駅舎と一体型の市役所ビルが完成
6月21日の日経新聞夕刊に
「山形県長井市で、3セクの山形鉄道フラワー長井線長井駅の駅舎と一体型の市役所ビルが完成し、5月から利用を始めた。「コンパクトシティー」型のまちづくりを進める行政と、乗客の利用拡大を図りたい鉄道会社の思惑が合致。国土交通省によると、同種施設は全国初とみられる」
との記事が載っていました。
「新庁舎+駅ビルは、駅舎部分を含め南北約170メートルに及ぶ細長い構造。7カ所に分散していた行政機能を集約した。」
とのことです。
170mとは、また随分と長いビルです。
使い勝手から言えば真四角なビルの方が使い易く、効率的ともいえますが、
それでも市役所と駅舎を一体化した効果は大きいと思います。
今までの平均利用客数が250人/日というのですから、悲惨です。
JRのローカル線の「使命を終えた」とみなされる基準は片道3,000人以内だそうですから大変です。
交通の効率性だけのことを考えるなら、デマンドバス等の方がはるかに効率的だと思いますが、
市民にとっては市内を走る鉄道があることは、単に効率的か否かの問題ではないのだろうと思います。
市民の利用頻度が高い市民課などの窓口があること、
災害時の受け入れ施設が市役所内にあること、さらには山形駅や東京と繋がる鉄道があることの実務的、精神的意味は大きいだろうと思います。
実は私にとっては、長井市は少々思い入れのある市なのです。
若い頃なぜか長井市の市長さんから、長井市で講演して欲しいと頼まれ、出かけたことがあります。
長井市は市の中央を南から北に流れる最上川があり、かっては物流の拠点でもあったそうですが、
川が南から北に流れる地は風水的にも素晴らしいところであるとのことですし、
昭和61年の地理学会では「長井市は択里志で言われる楽土のモデルに近い」と指摘されたことがあるのだそうです。
そうした超論理的なことが指摘される長井市ですが、
コロナ禍でメチャメチャになった現在の社会を見ると、
案外これからのデジタル化社会に最も相応しい都市なのかもしれないと思えてきます。
孤立した消滅都市としてではなく、
個性的な都市としての長井市のような都市は、広島県内にいくつもありそうです。
今ここで立ち止まって考えてみる必要がありそうです。
元安川
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