熊谷守一美術館
住宅街の曲がりくねった細い道を走って、ようやく熊谷守一美術館を見つけました。
コンクリート打ち放しの3階建てのビルです。
道路に面した壁には、9匹の大きなアリとカタカナで辿々しく「クマガイモリカズ」と描かれています。
熊谷守一の住宅跡地を美術館にしたそうですが、
どういう経緯があってかしりませんが、豊島区立になっています。
私は熊谷守一の絵は大好きです。
絵は太い線で、裸婦、卵、猫、花、蝶・・・の輪郭が描かれ、その中を黄、白、赤、黒で塗られています。
極めてシンプルな絵です。
熊谷守一には熱烈なスポンサーがついていたそうです。
幼い孫が描いたような絵ですが、だからといってこの境地にはなかなか辿り着けないものです。
文化勲章の内示を断ったそうです。
熊谷守一は東京美術学校を出ていますから、デッサン力は確かなものだったろうと思います。
今回は38周年展だそうです。
1階から3階までに展示されいる絵は100点くらいありますが、どれもA4~A3くらいの小さい絵です。
1階の横は半地下になっていて、娘さんの名前をつけたCafe Kayaがあります。
半地下にしたのもそれなりの理由があったのだろうと思います。
広島でも中沢啓治の名を冠した美術館を作ったらどうでしょうか。
広島市立にする?
元安川
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