「おいしいボタニカル・アート展」
娘に誘われ、SOMPO美術館で開かれている「おいしいボタニカル・アート展」を見に行きました。会場は新宿の超高層ビルの脇に大きな桃のような形をした大きな建物です。
20m以上はあろうかという全く窓のない、なんとも不思議な建物です。
イギリスのキュー王立植物園との提携とのことですが、
植物園お抱えの画家によるのでしょうか、精緻な描写の絵の素晴らしさには驚きました。
大英帝国が、その権力に任せて世界中から集めたのでしょうリンゴ、スモモ、砂糖、トマト、ジャガイモ・・・の果物、野菜・・・の豊富さ、
そしてその新しい果物、野菜が入ってくる度に生活が変化していく様には驚きました。
今私たちが日常当たり前に食べている果物、野菜は全て大英帝国が世界中から集めたものだと言ってよさそうです。
イギリスの富裕階級にとっては、どれだけ遅い夕食・ディナーが食べられるかが、富の象徴となっていたそうですが、
それではあまりにお腹が空くということでアフタヌーンティーの習慣が生まれたそうですが、
そんなコメントも大変興味深く読みました。
そうして使われるようになった食器の豪華さにも呆れました。
私はある都市で、公益財団法人 都市緑化機構の主催する「全国都市緑化フェア」に関わったことがありますが、
植物園がこうした作品を作成し、保持しているとは思ってもいませんでした。
大英帝国の文化の蓄積、奥深さをあらためて感じさせられました。
元安川
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