コルビジェ、菊竹清訓・・・の住宅模型展覧会
今回は最初から驚きの連続でした。
妻と孫娘2人と一緒に、国立新美術館に行ったのですが、地下鉄千代田線の乃木坂駅から降りたのも初めてでしたが、6番出口を出ると国立新美術館に直接入っていけるのです。
駅ビルのようです。
いつもは地下鉄六本木駅降りて、10分近く歩いて張るのですが、こんな入り口があるとは知りませんでした。
ぎっくりしました。
そのまま進むと、目指す展覧会「リビングモダニティー・住まいの実験」が開催されていました。
小学生は無料です。
入り口を入ってすぐのところにはコルビジェが両親のために作ったというスイスの湖畔に建つ、60m2の小さくとも美しい住宅。
菊竹清訓、フィンランド出身のヤコブセン、ミース、アールト・・・の住宅。
建築だけでなく、敷地の木々、庭も作られています。
環境も作られている建物の展覧会なんて初めてみました。
スケールは1/50くらいが中心のようですが、一定してはいないようです。
14の住宅が展示されているようです。
コルビジェ、イームズ、サーリネン・・・の等建築家のデザインしたイスもかなり展示されていました。
戦後の建築ブームをリードしたメタポリズムの思想で作られた菊竹清訓の自邸「スカイハウス」は圧倒的です。
空中に浮かぶ10m四方の空間を、梁の中間の4ヶ所で、かなり幅広の柱で支えています。
キッチン、ベッドルーム、リビングの区切りはありません。
暑さ2cm近くある設計図書も展示されていました。
子供が生まれたら、子供の部屋はぶら下げて作られたとのことです。
網で作られた子供部屋の模型が、天井からぶら下がっていたのにはびっくりしました。
どうしてか、どの住宅も斜面地に建てられています。
小学校3年生の孫娘はそれらの建物、イスを懸命にスケッチしていました。
主催した建築雑誌の出版社のようですが、クラウドファンディングで資金を集め、催したそうです。
こんな大きな建築専門の展覧会は、日本では初めてだろうと思います。
記憶に残る展覧会でした。
ミュージアムショップでカタログ3850円を買いました。
小学校3年の女の子が突然「私、建築家になるの!」と言い出しました。
? びっくりです。
それを聞いた6年生の女の子も「私もなる!」と言い出しました。
また、びっくりです。
まあ好きなこと、目標があることはいいことでしょう。
「じゃー、ちゃんと勉強しなければね」
と言ったら「するする」と言ってましたが、塾にも行ってないのに・・・
元安川
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