科学技術未来館の「きみとロボット展」
孫たちを連れて「ゆりかもめ」に乗り、
日本科学技術未来館の特別展「きみとロボット展」を見に行きました。
入口を入るとすぐのところに、1973年 早稲田大学のヒューマナイド研究所で制作したという「WABOT-1 」ブロックで作られたような素朴なロボットが展示されていました。
全く動かないのに、孫の男の子はスタートからもう夢中です。
座り込んでジーッと見ていました。
大体未来モノとして作られたものは、時代遅れになるとバカバカしくて見ていられなくなるのが普通ですが、当時の人が命をかけて作ったモノはやはり凄まじい迫力があります。
JR西日本と日本信号と連携し、鉄道の高架や橋梁を点検したり作業することを目的に開発が進められているという人機一体の「零式人機 Ver1.0」
大きなロボットに乗って手足を動かすと、巨大な力となって伝わる「スケルトニクス」もありました。
孫の女の子は何か気持ち悪かったのか、コワゴワ乗っていました。
見ているだけで怖くなったようです。
ソニーグループが1999年に販売した初代「AIBO」から、現在のaiboまでのaiboが展示されていました。
犬の目の色も色々あるし、喉を撫でると嬉しそうにワンワンというし、
犬の大好きな孫たちはなかなか離れません。
2014年、ソフトバンクが開発販売したが人型ロボットのPepper、
首からタブレットを下げて人と会話ができるということで、こちらにも夢中です。
ロボットが人間と同じように動く2足歩行ができる、手が動く、考えて反応するということになると
製作者たちは、人間とロボットがどこが違っているのかが気になってくるのでしょうか、
「きみは どこまで人間か?」
「それはどうして?」
「ロボットに心を感じた?」
・・・・・
等のコピーがあちこち書かれていました。
出口の近くでは
「わたしは、わたしの死後、
個人データとAIやCGなどを活用して、
「復活」させられることを許可しますか」
との問いかけに
「YES」・「NO」
と答えるボタンが置かれていました。
私はそうなれば、それは面白い、と即「YES」と答えました。
下には、その結果が表示されていましたが、
ほとんどの人が「NO」です。
元安川
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