東京葛西の水族館
娘一家と一緒に東京葛西の水族館を見に行きました。
正式名称は葛西臨海公園内水族園というです。
1989年10月10日に開園だそうですから、できてもう33年経つわけです。
デイズニーランドと川を隔てて広大な埋立地に葛西水族館はあるのですが、
今ではもう深い森林の奥にあるように感じます。
できてから30年以上経つと樹々はこんなにも大きくなるのかと驚きます。
駐車場から入場券売り場までの間に広場があり、大道芸のイベントがあったり、
かなりの台数のキッチカーも出たりしています。
ホテルもあり、その向こうには大きな観覧車もあります。
都の施設ということもあり、そのおおらかさとゆったりとした雰囲気は、気持ちのいいものです。
海の中にポツンと建つ大きなガラスのドームの広場に入り、エスカレーで暗い海の底に潜っていくと明るい海の中に魚が泳いでいる姿が見られるという演出がされています。
トンカチのように頭が横に広がったサメの一種やいわしの群れ、マグロなどたくさんの魚が悠然と泳いでいます。
珊瑚礁は今でも少しづつ育っているそうですが、10cm程度の小さな魚がその珊瑚礁に隠れるように泳いでいます。
珊瑚礁から離れると魚はいませんから、珊瑚礁から魚の餌となるプランクトンが発生しているのかと思ったりしました。
順路に従って歩くストリーが上手くできていると感心します。
この水族館も老朽化していることもあって、リニューアルする計画があるそうですが、
建築家や市民からもモダン建築の代表作として残し、保存すべきだと発言もあるとのことでか、
再開発計画は未だ未定になっているとのことです。
今では海水も人工で作れるようになったとか、
巨大で強力な透明なアクリル板を作れるようになったとか、
水族館を作る技術はかなりの進歩をしているそうです。
現在の水族館を壊して新しい水族館を作るのでなく、
増築、改装という手法なりで、
もっと面白く、楽しく、SDGsについても提案する水族館をつくることを考えたらどうかなと思ったりします。
葛西臨海公園は80ha、ちょっと離れてある葛西海浜公園は41ha、
合わせて121ha・36万坪もあるそうです。
元安川
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