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2022年5月24日 (火)

六義園と和歌浦の妹山・背山

 

久しぶりの天気の良さに誘われ、JR駒込駅の近く六義園を散策してきました。

 

私は生まれも育ちも東京なのですが、なぜか山手線の北のゾーンには縁がなく、六義園に行ったのも初めてです。

 

長い煉瓦の塀に囲まれ、庭園は広く、落ち着いていて、コロナ禍の影響もあってか、お客も少なくゆったりと楽しむことができました。

入口を入ってすぐのところにこの六義園について説明するパネルが何枚もたてかけられていました。

 

びっくりしたのはこの庭園は和歌山県の和歌浦を模して造られているとのことです。

池の真ん中に造られている島は妹山背山をイメージして造られているとのことなのです。

妹山背山といえば友人の所有する「あしべ屋妹背別荘」があるところではありませんか!

http://www.nishimoto-jp.com/imose/imose_index.html

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六義園は1695年(元禄8年)加賀藩の下屋敷 2.7万坪を譲り受けた柳沢吉保が7年の歳月をかけて作ったそうです。

300年以上前に造られた施設です、

作ったのは和歌山出身の8代将軍徳川吉宗ならわかりますが、実際に作ったのは5代将軍徳川綱吉の御側用人の柳沢吉保だそうです。

なぜ和歌浦を模したのかよくわかりません。

政治的な思惑が色々あったのでしょうね。

とかのことを、池に面して建つ吹上茶屋で抹茶と和菓子をいただきながら思ったりしていました。

 

六義園は明治年間に三菱の所有になったそうですが、丘の上に建つつつじ茶屋はつつじの古材を使って建てられたそうですが、茶室建築のエッセンスというのでしょうか、周りにあるつつじの古木で建てられたという雰囲気があり、なかなか風情がありました。

床はありませんから、庭を歩いている途中ちょっと立ち止まって休む、お休み所といった方が良さそうです。

 

これだけ大きな六義園と和歌浦・妹山背山が繋がりがあるとは凄いことです。

両者の提携がされ、

その歴史を分析する学問、かなりマニアックな研究ですが、それができたら面白いと思います。

またANAが始めるというメタバース「旅先はスマホの中」として和歌浦・妹山背山を旅することなどが企画されたらさらに面白くなりそうです。

 

元安川

 

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