ビルのテラスをつなげて作られた庭園
最近テレビではやたらと街歩き系の番組が増えました。
先日の番組では「東京ポートシティ竹芝 オフィスタワー」が紹介されていました。
ちょっと驚いたのは、1階から6階までそれぞれに広いテラスが設けられ、それぞれのテラスが「雨・水・島・水田・香・菜園・蜂・空」とテーマを持って作られているのですが、それらが階段で全てつがっているのです。
1階は歩道と一緒になり、広い広場となり、4階にはなんと水田が作られ、苗を育て、稲を育て、米を収穫し、料理としてお客に出しているそうです。
5階ではミツバチを買っているそうです。
銀座でも蜂蜜が採れるのだというのは聞いたことがありますが、香の景のゾーンではバラ、ツツジを育てていますから立派に蜂蜜が採れるだろうと思います。
空の景のゾーンには小さな滝が設けられています。
「都心にありながらも豊かな自然に囲まれた立地特性を活かし、水と緑を感じながら働くGreen Work Style を提案します。
また生物とのふれあい・農体験などを通して、環境教育や環境負荷の低減に取組んでいます。で、人々の生物多様性への認知と理解の向上を図ります」
というのです。
人の歩く路と植物の区切りとなるところには木の椅子、テーブル、コンクリートの椅子が何気なく置かれていて、おしゃべりをしたり、スマホを操作している人たちが座っていました。
http://tokyo-portcity-takeshiba.jp/skip-terrace/
8つの庭が繋がって、広大な庭ができたような感じです。
まったく新しい考え方の庭園が提案されているようです。
上下の階のテレスを結ぶエスカレーターはありませんが、それが逆に健康には良さそうです。
こんな庭が都内のあちこちにできたら、都心のビル街の景色もずいぶん変わるのではないでしょうか。
元安川
« 時速4万kmで6年間の飛行! | トップページ | 銀座kappou ukaiで会食しました。 »
「文化・芸術」カテゴリの記事
- 新しい文化と公園の変化(2023.09.04)
- ゴッホの絵を「体感」する❗️(2023.07.12)
- お寺の境内のカフェ(2023.06.22)
- 熊谷守一美術館(2023.06.20)
- 京橋のギャラリーでのグループ展(2023.05.31)
コメント