西武線秩父駅ビル祭りの湯とDX化
オーストラリアから息子の嫁の叔母さんが来日しました。
コロナ禍による入国制限が解けた翌日の来日です。
色々考えていたようですが、それにしてもドンピシャりの予約でした。
びっくりしました。
今回は初めの1週間は我が家の近くのホテルに泊まり、次の1週間は北海道だそうです。
途中その叔母と息子一家と秩父に1泊旅行しました。
所沢駅から秩父駅まで、特急ラビューで1時間かかりましたが、
日本の鉄道が大好きという叔母は、ラビューの車両のデザインにすっかり魅入られていました。
列車のデザインは女性建築家として世界的に有名な妹島和代さんです。
外観は女性らしく柔らかく、スマートで、シンプルです。
室内は黄色で明るくまとめられ、
窓は思い切り広く、外の景色と一体になっています。
新しい特急ラビューのおかげでしょうか、秩父がひどく身近な街に感じるようになりました。
感心したのは秩父駅ビルです。
当日は小雨で外を歩いている人は誰もいません。
かなり大きな建物ですが、全て地元の秩父材を使ったという木造の平屋です。
ちょっと古民家風の外観で、なかなか洒落ています。
ゴールデンウイークはすごい混雑だったろうと思いますが、
年の内200日近くはお客がゼロに近かったりします。
分かりやすく、使いやすく、親しみ易いプランです。
改札口に隣接したお土産売り場は天井は白、セルフレジです。
フードコートは天井は黒、券売機の上に料理の写真があり、クレイジットカード、Suicaで支払いができます。
天井のあちこちに取り付けられたモニター画面には注文した料理の番号が表示され、呼び出しがあります。
館内は殆ど無人のサービスです。
4年生の女の子はそれが面白いようです。
店内にはお神輿が1台飾られています。
建物の1番奥には大きな温泉、
秩父夜祭に因んだ「祭りの湯」があります。
全ての施設が秩父駅は観光地の駅として最新の施設になっています。
コロナ禍で観光地は来場客は激減し、悲惨な時もあったでしょうが、
DX化は観光地のあり方を劇的に変えたようです。
元安川
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