セーヌ川、エッフェル塔での開会式・パリ・オリンピック
昨日のニュースでパリオリンピックの開会式の様子を報じていました。
スタジアムでなくセーヌ川を、派遣選手数に応じた大小様々の船に乗り、
川に沿った観客に手をふり、エッフェル塔に繋がる橋で降りて、歩いて、
行進するという演出にはびっくりしました。
船もフランス全土から集めたのか、全部で85隻だそうですが、一隻一隻の
デザインは異なり、素晴らしく美しい景色なのには感激しました。
観客は雨だったこともあり32万人だったそうですが、それにしても
すごい観客数です。
32万人収容のスタジアムなんて、とても無理です。
街全体を会場とする? そんなこと許されたのでしょうか?
入場式の会場となるスタジアムは、8万人収容の規模とすると決められて
いたはずです。
エッフェル塔前に設けられてメイン広場は精々1万人程度の仮設席の
広場だと思われます。
聖火の最終ランナーは、柔道男子100キロ超級のテディ・リネールと
陸上短距離のマリージョゼ・ペレクの男女2人です。
火をつけたのは大きな気球の下についている大きな円形の輪です。
男女2人で点火したというも初めてだそうです。
メインイベントは雨の中で、ピアノ伴奏で歌ったのはシャンソン歌手
セリーヌ・ディオンの「愛の讃歌」です。聖火は大きな気球で空に
運ばれるという演出も、メチャ洒落ています。
ジョン・レノンとヨーコ・オノの「イマジン」をピアノで演奏し、その
ピアノは燃えてしまうという演出もびっくりします。
サーフィン会場は、南太平洋に浮かぶフランス領ポリネシアの島、タヒチだ
そうです。
競技場の95%は既存の施設だそうです。
今回のオリンピックはパリらしいなんともシャレたオリンピックになる
だろうと思います。
次のオリンピックでは、
IT時代として、全ての競技の最初から最後まで放映することは可能に
なると思われますし、
世界の人口60~80億人の全ての人が、会場にいなくとも、競技をみる
ことが可能になるだろうと思います。
実際に会場にいる観客も少ないのですから、警備もはるかに容易になる
だろうと思います。
こうしたことを思うと、平和記念公園の平和祈念施設、厳島神社のある
広島市でははるかに象徴的なオリンピックが可能になるだろうと思います。
IT系企業からの出資を求めることも、ヒロシマ・オリンピック計画が
作られた時には、前例がないからダメと拒否されましたが、
次のヒロシマ・オリンピックでは可能となるだろうと思われます。
次のオリンピックはロサンゼルス、その次はオーストラリアのブリスベンに
決まっているそうですが、その次のオリンピックに広島市は名乗りをあげても
いいと思います。
その頃には
IT系企業からの出資を求めることも、ヒロシマでは前例がないからダメと拒否
されましたが、
次のヒロシマ・オリンピックでは可能となっていることと思われます。
さらに今後世界の全ての100万人都市で開催が可能にもなるだろうと思います。
ヒロシマ・オリンピック計画にちらっと拘ったものとしては、
色々考えさせられるパリ・オリンピックです。
元安川
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