディアは報じているが日本では殆ど報じられていない。

環境省は博報堂に毎年30億円の随意契約で「地球温暖化広告費」を出し、地球温暖化防止費用として毎年約3兆円を盛り込み。原発へは2000億円が温暖化防止費として流れている。

誰が何のために「地球温暖化」を演出しているのか、考えれば分かる。

投稿: 詐欺師 | 2017年1月21日 (土) 08時59分


詐欺師様

南極の氷が増えているか否については色々議論はあるようですね。
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/110500311/

投稿: 元安川 | 2017年1月21日 (土) 09時59分


一時は北極の氷が溶けて海水面が上がるというアルキメデスの原理に反することが堂々と報じられていたが、南極の氷についても温暖化を前提とするICPPの報告書ですら減る可能性も増える可能性(海水の蒸発が促進されて雪が沢山降るとか)も示唆している。

その報告書には「温暖化」の結果として海水面が上がる可能性も下がる可能性も書いてあるのに報道では最大何cm上がる、という可能性の一方のみが報じられる。

温暖化しているにしてもCO2が主因かどうかは分からない。温暖化しているとしてもその結果南極の氷が減るのか増えるのかも分からない。温暖化しているとしても海水面は上がるのか下がるのかも分からない。これが現在の知見というわけだ。

そして明白なのは殆どの生物に必要なCO2は0.04%という微量になっており、殆どの生物にとって寒いより温かい方が過ごし易く、暑いより寒い方が生命にとって致命的であるということである。

投稿: 詐欺師 | 2017年1月21日 (土) 10時27分


詐欺師様

地球上の大気の歴史的変遷をみると、
二酸化炭素(CO2)は固定化することで、減少し、
酸素(O2)は増大、
またちっ素(N2)はそれほど変化がない、
ということのようですね。
勉強させていただき、ありがとうございました。

投稿: 元安川 | 2017年1月21日 (土) 14時28分

2016年12月30日 (金)

調整池のフロート式太陽光発電

実家の近くにある調整池に太陽光パネルの設置工事が進んでいる。

調整池は、幅80×150m 深さ5m位とかなり広い。
大雨が降って近くの川が氾濫しても、この池が溢れたことは見たことがない。
常時底の方に水が溜まってはいて、真ん中辺りには小さな浮島もあった。
季節になると鴨、白鷺などが飛んできていた。
誰かが放したのだろう、鯉もたくさん泳いでいた。
それなりに地域の景色にはなっていた。

そこになんとも無粋なパネルが設置された。
これで鴨、白鷺を見ることもできなくなるのだろうか。
ちょっと気になって、調べてみると、
住民説明会に配布されたのだろう資料が載っていた。
http://tokorozawakume.muragon.com/entry/1.html
なぜか市のHPには載っていない。

Img_9335

・池の大きさは 13,882㎡
その1/3位の面積にフロート式の太陽光発電パネルが設置される。
見た目には全面的にパネルが設置されているように見えるが、実は意外とその規模は小さい。
浮島も残されるという。
それなら、鴨も白鷺も飛んでくるだろうが、
しかしこの太陽光パネルはなんとも不細工だ。
・発電能力385kw。
住宅120戸分の電気量に相当する発電量。
・20年契約なので、24円/kwhとして計算して、
市の収入は約2億円
支出は約1.8億円を予想している。
・プロポーザルコンペで当選した三井住友ファイナンス&リース株式会社が建設、維持管理にあた
る。
という。

市が儲かるにこしたことはないが収支トントンなら御の字だ。
再生エネルギーの施設が作られることに意味がある。

広島市内にも太陽光発電のパネルが置けそうな場所はかなりありそうだ。

原発1基分を発電をするには、この程度の規模だと数千ヶ所の建設が必要となるが、
「塵も積もれば山となる」だ。
こうした地道な努力が必要だろう。

それにしても、
太陽光パネルは美しくない。
もう少し気の利いたパネルはできないもんだろうか。

元安川


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街中の看板もですが、どうして都市デザインを考えないのでしょうか?
このパネルも、どこの会社も同じですから、良いデザインを考えたら他社より選ばれらと考えないのでしょうか。
電気の地産地消は、発電ロスの多い大電力発電よりいいと思います。それに山の中にあるあの大きな鉄塔や電線の維持管理費も入らなくなりますからね。
日本の高度成長を支えてのは原子力発電じゃないですよね。
それにしても東電の負債を国民や新電力会社に負担にさせようとしてますが、野党は何も言いません。
政権与党になっ事のあるあの野党は、官僚にトラウマがあるのでしょうか。民意を反映ない通達だけで国民負担されるのは民主主義ではないですね。いつから専門家委員会とかが国民の代表になったのでしょうか?

投稿: やんじ | 2016年12月30日 (金) 12時53分


日本の公道で走れる唯一の「自動運転」と言える電気自動車を販売しているアメリカの電気自動車メーカー「テスラ」の作る太陽光パネルは美しいこと=街並みに溶け込むことをコンセプトとしています。

今や世界一のIT企業であるアップル社も美しいことを重視した製品設計をしてきましたが、日本の技術者には、そうしたことを邪道だと言うひとも多くいました。

そもそも個人の家であっても、景観を考慮するということは、欧米では常識的なことだと思いますが、現在の日本でも、まだ意識が低いように思います。

投稿: 工場長 | 2016年12月30日 (金) 13時59分


やんじ様

福島原発事故の処理費用は21.5兆円に膨らんだのに、
一般家庭にとっては2.4兆円、月18円、40年間の負担になると、
わけのわからないことをいっています。
なんかおかしいですね。

投稿: 元安川 | 2016年12月30日 (金) 16時34分


工場長様

アップルの本社は全ての電気を太陽光発電で賄うとのことですが、
太陽光パネルをうまく建築デザインに取り込んでいますね。
景観法も数年前に作られました。
太陽光発電施設の建設にも適用したらいいですね。

投稿: 元安川 | 2016年12月30日 (金) 16時42分

2016年12月29日 (木)

原発受忍論

日本には受忍論というものがあります。

それは「ヒロシマの心を世界に」でも何度か言及されていますが「国家の非常事態である戦争では、皆被害を受けたのだから、生命・身体・財産に何らかの被害を受けてもそれは受忍(我慢)しなければならない」という理屈で、その考え方は、今も続いています。

こうした政府の失敗のツケを国民に回すというやり方は「平和利用」であったはずの原発でも行われており、福島原発やもんじゅに限らず、電力会社が支払うべき事故の賠償金や廃炉費用などは、殆どが国民が支払うことになります。

現行制度では、原発の廃炉費用は(当たり前ですが)その原発で利益を得てきた大手電力会社が負担することになっていますが、今後は原発には関係のない新電力も、その費用を負担することになります。

また、福島の原発事故の賠償金なども、天下り団体として批判のある「原子力損害賠償・廃炉等支援機構」が処理していますが、これもお金の出処は税金であり、国民のものです。

これでは「事故を起こしたら、その費用は国民持ち、利益だけは電力会社」ということになります。そして、その「原則」通り、本来なら倒産すべき東電は3200億円という経常利益を出し「ゾンビ企業」と称されています。

さらに、もんじゅで失敗し、莫大な無駄遣いをした政府は、もっと大きな賭けに出ようとしています。世界一ギャンブル依存症が多いといわれる日本では、やはり政府もギャンブル依存症なのでしょうか。

Photo

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韓国とかみてると本当に日本人は我慢強いと思いますね。
良くも悪くもですが…

投稿: 国民受忍論 | 2016年12月29日 (木) 09時14分


こうした状況が、
インターネットによって、どう変わるのでしょうかね。
より多様な情報によって客観的判断ができるようになるのか、
より大本営発表に炎上するようになるのか。
楽観的にはなれませんね。

投稿: ゲン | 2016年12月29日 (木) 16時52分


「受忍論」は、1980年に厚生大臣の諮問機関だった原爆被爆者対策基本問題懇談会、略して基本懇が出したものですが、国家としての考え方が明確に述べられています。

しかし、基本稿の意見は、戦争という特別な事態だから、その犠牲は国民が受忍すべきだ、という内容で、それが成り立つためには、平時には国が責任を持って当然だという前提が必要です。

福島以降、この前提さえ無視されてきたということは、国民・市民が国の施策のために被害を受けても、国は責任を負わなくて良い、という主張をし始めたということになります。これは憲法違反なのですが、それも解釈改憲で政府は乗り越えるでしょう。このことに、私たち主権者がもっと大きな声を挙げないと、憲法の規定とは正反対の、政府独裁国家になりかねません。正に『1984』年です。

2017年は、こうした政府の暴挙に効果的に対抗する一年にしたいですね。

投稿: イライザ | 2016年12月29日 (木) 20時53分


やっぱり東電は、倒産させるべきでしたね。
東電の負債を国民負担にするなんてありえませんね。
そらも通達だけで決めようとしています。
もはや民主主義ではないですね。
この事に対して、野党は何も言ってないように思います。
カジノ法案なて議論する前に、国会で取り上げる事案だと思います。
原子力発電で国民は恩恵を受けていたとしてますが、安心で安全で安価な発電だと国家が決めた事での電気代を支払ってきただけだ、それは原発でなくとも良かった事です。
需要と供給の原則に従っただけだあり、恩恵なんて受けてません。
恩恵を受けたのは産経省の天下り役人と電力会社と株主だけだす。
国民負担の前に、東電の資産を全ての国が買い取りそのお金を東電が負債に支払い、東電を解体すべきです。これでも納得はできませんが。
それと電源三法の廃止ですね。

投稿: やんじ | 2016年12月30日 (金) 13時20分


国民受忍論さん

その通りですね。
良くも悪くも。

投稿: 工場長 | 2016年12月31日 (土) 09時22分


ゲンさん

新しいテクノロジーは人間の可能性を拡大しますが、多くのものに善悪の区別はなく、それを使う人間に委ねられます。人間は試行錯誤で進歩していきますが、過ちが取り返しのつかないレベルまで拡大されることが怖いところです。

投稿: 工場長 | 2016年12月31日 (土) 09時25分


イライザさん

受忍論はあくまで戦争被害受忍論だったはずですが、どんどん拡大しているとしか思えないところが憂慮されます。

民主主義が試されているようにさえ感じます。

投稿: 工場長 | 2016年12月31日 (土) 09時26分


やんじさん

東電や、それを支えてきた人達が何の責任も取ることなく利益を上げ続ける中で、国民が負担を強いられるという状況はあり得ないと思いますが、それに対して、日本の国民は、あまりにも大人しく「受忍」しているように思えます。

投稿: 工場長 | 2016年12月31日 (土) 09時28分

2016年12月23日 (金)

数学の苦手な国?

日本の官僚は文系の東大出身者が主導しているのでダメだという理系の学者がいましたが、理系の東大出身の市長と文系の京大出身の市長を比べて納得するのは、それこそ数学的ではないかも知れません。

ところで、日本国政府は一兆円を浪費した「もんじゅ」の廃炉を決めましたが、廃炉については具体的な見通しは経っていません。

廃炉費用は少なくとも三千億円超と試算されていますが、僅か4年後のオリンピックの予算ですら、7千億円が一兆、二兆、三兆円と上がるような国ですから、技術的な目処も立たず、何百年、何千年、何万年かかるかも分からない廃炉が、どれほど膨らむのか誰にも分からないことです。

原子力発電炉の開発は実験炉、原型炉、実証炉、実用炉を経て商業炉となり商業化されますが、もんじゅは原型炉です。

そして、原型炉に失敗したにも関わらず、政府は次の段階である実証炉を計画しています。それも、耐震性では優れていたはずのもんじゅから、耐震性では弱いとされているフランスのタンク型高速炉「アストリッド」に乗り換えようという計画です。

これは割り算はよく分からなかったが、微分積分を勉強して統計学をマスターしようとしているように思えます(もっと適当な比喩がありそうですが…今日のイライザさんの記事「『1984年』を読もう」から考えてみました。

リベラルな学者の解説
https://www.youtube.com/watch?v=1Sf3dqtnEAE

保守系の学者の解説
https://www.youtube.com/watch?v=nyFs-kARCh4

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バブル期になりますが、大前研一、長谷川慶太郎といった理科系の評論家がもてはやされました。事実に基づいた分析力があったからなのだと思いますが、暗黙の前提を意識していたことにも関係があると思います。

wikiによると、養老孟司氏は、「特に日本の文系に言えることですが、彼らは前提の吟味をしませんね」と発言しているそうです。官僚や政治家の特徴でもあります。

原発の事故が起こったことなど簡単に忘れてしまうのは、こうした「刷り込み」があるからなのかもしれません。

投稿: イライザ | 2016年12月23日 (金) 23時48分


フクシマ原発事故の処理費用が21兆円に膨れがっていますが、
それは使用済み核燃料がもんじゅなどによりリサイクルは可能だという前提にたっての費用だと思います。
それが否定されたら、フクシマ原発事故に限ってみてもいくらかかるのか算定不能になってしまうのではないでしょうか。
21兆円+∞ というわけです。
それをどうしてメディアはいわないのでしょうか。
不思議です。

投稿: ゲン | 2016年12月24日 (土) 19時54分


イライザさん

私が大学に入学する頃は花形の理系でしたが、卒業する頃には文系の時代で「理系の就職先は地方にはない」と言われ、それでも東京や大阪に行く気はなかったので、まるで畑違いのアパレル業界に入りました。そして同期で入社した理系出身者は、私も含め3年から5年で皆転職することになりました。

それはともかく、官僚や政治家の説明には「そもそもの前提が間違っている」と思うことが多いのは確かです。

日本では、小学生が3.9+5.1=9.0と書けば、多くの場合、減点されます。

学校で教えた通りに答えなければ正解とされない、ということですが、こうした教育も考えることを苦手にするのかも知れません。

投稿: 工場長 | 2016年12月25日 (日) 09時26分


ゲンさん

政府は、核燃料サイクルを諦めたわけではないので、未だに核のリサイクルは可能という立場です。

自民党の河野太郎議員は経産省の説明は「ミカンの皮をむくと、ミカンの実が取り除かれるので、ミカンをそのまま捨てるより、皮だけ捨てる方がゴミは小さい」ということで「食べられないミカンの中身をどうするのかは分からない」「いずれ日本は核のゴミ屋敷になる」と言われていました。

投稿: 工場長 | 2016年12月25日 (日) 09時34分


官僚に数学なんて必要はないですね。
そろばんの適当な位の珠を弾くだけです。
「こんなもんでしょ!」ってね。
あとはそれらしい理屈をつけるだけ。
理屈に政治家が特になる話が加わっていれば良いのです。
マスコミは言われたままを伝言するだけ。
官僚が発表し、政治家も後押しし、マスコミが伝えれば、国民は従う。
国民は、見た目にちょっと得ができればそれでしい。例え見えないところで大損していても。

投稿: やんじ | 2016年12月25日 (日) 22時34分


やんじさんさん

全くその通りだと思います。
マスコミが機能していないのであれば「大損」することに気づいている人達が少しでも声をあげていくしかありませんね。

投稿: 工場長 | 2016年12月27日 (火) 08時58分

2016年10月15日 (土)

老化が安全性にもっとも悪い。

私の住むマンションの湯沸かし器が火が点かなくなった。

広ガスの担当者の方に来ていただいてみてもらったら、
「もう寿命ですね。
普通は15年程度もてばいいとこですが、もう28年経ってますから、交換されたらいいですよ」
と簡単にいってくれる。
玄関を入ってすぐの靴箱の上に据え付けられている湯沸かし器は新品のようにキレイだ。
見積もりを取ったら、
「排気方式の安全性に関する法律も変わっていますから、その工事費を含めて80万円近くになります」
とのことだ。
参ったな。

と思っていたら、
10月14日の日経新聞に「高浜原発20年の延長許可」との記事が載っていた。
記事を読んでも難しくよくわからないが、
「高齢化原子炉は徐々に、
原子炉高圧容器は中性子を浴びて、高温の影響を受けてもろくなったり、
ステンレス鋼の配管設備は長時間高温にさらされもろくなったり、
コンクリートも放射線を防ぐ機能が低下する
等のことが起こる。
こうした現象に対し、高周波の電流を流して検出したりし、
レーザー光を当てて補修したり、交換したりすることで、対応する。
また廃炉原子炉について研究し、活用したい」
ということだ。

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日経新聞より

何か至極もっともらしいが、
あの極めて複雑に作られた原子炉を検査するだけでも大変だろうし、
補修、交換となれば、さらに大変だろうし、
交換した部品を捨てるのだって、どこに捨てるのか、まったく目処が立っていないというのが現状だろう。

そんな面倒くさいことをするなら、新たに作った方が安いだろうと思うが、
原子炉の新設なんて、今の時代にあっては、ほぼ不可能だ。

だから無理して寿命の延長を図るのだろうが、
池田清彦氏の
「長い生きが、健康に一番悪い」
ではないが、
「原発は、老化が安全性にもっとも悪い」
といえそうだ。

元安川

安川


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2016年8月19日 (金)

ニッポン最下位

2040年、日本は最下位になります。

未だに原発を再稼働させるような国=日本に住んでいると実感できませんが、2040年には、世界の総発電量の45%が再生エネルギーになる、ということです。

この予測をまとめたのは、この手の情報源としては世界で最も引用される英国の民間調査機関=Bloomberg New Energy Financeです。

その報告書によると、2040年には、再生エネルギーの割合が最も高いのはブラジル92%、カナダ83%、EU(欧州連合)70%、メキシコ69%となりますが、日本は米国や中国より更に下の33%です。

それは、二酸化炭素(CO2)の主要排出9カ国(地域)の中では8位、辛うじて開発途上国のインドより上という位置で、間違いなく先進国では最下位です。

しかも、日本政府の目標は、2030年時点で22%〜24%でしかなく、原発を稼働させれば、更に再生エネルギーは受け入れ難い状況になりますから、インド以下になる可能性も十分にあります。

世界の市場においても、世界一の企業であるApple社は、データセンター、工場、直営店舗、本社を次々に100%再生エネルギーの施設に変え、Google、BMW、IKEA、ナイキ、H&M、ネスレ、スタバ、コカコーラ、マイクロソフトなどもRE100(The world’s most influential companies, committed to 100% renewable power)で、100%再生エネルギーを目指しています。

Apple

いずれの企業も、エネルギーのベストミックスなどという中途半端な調整や改善ではなく、理想に向けた強い意志を持つ改革であり、裏にどんな思惑があるにせよ、社会はそれを指示し、ブランド価値を上げているという現実があります。

日本は、東北大震災の直後に米国のシンクタンクから指摘されたように、再生エネルギーを中心とした小規模電力網を作るには非常に有利な国です。

にも関わらず、このまま技術的に遅れる一方になれば、必ず訪れる再生エネルギーが中心になる社会において、資源は国産でありながら、利益の多くは海外に持って行かれる、という、従来の輸入燃料と変わらない状況になりかねません。

原発を再稼働させることは、安倍政権の大好きな「国益」に大きく反したものだと言わざるを得ません。

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これから進むべき方向は、極論すればそれぞれの家、建物で発電市、使用するような小規模電力ネットワークを作ることだと思いますが、
ブラジル、カナダの再生エネルギー源は何ですか、
教えてください。

投稿: 宇品灯台 | 2016年8月19日 (金) 04時24分


宇品灯台さん

この報告書ではブラジルやカナダでは水力発電の導入が進み、EUではドイツを中心として太陽光や風力が中心になると見られています。

実はノルウェーは既に水力でほぼ100%自然エネルギーですし、私は水力発電の制御にも関わっていましたが、中国電力の中には、中国地方は全て水力発電で賄うことも可能だ、という人もいました。

ドイツは100%自然エネルギーを目指していますが、その時にも重要な役目を担うのが、太陽光や風力のように発電量の変化の大きいもののバッファーとなる蓄電装置で、ドイツはその蓄電装置として大規模な揚水発電所の建設も予定しています。

大規模なダムばかりではなく、既に開発されて稼働もしている小規模な小型水力発電もありますが、導入へのハードルは技術的なことより、法的な規制の方が大きいと感じます。

投稿: 工場長 | 2016年8月19日 (金) 08時50分

2016年8月17日 (水)

核と人類の共存

核と人類は共存できない、核兵器は廃絶されることにしか意味がなく、原発は廃炉にするしかない存在であることは、人類が、取り返しのつかない程の大きな犠牲を払って得た結論です。

しかし、未だに私利私欲に目が眩み、理性も良識も失くした人達が、無知で従順な国民を騙し続け、嘘で固めた間違いだらけの核抑止論や、エネルギー政策をすすめています。

日本の原発には、固有安全性もなく、震度6の地震で簡単に壊れ、多重防御もまるで嘘であり、日本に原発が1基もなくても電力需給には何の影響もないことなど、すべてが事実として証明されても、なお、騙す人は騙し続け、騙される人は騙され続けています。

その結果、日本の原発は電力を供給しないばかりか、膨大な電力を使い、膨大な熱で海水を温めて膨大な二酸化炭素を出し、事故の収束も目処が立たないまま、膨大な国家予算を使っているだけでありながら、未だに廃炉を決めているのは僅かです。

軍事、経済の両面で核政策を推し進めてきたアメリカですら、ロングアイランドに建設された原発は、避難計画が十分でないことを理由に、燃料棒を入れるだけという段階であったにもかかわらず、廃炉に追い込まれました。

日本政府は、その最低の良識すらないようです。
伊方原発3号機は再稼働しました

https://www.youtube.com/watch?v=lg7AfTH18cg

Photo_2

そしてブログ「ヒロシマの心を世界に」でも伝えられているように、広島を訪れたオバマ大統領が任期の最後に、米国の核政策を変えようと「先制不使用宣言」を検討しているが、日本政府は、「先制不使用宣言」を米国が行わないように要請しているということは、米国メディアでも報じられています。

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核開発、原発の負の面をまったく無視すると、あのような結論になるのでしょうね。
安倍さんは広島、長崎に何度も来ているのに、
何故わからないのか、不思議ですね。
目が見えないのでしょうか

投稿: ゲン | 2016年8月17日 (水) 09時10分


ゲンさん

ネットであれだけ指摘されても、平然として広島と長崎で殆ど同じコピペ原稿を読むような安倍晋三首相ですから、何度広島や長崎に来ても何も見ず、見ても頭には残らないのでしょう。

また、万が一、原発の過酷事故が起きても、それをいち早く知り、危なければ自分や家族は南半球にでも避難できる立場ですから、本人にとっては、他人の命より自分のお金を優先した理性的な判断なのかも知れません。

投稿: 工場長 | 2016年8月17日 (水) 09時21分


非核三原則でノーベル平和賞を受賞した自民党の総理大臣は、アメリカ軍に核兵器を日本に持ち込まさせていたことで世界を騙して、非核三原則は何ら意味の無いものになりました。
しかしながら、こんな大嘘の三原則で平和を未だにこの人は言ってます。
また、これも大嘘のだと、今回の核兵器の先制不使用はダメだとしたことで暴露たのではないでしょうか。
北朝鮮な対して核攻撃をするためには、てっとり早いのは在日米軍の核攻撃ですからね。
つまり、核兵器は今も日本に持ち込まれていると。
それと、核兵器で戦争が起こらないのは嘘ですね。核戦争の抑止力はあるでしょうが。

投稿: やんじ | 2016年8月17日 (水) 11時15分


やんじさん

おそらく今回以上に効果があったであろうプラハ演説直後のオバマ大統領の広島訪問を拒否したのも日本の外務省であったことはウィキリークスで明らかになりましたが、こうした建前と真反対の行動はまだまだありそうです。

銃をチラつかせて防衛のための抑止力だというのは無理のあることです。それはもう十分に威嚇であり、法的にも力の行使と同じです。

世界で唯一の戦争被爆国である日本こそ、理想に向けた強い意志を示すべきですし、岸田外相のいる今こそ、それを示して欲しいものだと思います。

投稿: 工場長 | 2016年8月19日 (金) 08時49分

2016年6月14日 (火)

フクシマ・モナムール

少し前(2016年2月)東日本大震災後の福島を舞台にしたドイツ映画「フクシマ・モナムール」(ドリス・デリエ監督、桃井かおり主演)がベルリン国際映画祭で「ハイナー・カーロウ賞」を受賞しました。

Grüße aus Fukushima
https://www.youtube.com/watch?v=fdogctzRYeg

この映画は「福島を訪れたドイツ人女性が、仮設住宅で暮らす年配の芸者と交流を深め、前向きな気持ちを取り戻していく物語」で直接的には原発には触れられておらず「幸せの権利」をテーマとして映画祭で「故郷を去って幸せを求める難民に焦点が当てられがちだが、故郷に戻って失われた幸せを求める人もいる」として紹介されました。

もちろん、このことは日本でも報道され、映画ファンには良く知られたことですが、日本の報道で殆ど目にしなかったことがあります。

それは、この映画はドイツから持ち込まれた太陽光発電による電力で撮影されたこと、そして、この映画祭の総合ディレクターであるコスリック氏が会見でこう発言したことです。

「日本人はチェルノブイリ事故から何も学ばなかった。現在、日本で起きていることは黙示録の状況だ。チェルノブイリから30年、福島から5年過ぎ、あの事故を忘れたかのように原発が建設されようとしている。今だけではなく、これから何千年も地球を危険にさらす原子力について、再考を促す映画だ」

そして、デリエ監督も、こう発言しています。

「安倍政権は福島の現地で困難を抱えている人々に支援の手を差し伸べようともせず、原発の惨事が与えている教訓に向き合おうとしない。見るに堪えない」

日本人は、いつまで、この「見るに堪えない」状況に甘んじるのでしょうか。

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