TAKANAWA GATEWAY CITYが開業 !?
山手線TAKANAWA GATEWAY CITYがこの3月27日本開業したとのことですので、見に行きました。
テントの駅舎だけは以前見ていたのですが、東口前に広がる広いスペースに超高層ビルが2棟もできたとのことですので、JR東日本はどんな街を作り出したのかなとちょっと気になり見に行きました。
駅舎の設計は今をときめく隈研吾氏で「街と駅のシームレスな融合」をテーマとしているとのことですが、駅前には確かに超高層ビルが2棟並んで建っていましたが、まだテナントが入っていないのか、駅前はまだ殺風景なビル街でした。
こうして改めて見ると、白いテントの駅舎は壮観でした。
白いテントは白い和紙の折り紙をモチーフにしているとのことですが、11.561㎡の広さとか、そのテントが30~40cmはあろうかという太いパイプに支えられ、明るく、美しい空間を作り出しています。
電車を降りて2階に上がると、改札口までメチャ広いスペースに出ます。
普通はそこにエキナカと称するショップが並んでいるのですが、メチャ広いスペースがくり抜かれ、分厚く背の高いガラス越しに5路線、2つのプラットホームがよく見えます。
残りの3,969㎡の広場はメチャ広い公園のようになっていて、真ん中あたりには人工芝の貼られた子供広場があります。
ショップはテントの屋根の下の両端に、申し訳程度にスタバ、無人のコンビニと、もう一つレストランが設けられていますが、それもごく狭い広さです。
世界のGATEとなることを目指したというこの巨大なテント空間は、普通の建築家には発想できないようなおおらかさがあります。
建築的寸法を超えた土木的寸法がここにはあります。
地震、洪水、津波・・・を考慮したらこうなるのでしょうか。
壁面のガラス面は「大和張り」と呼ばれる伝統技法が使われているとのことですが、美しいといえば言えると思いますが、何故か、この巨大な駅空間は異常に煩いのです。
高輪ゲートウェイ駅は沢山の賞を受賞していますが、この煩さは、計画担当者たちが思いもしなかった現象が起こっているようです。
今までなかったような革新的なデザインであればあるほど、こんな予想もしなかった現象が起こるようです。
元安川
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