路面電車で街の魅力再発見・広電
日経新聞の土曜日版に、毎週「なんでもランキング」が載っています。
8月31日版には「路面電車で街の魅力再発見」というタイトルで、
最近全国で盛んに話題となっている路面電車を取り上げていました。
もちろん1位は広島電鉄です。
当然のこととは思いますが、素晴らしいことです。
2位は店舗や病院、美術館等を街の中心に集め、住みやすい街を作ろうと
いうコンパクトシティのコンセプトのもとで進められた「富山地方鉄道」
3位は長崎電気鉄道、
4位は湘南の海の美しさで旅番組でよく取り上げられている「江ノ島電鉄」
5位に「熊本市交通局」
6位に「伊予鉄道」
・・・
9位に東京都交通局の都営荒川線
が取り上げられていました。
路面電車は戦前には日本各地に走っていたようですが、
「これからの時代は自動車だ」という流れの中で、どんどん消えていきました。
それが今見直されようとしているようです。
最近は富山地方鉄道のように新しいコンパクトシティーとしての役割を
期待されて建設された路面電車もありますし、
江ノ島電鉄のように観光施設としての役割が大きくなっている電車もあります。
広島電鉄は、そんな中にあって
広島、長崎には「70年間は草木も生えない」という衝撃的な説が言われたにも
関わらず、被爆した翌日には路面電車を走らせました。
広電は、街の重要な交通機関としての役割を保持してきました。
今に至るも殆ど路線を変更せずに走っています。
そして今、広電は駅前大橋を渡って、JR広島駅に直接乗り入れるルートを作ろう
としています。
さらに新しい路面電車のあり方を提案しているのです。
折角ですから、
広電の駅前大橋ルートは一般車両は通れないのでしょうから、
路面電車の路面を緑化したらどうでしょうか。
ゴルフ場では、冬でも緑の芝生とすることが技術的に可能になったようです。
いずれロボットの芝刈り機もできるでしょうから、走らせたらどうか。
広電はGSDsの時代に、相応しい街を提案することになるのではないでしょうか。
元安川
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