楽しんでこい!
とうとうコロナ感染者は昨日7月31日に、東京では4058人になってしまいました。
コロナ感染者はこれまでの最多だそうです。
テレビはオリンピックかコロナの話で埋まっています。
あまり見る気になりません。
ワクチン接種はもう2回目も済んでいますが、
それでもさしたる用もないのに出かけていくのは億劫ですし、友達に感染させても申し訳ないので、近頃はもっぱら巣ごもり状態です。
おかげで積んどいた本を読み返したり、背表紙だけ見ていた本を読んだりしています。
先日亡くなった建築評論家の長谷川尭氏の「都市回廊」もそうした本の1冊です。
広島平和記念公園、資料館を設計した建築家の丹下健三氏に対し、平和記念聖堂を設計した村野藤吾氏を中心に書かれた本ですが、なかなか読み応えのある本でした。
1980年代だろうと思いますが、
パイプをくわえた風貌と、「だいたいやね」で始まるちょっと胡散臭いコメントで、一世を風靡した評論家竹村健一氏の1989年発行の本は、ちょっと気の抜けた本ですが、そんな時代もあったねと思い出させてくれる本でもありました。
「生活遊民の時代ー’90年代遊びのプロが天下を取る」は
全共闘世代の生真面目さを皮肉った本ともいえますが、
その90年代は土地バブルに翻弄された時代でもありました。
興味を惹かれたのは、
「梁塵秘抄」からの引用です。
「遊びをせんとや生れけむ
戯れせんとや生れけん
遊ぶ子供の声聞けば
わが身さへこそゆるがるれ」
何年か前、広島大学のコピーに
「学問は最高の遊びである」という言葉がありましたが、
よくこんな言葉を使ったなと当時はびっくりしましたが、
私にとっては最も気にいった言葉でもありました。
最近はオリンピックで、緊張でガチガチになった選手に、コーチが
「楽しんでこい!」と激励しています。
負けた選手も勝った選手も、
泣き顔、笑顔で「楽しかったです」と答えていました。
何事に対しても、そうした言葉が言えるようになると、
戦争は無くなるのでしょうか。
元安川
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