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2021年7月20日 (火)

オリンピックとリスクマネジメント

 

7月16日 IOCバッハ会長は広島を訪れ、慰霊碑に献花するほか、被爆者との面会もされ、

資料館も見学されました。

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政府は「オリンピック 無観客で開催」とのことを決定しました。

緊急事態宣言の発令に追い詰められて、ようやく決断したという感じです。

政治はいつも言い訳を探しているような感じです。

 

それにしても、オリンピックのために建設された国立競技場、各種競技場はもったいないですね。

入場券の返却も大変でしょうし、これまで準備してきた警備、ボラティア等をどうするかも大変でしょうね

 

 

オリンピックを無観客で開催するなら、どこで開催するかの意味がより問われるようになるでしょうし、

広島でアジア大会用に整備された競技施設で十分対応できるできたのではないでしょうか。

選手数は計1万1092人の参加が見込ままれているそうです。

コーチ、メディ関係者等も含めた大会関係者は合計8万人近くなるそうですが、それは合計の話で、種目ごとに出たり入ったりするでしょうし、分散もするでしょうから、

市内である宿泊施設で充分対応できるだろうと思われます。

観客の受け入れは大変でしょうが、

それでもairbnbによる民泊施設等を加えればなんとかなるのではないでしょうか。

 

しかしリスクマネジメントの視点から見たら、

オリンピックを東京のような大都会で開催するのは、逆にちょっと無理があるように思われます。

オリンピックはリスクのコントルール可能な大きさの都市、

例えば広島のような100万人程度の都市で開催すべきではないでしょうか。

 

リスクは現代にあっては、

コロナ禍のような感染症もありますし、東日本大震災のような地震もありますし、テロもありますし、多種多様になってきています。

 

100万人都市の開催であれば、

いざという時には、周辺都市、国からの救援も得ることができそうです。

 

これまでのオリンピックはこうした各種のリスクを経験しながら、

対応策は出たとこ勝負のように思われます。

 

メディアもこれまでのテレビや新聞だけに限るのでなく、

デジタル系の技術に大きく転換すべき時に来ているように思います。

 

もう一度現代の社会、技術を見つめ直し、オリンピックのコンセプトを根本的に見直し、

新しいコンセプトのオリンピックとする必要がありそうです。

 

それはデジタル系の新たな産業も開催地で生み出す可能性もありそうです。

 

今回の東京オリンピックを参考にして、IOCも考え直す時にきたようです。

 

元安川

 

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