はるかに粋で、洒落てます
先日の日経新聞の「小さな家」というコラムに「立原道造のヒヤシンスハウス」が載っていました。
JR武蔵浦和駅を降りて、15分くらいのところにある別所沼の畔に、小さなの木造の建物が建っています。
私も何度かその建物に寄ったことがありますが、部屋の中にあるのはカウンターのテーブルとトイレと棚だけです。
なんともシンプルな建物です。
設計者の立原道造(1914年~37年)は詩人として有名ですが、24歳8ヶ月で急逝しているそうです。
検索すると、立原道造は東大の建築科を出ているそうですが、ヒヤシンスハウスは学生時代に描かれたとのことです。
この家の設計図も出てきたようです。
建物は4.3坪だそうですから、15m2弱です。
なんとも小さな建物です。
図面は尺で描かれています。
図面を見るとキッチンも寝るところもありませんから、別荘というより、離れ、作業部屋という感じです。
別所沼の畔に建っていますから、東京の近郊に住む人が、ちょっと作業したり、友達とお喋りするのに、こんな小屋があったらいいなという感じです。
そんな思いを実現すために「詩人の夢の継承事業」として建設の機運が高まり、2004年(平成16年)年11月、多くの市民たちや企業、行政の協調のもと、ここに実現することとなったとのことです。
このヒヤシンスハウスはつい最近、20年前に建ったとは驚きです。
そんな素晴らしい背景があっての建物とは知りませんでした。
ハーバード大学にはケネデイースクールとか、アメリカ海軍にはケネデイー航空母艦とかがあるようですが、この「ヒヤシンスハウス」の方がはるかに粋で、洒落ています」
これが日本の文化です。
広島でもこうした類の文化が育つといいですね。
元安川
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