駅のコンコースでの「街角ピアノ」の演奏
広島市でもシャレオの広場で「街角ピアノ」の演奏がされていますが、
所沢駅のコンコースでも「街角ピアノ」の演奏がされていました。
市民からアップライトピアノが市に寄付されたことで、始められたようです。
当初は9月いっぱいとの予定だったようですが、
10月になっても続けられていますから、かなりの人気なのでしょう。
所沢駅では1人5分に決められていて、弾きたい人は手前に置かれた用紙に名前を書いて待っているようです。
私が通りかかった時には若い女性が弾いていましたが、素晴らしく上手で、傍ではカメラが置かれ、撮っていました。
インアスタグラム、ツイッター・・・に載せるのでしょうか。
先日、テレビで見た津軽の「街角ピアノ」では、
演奏後に短いインタビューをしていました。
「人前で演奏するのは初めてです。
孤独ではなくなった気がします」
60歳を過ぎた男性は「工事現場のドライバーです」
4歳からピアノをしているという高校生の男の子は「ハンガリー狂詩曲」を弾いてくれました。
「家にいるだけです」という主婦の女性
介護福祉士をしているという男性は 「自作の曲」を弾いてくれました。
「仕事帰りに毎日弾いています」
・・・・・
コメントはそれはそれで面白かったのですが、
こんなにも様々のバックグラウンドの人がピアノに親しんでいるのには驚きました。
もうだいぶ前になりますが、
我が家の近くに住む70歳を超える女性が、ピアノの個人レッスンを受けていました。
日本人の生活が大きく変わったことを感じます。
こうしたことはGDPにも株価にも現れない生活の豊かさでしょう。
元安川
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