都心のど真ん中に、ちっちゃいけど土地を買って、俺のビルを作った
先日、なかなか味のある古いビルを見ましたが、
このビルもそれ以上に、古くて、味のあるビルです。
できた当時から奇怪なビルでした。
その手作り感は時代の流行を遥かに超えています。
そんなビルがいまだに残っているのにも驚きました。
建築家の渡辺洋司氏が「都心のど真ん中に、ちっちゃいけど土地を買って、俺のビルを作った」と威張ってました。
威張っているんですけど、何とも愛嬌のある人でした。
どういう縁でか忘れましたが、渡辺洋司氏とは1960年代の頃でしょうか、よくお会いしました。
大学の建築科を出ていませんし、全くの独学で建築を勉強したようです。
今有名な安藤忠雄さんの先輩とも言えそうです。
そんな渡辺氏に憧れて入所した友人がいましたが、
あまりのスパルタに耐えきれずにすぐに辞めてしまいました。
改めてウイキペディアを見れば戦争中に陸軍船舶兵として徴兵され、幹部候補生として卒業していたようです。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%A1%E9%82%8A%E6%B4%8B%E6%B2%BB
そんな昔のことが思い出しながら、街を歩くのも楽しいもんです。
元安川
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