「ところざわサクラタウン」に行きました。
JR武蔵野線東所沢駅駅から歩いて10分くらい、関越自動車道所沢ICを降りて数分のところに「ところざわさくらタウン」がオープンしました。
オープンしたと言ってもコロナ禍の影響もあり、工事は大幅に遅れ、グランドオープンは11月になるとのことです。
こんなところに、こんなに広い場所があったとは知りませんでした。
市の浄水場の跡地とのことです。
角川は三芳PA近くにあった印刷工場と物流センターを移し、本社も移すとのことです。
隣接して市の東所沢公園があります。
それらの施設を繋げればかなり広い敷地になります。
面白い集合の仕方を考えたと感心しました。
近づくと黒と茶の異様な形の石の建物が目の前に現れます。
名称は「角川武蔵野ミュージアム」
設計は国立競技場を設計した隈研吾氏です。
三角形をベースにして石のパネルを組み合わせていくとこの不気味な多面体になるというのです。
あちこちに建っているオシャレな郊外型ショッピングセンターとは全く違った感じです。
「COOL JAPAN FOREST構想」の中核施設であり、国内最大級のポップカルチャーの発信拠点を目指しているとのことです。
最近流行っている「鬼滅の刃」なんてアニメにはふさわしい建物かもしれません。
中に入ると、隈研吾氏の木と石で作ったこの建物に対する思いが壁に書かれています。
鉄とコンクリートとガラスで作られた建物、都市とは全く違った世界がここにはあります。
2階の漫画の図書室にはタブレットがたくさん置かれ、子供たちが夢中なって画面を操作していました。
書棚の中には魅力的がフィギュアがたくさん置かれています。
3階から上の階はまだオープンしていませんが、そこには3階分をぶち抜いた書棚が作られるようです。
「EJアニメミュージアム」では日本が誇るアニメ文化を独自の切り口で紹介してくれるとのことです。
この武蔵野ミュージアムの監修には荒俣宏氏、松岡正剛氏が監修に加わっているそうですが、
不思議な組み合わせです。
その目指すところは、よりデジタル化した漫画の世界がeスポーツ等を巻き込みながら大きく変わっていくだろうことを予感させてくれます。
所沢市の中心部から離れたこんな場所に、このようになんとも不思議で巨大な別世界を作ったと感心します。
所沢市も大きく変貌しようとしているようです。
楽しみです。
元安川
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