国籍・結婚制度は消滅する?
もう大分前の話ですが、カナダのフランス語圏の大学で教授をしていた
友人が、妻、子供と別れて、日本の大学に赴任して来ました。
その帰れととお喋りはいつも大変面白いので、その一部をちょっとまとめてみました。
「娘は47歳、息子は44歳です。
娘には高校生の女の子と小学生の男の子がいます。
異父姉弟です。
息子は美容師の女の子と最近別れました。
子供はいません。
カナダでは離婚が増えて(離婚率50数パーセント)いわゆる結婚は激減
しています。
ほとんどが事実婚で、もちろん夫婦別姓です。
カナダの婚外子の割合は6割を超えるそうです。
日本では家制度があり、公式の書類には戸籍制度があり、個人の特定は
現住所と本籍地で行いますが、
カナダでは個人の特定は連邦政府の発行するマイナンバー(SSN)だけです。
簡単といえば簡単です。
カナダも日本のように移民受け入れはかなり厳しいのですが、
日本もいずれ国民を戸籍やら、住民票で縛って管理する閉鎖組織はなくなり、
税金(会費?)さえ収めていれば、マイナンバーカードだけのカナダのように
開放的組織になるのでしょうね。
トランプやイタリア、フランス、イギリス、ドイツなどのナショナリズムは、
閉鎖社会に押し戻そうとする年寄りの最後のあがきといえます。
人間の意識の流れはゆっくりとですが、しかし確実に世界連邦に向かって
流れつつあり、その中で人種差別や断絶、敵対することはますます増えて
来るのでしょうが、それはむなしい抵抗のように思えます。
人類数千年の歴史を見ても人間も動物も豊かな土地を求めて移動している
わけですから、壁や柵で、ましてや戦でその流れを止めようとすることは
無駄なことだと思います。
それよりも移民して来る人々は能力に応じて受け入れ、能力に応じて、
働いてもらったほうが得だと思いますが・・・
我々は面白い時代に生きてますね。
面白い時代に面白い友がいることは最高の幸なことだと思います」
とのことを話してくれました。
国籍や男女の差別は「年寄りの最後の足掻き」だというのです。
そういえば、イギリスの研究者は「歴史的にみて、戦争による死者の人数は
逓減して来ている」といっているそうです。
オタオタしないで、ドンと構えていればいずれなんとかなるいうわけです。
そして優雅に暮らせるようになるのです。
「惚れたはれた」で忙しくなりそうですが・・・
???
元安川
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