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2024年2月 3日 (土)

立原道造の夢想した「ヒヤシンスハウス」

 

先日何気なくテレビをみていたら、小さな木造の建物が紹介されていました。

そういえば、この小さな木造の建物は、浦和の友人の家を訪ねる途中、別所沼公園の沼の脇に建っていました。

番組「審美の巨人」では、

女優の内田友紀さんが案内するのは、24歳(19141939年)で夭折した、昭和初期に活躍した詩人で、建築家の立原道造が、

別所沼公園の脇に建てたいと夢描いていたという5坪の小さな木造小屋でした。

この建物は「ヒヤシンスハウス」と呼び、たくさんのスケッチが残されているそうです。

椅子、テーブル、家の前に立てる三角の旗まで描き込まれています。

軽井沢で知り合った恋人を偲んでいるかのようです。

 

当時「鎌倉文士に浦和画家」とも言われたそうですが、

有名な画家がたくさんこのあたりに住んでいたそうです。

立原道造は東大建築科卒で、丹下健三の1年上になるそうですが、

在学中には3年間、同学科の辰野賞を連続受賞し、

詩作では卒業した翌年1938年に、中原中也賞を受賞したそうです。

 

そうした立原道造を偲び、

浦和市が大宮市の合併し、政令指定都市になり、別所沼公園が市の管轄になったとき、

地元の立原道造を偲ぶ「ヒヤシンスの会」の人たちが中心になり、2003年に別所沼を望むこの場所に「ヒヤシンスハウス」を

建てたのだそうです。

Img_9668

 

羽田の飛行機事故、能登の地震、イスラエル、ウクライナの戦争、キックバックの政治がらみの事件と、嫌なことばかりが続く時代にあって、

洒落た話ですね。

 

ヒヤシンスの花言葉は「悲しみを越えた愛」だそうです。

 

元安川

 

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