32秒差で予選会へ転落、優勝した駒澤大は常勝軍団を目指すと言ってます
東京国際大は10時間59分58秒も走って、結果は11位でした。
10位と差がたった32秒で、予選会へ転落です。
なんとも残酷なスポーツです。
優勝した駒澤大は常勝軍団を目指すと意気軒昂です。
もう30年くらい前になるでしょうか、
冬になると苗場のマンションでスキーに夢中になっていた私に付き合わされた家族は大変でした。
妻は滑れないことで、馬鹿にさられたことを恨んで、部屋にこもっていました。
ひたすら年賀状描きの傍ら、
ひたすら箱根駅伝を見ていて、すっかりファンになったようです。
私も、スキーをやめてから、妻に付き合っている間に、すっかり魅入られてしまいました。
常勝を期待されていた青山学院は、なんと8位まで落ちていたのですが、
9区で団子状態になっていた法政、早稲田、創価、順天堂、國學院に追いつき、追い越し、
区間新で走ったエースの岸本選手の走りで、なんと8位から3位にアップし、そのまま3位でゴールしたのです。
10位までは来年の出場権を得るのですが、
青山学院は優勝するどころか、場合によっては11位以下になり予選会に転落かと思われたのにです。
それがなんと3位となったのですから、さすがです。
1区と6区に予定していた選手が体調が悪く補欠の選手を当てたそうです。
ドローンを使ってでしょうか上空から映像もありました。
名門早稲田は今年は予選会からの出場で5位でした。
東洋大学は10位の前後をウロウロしながら最終10区で10位を保持し、シード権の連続獲得記録を「18年」に延ばしたそうです。
トップ争い、中位保持、10位確保・・・・
もうハラハラドキドキの連続です。
箱根の山登りを含めて往路107.5 km、復路109.6 km、計217.1 kmを10人で、2日間で走り抜くのですから、そこには様々の物語が生まれます。
その様々の物語の一部がテレビで全国放送されるのですから、
大学にとっても、選手にとっても最高の栄誉です。
箱根を走ることを目指して、全国の沢山の若者がトレーニングをしているそうです。
その背景を知れば、楽しくもあり、悲しくもある物語は、無限にあると思われます。
今年は99回目の東京箱根間往復大学駅伝競走だそうです。
駅伝は、本来個人が走るだけのことであったマラソンを、何人もで襷を繋ぐという集団競技にしました。
ハラハラ、ドキドキの連続の競技になったのです。
日本人の趣向にピッタリあったプロジェクトになったのです。
こうしたスポーツを楽しめる時代であって欲しいです。
元安川
« 所沢駅前の開発が始まりました。 | トップページ | 水天宮のだるま市 »
「スポーツ」カテゴリの記事
- サッカーのパブリックビューイング(2025.04.28)
- 負け組日本・大谷翔平と力道山(2025.03.21)
- 箱根駅伝・オールドメデイア(2025.01.04)
- ドラゴンフライのアリーナをJR西日本広島支社跡地に建設?(2024.12.01)
- 漫画の世界の人・大谷翔平(2024.09.22)
コメント