お米の話で思い出しました。
私の曽祖父は、羽振りの良かったころ、若い女性(曽祖母)と再婚したのですが、曽祖母の父親から、再婚の条件として、離婚しても食っていけるようにと、田圃1反と山林4000坪くらいを買わされたそうです。
今でもそのようですが、田圃の不在地主は農地法が適用され、田畑の所有は許されなかかったとのことから、田圃は曽祖母のお姉さんの名義にし、お米をいくらか送ってもらっていたそうです。
それがいつの間にか、そのお姉さんの所有になってしまったようです。
祖父母の親族との交流は今ではもうありません。
山林は順次相続され、今では私の名義になっていますが、田圃はどこにあるかもわかりません。
ところでその田圃1反はどのくらいの面積で、お米の収穫量はどのくらいか、改めて調べてみました。
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日本の水田1反(約991.7平方メートル)のお米の収穫量と、それで賄える人数の目安は以下の通りです:
1. 収穫量の目安
- **平均収量**:1反あたり**約450~500kg**(玄米重量)
- 10a(1反)あたりの収量は「俵」単位で**8~9俵**(1俵=60kg)
- 品種や栽培条件により変動(例:コシヒカリはやや少なめ、多収品種は600kg以上も可能)
2. 1年間で賄える人数
- **計算基準**:
- 1人あたりの年間消費量:**約50kg**(玄米換算/農林水産省データ)
- 可食部のみ計算(精米率90%の場合):500kg×0.9=450kg
**結果**:
450kg ÷ 50kg/人 = 約9人分
**1反の収穫で約8~10人分**の年間米消費を賄えます。
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当時のお米の収穫量はまだまだ技術も進んでいなかったでしょうから、現在の半分くらいの収穫量だったと思われますが、母と子供2人が食べていけるくらいの量のお米はとれたでしょうし、山でみかんの木を植え、みかんを売れば、なんとか生活できくらいの収入にはなっただろうと思われます。
結果としては、曽祖父夫妻は離婚することもありませんでしたから、今の私の生活があると思います??
子供、孫の誰かがその土地を欲しいといえば、相続させようと思っていますが、そうなればめでたしめでたしですが・・・・・
元安川
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