台風10号は消えた?
台風10号は8月22日、マリアナ諸島付近で発生した頃は、台風の進路予想は、
沖縄方向に向かい、そこから北上し、四国に上陸し、大阪あたりで進路を
北北東に変え、新潟あたりを通り、岩手で太平洋に抜けるというような予報でした。
発生した頃の中心気圧は950hPs、瞬間最大風速70mの暴風雨を伴う「経験した
ことのない猛烈な台風ですのでご注意ください」とのことでした。
ずいぶん変なコースを通る台風だなとは思いましたが、
息子の嫁さんと孫2人がキャンベラから28日に帰国する予定でしたので、
上手く帰国できるかどうか大変心配しました。
それが奄美大島あたりで、方向を北に変えると急に速度が遅くなり、
鹿児島に近づくと、さらに歩く速さにまでなったと報じていました。
何それです?
おかげで、オーストラリアからの飛行機は無事羽田空港に着陸でき、良かった
良かったと思ったのですが、静岡、神奈川では大雨で、トンネルの手前で
崖崩れが起こったりしているとのことでした。
テレビでは、日本を横断した過去の台風と比べる画像を見せたりし、
バラエティ番組は朝から晩まで台風10号関連の放送ばかりでした。
それが30日の昼過ぎのウェブを見ていたら、なんと「台風10号は消えた」
との記事が載っていました。
エッ
そんなのあり?
フェイクニュース?
改めてウエザーニュースを見ると
29日9:30の気象庁提供の写真では、もう台風の中心がかなり曖昧になっています。
30日15時の時点では、気圧は994hPa、速さ10km/h、最大風速20m/sとのことです。
台風と呼ぶか否かの基準は、気圧かと思っていましたが、そうではないようです。
台風の基準は風速が17m/s以上か否かだそうですから、まだ基準は満たしている
ようですから、風速は急速に落ち、雨台風になっているようです。
台風としては、近々消えそうです。
台風は途中通るところの海面温度が高いと勢力を強めるそうですが、
今回は陸の近くにとどまり、陸上に長くいたことで、台風の勢力が弱まったことと、
思われます。
気象関連の人たちは「頻繁に気象ニュースをチェックしてください」と言ってます。
まあいずれにしろ「大きな被害がなくて良かった」と思うべきなのでしょう。
元安川
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