公園の「たからさがし」
台風一過、雲一つない秋晴れでした。
息子一家、娘一家と多摩湖の堤防の東に広がる狭山公園に集合し、
息子が作ってというおにぎり、娘の旦那が作ったという焼きそばを食べました。
両家とも作ったのは旦那だそうです。
私たち夫婦は弁当も持たず、ただ参加しただけです。
数年前に多摩湖の堤防の拡幅、強化工事がされ、その間は堤防下の広場は出入りが禁止されていました。
工事が終わってからは、広場にはサクラやモミジ、ハナミズキ・・・それに綺麗な草花が植えられ、子供用の遊具も置かれ、ちょっとした公園として整備されました。
周りはコナラ等の武蔵野の里山の風景が残されており、近くの人が集まってくるようになりました。
駐車場は54台と狭いため、来る人は近くの人に限られているようです。
小学校2年生の孫逹が管理事務所の前に置かれていた「狭山公園宝の地図」を見つけてきました。
手書きで書かれた地図には4ヶ所に✖︎がつけられ、
「1・✖︎をみつけよ
2・ひみつのことばをみちびきだせ
ひみつのことば?」
をと書かれた紙を持ってきました。
孫たちに付き合って、まず北の端にある氷川神社の周りを探しましたがありません。
後から来た妻が「あったわよー」と叫んでいました。
横50cmくらい、縦1mくらいのプラスチックの看板に
「宝さがし チャレンジ
か
・・・・・ 」
と大きく書かれていました。
さあそれからが大変でした。
✖︎はこのように表示されているんだとわかったのはいいのですが、
表示されている場所は今まで行ったことのない場所でした。
鬱蒼とした林の奥とか、小さな池の向こうとか、・・・
なんと今まで遊んでいたのは遊具の置かれた、全体の3分の1くらいのスペースだったのです。
子供たちは地図を持って、夢中で走り回っていますが、こっちはもうフーフーです。
「り」「か」 「き」 「ま」と順番に字を見つけ、
繋げると「かまきり」と書かれていました。
子供たちはもう大喜びです。
地図に書かれていた「ひみつのことば」の欄に「かまきり」と書き込み、
管理事務所に持っていき、狭山公園と書かれた、小さなワッペンを貰ってきました。
歩き回った距離は正味3km近くでしょうか。
後で調べて見れば、
狭山公園の面積は23.5万m2もあるのです。
東西100m~500m、南北1,500mくらいあり、山あり川あり、階段ありですから、歩きがいがあります。
狭山公園は西武線多摩湖線の武蔵大和駅と多摩湖駅の2つの駅に接し、
その駅間の距離は1.3kmもあるそうです。
狭山公園がこんなに広いとは知りませんでした。
多摩湖が東京都の水瓶として作られているので、
常時柵が設けられており、水際には人が近づけないようになっています。
「たからさがし」は
上手いPR手法だと感心しました。
元安川
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