「ルリュールおじさん」 いせひでこ作
パリの街に住む男の子が
「こわれた本をどこにもっていけばいいの?」ときくと、
「そんなに大事なら、ルリュールのところにもっていけばいい」とおしえられました。
「本のおいしゃさんみたいな人ことだよ」
とおしえられ、街をあちこち歩いて、ようやく見つけました。
・・・・・
とのお話が、いせひでこさんの絵本です。
本を作る仕事は印刷する仕事と、製本する仕事に分かれていたそうです。
ルリュールというのは製本する仕事のことで、いまだにヨーロッパでは残っているらしいのです。
製本には羊皮紙とかが使われることもあり、大変貴重なことでもあり、
もうそれだけで、アートな仕事ともいえるようです。
そうした習慣の面影は日本では今も残っていて、ペイパーブックと硬い表紙の本との価格の違いになっているようです。
私の息子は家ではパソコンを何台も並べて作業していますが、
身の回りには本も書類もほとんどありません。
私が本を買うと、妻に「もう置くところがありませんよ」と怒られる有様です。
その昔私のいた大学の研究室には、
改めて製本し直された本が残っていて、教授はそうした本のページを捲るときには、
それこそ白い手袋をして、ページを痛めないように大切にめくっていました。
この「いせひでこさんの絵本」はそんな懐かしい時代を思い出させてくれました。
元安川
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