東京都近代美術館に モダンアート展を見に行きました。
東京都近代美術館にモダンアート展を見に行きました。
上野公園に来たのも随分と久しぶりですが、
そもそも近代美術館が上野にあることも知りませんでした。
駅を出ると広場に面してスタバはあるし、パークカフェなんて洒落たカフェがあるのにもびっくりしました。
東京の展覧会は いつも人で溢れ、絵をゆっくり鑑賞する余裕もないという感じだと聞いていましたが、この日はコロナ禍の影響でしょうか 美術館の中は係員の方が多いといった感じでした。
近代美術館は1926年大正15年に北九州の石炭商・佐藤慶太郎氏寄付、岡田信一郎氏の設計で日本で最初の公立美術館として作られたとのことです。
その後新館が1975年に前川国男氏の設計、大林組の工事で作られ、
2012年に前川国男氏設計で大規模に改修されたとのことです。
直線的な建物は力強く、どことなく和の雰囲気があり、日本の文化を感じさせてくれます。
上野の山の斜面に造られたからでしょうか、コの字型プランの門から、エスカレーターで下がって広場に降り、その突き当たりに出入り口があります。
門から出入り口までは誘導用のラベルが足元に貼られています。
普段は絵を見ることも困難なほど大勢の客がいるとも聞いたことがあります。
いつもこうした公募展に来た時に感じるのですが、絵を描く人の多さ、熱意に圧倒されます。
今回のモダンアート展では、ジャクソン・ポロックのアクションペインティング風の絵が多かったようです。
今回私が気に入ったのは植木正光氏の描かれた「ベスト ダンデイー コレクション」です。
その昔、私がまだ大学生の頃描いた絵をちょっと修正すれば、こんな感じの絵になったのではないかと思わせてくれました。
妻は織りのデザインの参考にと懸命に写真を撮っていました。
孫はどこが面白いのかわかりませんが、それでも飽きずに見て回っていました。
個人的には全くの抽象的な絵より、草間彌生氏の水玉模様のカボチャの絵のようにどこか具象的であった方が好きです。
優雅な1日を過ごすことができました。
元安川
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