セミの料理とコオロギせんべい
我が家は狭山丘陵の山裾にあることもあって、夏になると、セミに囲まれて生活いるような感じになります。
その鳴き声の凄まじさには呆れます。
先日は孫たちを連れて散歩をしたら、あっという間、5分くらいの間にセミの殻を20個近く見つけました。
次の日には今度はセミの殻を30個近く見つけ、さらになんの抜け殻かわかりませんが、直径1cmくらいの小さな抜け殻を30個以上見つけました。
もう孫たちは夢中です。
私の背中に止まっていたセミを手で捕まえました。
先日の朝日新聞には
「米東部では17年周期で地上に姿を現す「17年ゼミ」が大量発生している。
近年の昆虫食ブームもあって、セミを食材として使う料理店も出てきた。
あまりの盛り上がりに、米食品医薬局(FDA)がアレルギーに注意するよう異例の呼びかけをした」
との記事が載っていました。
セミを食べるなんて気持ち悪くもありますが、
エビと同類だとの記事も読んだことがありますから、案外食べてみれば美味いのかも知れません。
無印良品では「コオロギせんべい」を売っているそうです。
https://www.muji.com/jp/ja/feature/food/460936
コオロギを粉にして、お煎餅を作ったのだそうですが、
何がいいといって、
「人の主なタンパク源となってきた牛や豚、鶏などの家畜は、飼育のために多くのエサや水が必要だ。
過放牧による草原や森林の衰退も懸念されるとのことですが、
現在、欧米やアジアでたんぱく源としてのコオロギの生産が広がる。
たんぱく質1キログラムを生産するのに必要なエサは牛肉の12分の1、水は52分の1、排出する温暖化ガスは牛の1780分の1と圧倒的に環境負荷が小さい。
その上栄養価が高く可食部が多く、成長が早い」
とのことです。
世界の人口は1800年頃には10億人くらいだったそうですが、
2019年には77億人くらいとなり、
今世紀末には100億人を突破し、それからは減少するそうです。
しずれにしろ、そんなにも増える人類の食料をどうするかは深刻な問題となり、
昆虫食は大きな役割を果たすだろうことが予想されます。
それだけでなく、脱炭素問題にも大きな役割を果たすだろうことも期待されます。
今これまでに想像もできなかったことが起こっているようです。
元安川
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