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2025年7月21日 (月)

はるかに粋で、洒落てます

 

先日の日経新聞の「小さな家」というコラムに「立原道造のヒヤシンスハウス」が載っていました。

 

JR武蔵浦和駅を降りて、15分くらいのところにある別所沼の畔に、小さなの木造の建物が建っています。

私も何度かその建物に寄ったことがありますが、部屋の中にあるのはカウンターのテーブルとトイレと棚だけです。

なんともシンプルな建物です。

 

設計者の立原道造(1914年~37年)は詩人として有名ですが、24歳8ヶ月で急逝しているそうです。

検索すると、立原道造は東大の建築科を出ているそうですが、ヒヤシンスハウスは学生時代に描かれたとのことです。

この家の設計図も出てきたようです。

建物は4.3坪だそうですから、15m2弱です。

なんとも小さな建物です。

図面は尺で描かれています。

Img_0980

 

図面を見るとキッチンも寝るところもありませんから、別荘というより、離れ、作業部屋という感じです。

 

別所沼の畔に建っていますから、東京の近郊に住む人が、ちょっと作業したり、友達とお喋りするのに、こんな小屋があったらいいなという感じです。

 

そんな思いを実現すために「詩人の夢の継承事業」として建設の機運が高まり、2004年(平成16年)年11月、多くの市民たちや企業、行政の協調のもと、ここに実現することとなったとのことです。

 

このヒヤシンスハウスはつい最近、20年前に建ったとは驚きです。

 

そんな素晴らしい背景があっての建物とは知りませんでした。

 

ハーバード大学にはケネデイースクールとか、アメリカ海軍にはケネデイー航空母艦とかがあるようですが、この「ヒヤシンスハウス」の方がはるかに粋で、洒落ています」

 

これが日本の文化です。

 

広島でもこうした類の文化が育つといいですね。

 

元安川

 

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