スマート信号機で5.5兆円+αの便益!
先日私の家の近くに新設された信号機が随分と薄くなっているのに気づきました。
道路が付け替えられたことで、信号機も新しくなったようです。
最近は信号機のライトがLEDになったからだろうなと思って調べてみれば、
LED信号が導入されたのは平成6年(1994年)だそうですから、もう26年も経つわけです。
実はそれでもまだ普及率は半分くらいだそうです。
同じ照度で、電球は小さくなり、発熱は低くなったこともあってでしょう、
ライトの上に付いている小さな傘も無くなっていました。
エッ、どうして?
と思って調べてみれば、今まであったあの傘は雪よけのためだそうですが、
LEDの信号機は少し下向きになってなっているので雪よけ効果が期待されるからでしょうか。
最近はさらに
「その時々の交通量に応じて柔軟に信号を制御するなどし、渋滞軽減といった効果を見込む。」
なんていう技術も開発され、
「AI技術を使った「スマート信号」の実証実験を、静岡県内で進めている」
「試算では、15~20%程度の平均旅行時間短縮が見込めるという。仮に、これを全国約20万カ所の信号に当てはめれば、時間便益は約5.5兆円。つまり、道路利用者らはそれだけの恩恵を受けると計算できる」
とのことですから、驚きます。
さらに最近は太陽光パネルをつけ、
停電があっても、スマート信号機は消えないとか、
スマホに充電できるようにするとかの研究もしているとのことです。
ペロブスカイトの技術を使えば、信号機や柱に塗ればいいだけということになるかもしれません。
技術の進歩は世界を変えつつあるようです。
凄いですね。
元安川
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