友人の思い
前回のブログに、
豊田氏はYouTubeで、中国の凄まじい発展は「法律で禁止されていないことはやっていい」と思っているからだとの発言をもとに書きましたが、
すぐに友人から下記のようなメールをいただきました。
*****
「こうした豊田氏のYouTubeにみたような事実から今、まさに民主主義が問われている時代になっていると思います。
急激な変化は圧倒的に専制主義の方が有利です。
AIの議論でもありましたが、西側諸国が立ち止まったところで、中国の一人勝ちになるだけ、という現実があります。
国連でも、いつの間にか、民主主義国家は減って、専制主義の国が増えています。
集合知が正しいというのが民主主義の前提ですが、現実を見れば必ずしもそうは思えない事実があります。
無知で無能な多くの人たちが等しく議論を重ねるより、むしろ優れた一部の人たちに任せた方が良いのではないかとさえ思います。
社会を変えるほどの急成長をしたアップルやテスラなどは極端なワンマン経営でした。
現代、最も多くの人が生活で頼りにしているスマホは、その殆どが専制主義の中国と財閥のいる韓国で作られ、EVも同じ途を辿りつつあり、先進国では最も進んでいたドイツ勢ですら、脱落し始めています。
もともと私は自分の個人情報などどうでも良く、便利で不精できる社会が良い、という考えなので、監視社会については気になりませんし、先進的な中国の都市は羨ましいばかりです。
日本がそうなるなら、戦後、アメリカに占領された日本が急成長したように、今なら中国に占領された方が良い、とさえ思います。
まぁ極論ですが、正直な感想でもあります」
*****
そのメールへの私の返信です。
「今なら中国に占領された方が良い、とさえ思います」
とは、びっくりします。
若いですねー。
あなたほどに才能があり、若さがある人にとっては、
今の中国のように「猛烈な競争社会、急激に進化する社会の方が興味があるのでしょうね。
羨ましい限りです。」
と書きました。
とのことを伝えましたら、
友人からすぐに追伸がありました。
「若くて飛び抜けた才能があれば、迷うことなくアメリカだと思います。
GAFAMもテスラも例外なく米国企業です。
中国にはEVメーカーとしてはテスラに迫るスタートアップも登場していますが、
テスラのように何千もの衛星を打ち上げ、有人飛行まで実現し、
最新の掘削技術によるトンネルから、超高速移動体の開発、エネルギー分野における投資、
そして独自CPUの開発から大規模クラウドやスーパーコンピュータへの巨大投資まで行っている企業は存在しません。」
とのことでした。
アメリカの魅力は、当分の間、やはり別格のようです。
元安川
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