バスの外観デザインがグッドデザイン賞!
西武バスの外観デザインが大きく変わりました。
それがなかなか格好いいのです。
車両の横には誇らしげに「G」マークがついています。
飛行機、新幹線・・・外観はスピード感がある乗り物ということを表現しようと、もっぱら流れるような曲線のデザインですが、バスの外観もそれに影響されてかそんな感じのデザインが多いように感じます。
今回の西武バスの外観は、流線型であることにおさらばし、直線がクロスする極めて斬新なデザインとなっています。
窓も車体の半分を占め、かなり広くなっています。
親会社の鉄道を横軸に、縦横に走るバス路線を「地域と温かく共存し、お客さまを包み込む ような衣(クロス)となりたい」とのコンセプトをデザイン化したというのです。
バスは街を走る乗り物としてその図体もでかく、街の景観への影響力も大きいのですが、近年は乗客は減少傾向にあり、経営も厳しいこともあり、車両の劣化が激しくとも更新もされず、何か街そのものが寂しくさえ感じてしまいます。
それがこのバスは西武線沿線の街に活気すら与えるような美しいデザインで登場したのです。
車両のデザインの変更は実に 67 年ぶりというのですから驚きます。
そうしたことが評価され、新カラーリングデザイン車 両「S-tory(エストリー)」として、 2020 年度グッドデザイン賞を受賞したというのです。
グッドデザイン賞そのものは1957年の開始されたそうですが、
製品、建築、ソフトウェア、システム、サービスなど、私たちを取りまくさまざまなものごとに贈られているそうですが、
こうなると今回のこの「Gマーク」の授与は授与した公益財団法人日本デザイン振興 会の活動も評価されるべきだろうと思います。
近年の広電の車両のデザイン、マツダの車のデザインも目を見張るものがあります。
ここで広電バス、広島バス、広交バス・・・・の外観デザインが変われば、
広島の街のイメージも大きく変わるのではないでしょうか。
期待したいと思います。
元安川
« 梅酒&ラッキョ、生姜の酢漬け | トップページ | 駅舎と一体型の市役所ビルが完成 »
「文化・芸術」カテゴリの記事
- 新しい文化と公園の変化(2023.09.04)
- ゴッホの絵を「体感」する❗️(2023.07.12)
- お寺の境内のカフェ(2023.06.22)
- 熊谷守一美術館(2023.06.20)
- 京橋のギャラリーでのグループ展(2023.05.31)
コメント