ガソリンスタンドが消え、ディーラーが消える?
あのテスラの車の引き渡しが始まったそうです。
国内初の有明の納車専用拠点では、お客とスタッフとのやりとりは数分で終わり、
客はスマホを片手に車内のタッチスクリーンを操作して、出発して行くそうです。
もちろん注文、支払い手続きはスマホで済んでいるわけです。
追加料金を払って家まで運んでもらうこともできるそうです。
ショールームはあるのだそうですが、試乗だけということです。
テスラはディラーをほとんど必要としないビジネスモデルを作り出したのです。
テスラは、ディーラー網の維持にかかる費用をユーザーに還元する等とのことで、
「モデル3」の標準タイプは511万円から429万円に値下げし、
国や自治体からの補助金を入れれば、300万円台で購入できるようになったとのことです。
車がハイブリッドになった頃、
ガソリンスタンドは急激に減りましたが、
今度は営業所・ディラーは消えるだろうというわけです。
経済産業省の資料では、日本の
ディーラー数は約 18,000ヶ所
中古車専門店は約 50,000ヶ所
整備事業者は約 80,000.ヶ所
もあるそうです。
本格的なEV時代になった時、ここで働いている何十万人?という人たちはどうするんでしょうか?
EVとなれば、あの超高度なガソリンエンジンも不要になるでしょうから、
車検も早く廃めて欲しいですね。
私がアメリカに住んでいた頃は車検制度はなかったように思います。
改めて調べてみれば、
今カルフォルニア州では、排気ガスに含まれている有毒ガスが規定値以内になっているかどうかを判断するだけのようです。
1回の費用としては60~70ドルほどだそうです。
豊田章男社長がEV化に消極的なのも分かる気がします。
もう30~40年ほど前になりますが、修理工場をやっていた友人は、
「最近の車は壊れなくなった。
壊れても部品はほとんどパッケージになっているので、修理するのではなく、ケースごと変えればいいようになっている。商売にならなくなった。」
といって廃業してしまいました。
ガソリンスタンドが消え、今また車のディーラーが消え、車検制度も消えるのでしょうか?
別の友人はテスラを予約してあったのですが、
歳をとって、あんなでかい車は要らないと、日本製のEVに替えたのだそうです。
いずれにしろ、日本の産業構造はドラスティックに変わろうとしているようです。
元安川
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