ボトルシップ
すっかり引き篭りになってしまっている近頃ですが、書棚を整理していたら、
「ボトルに入ったガラスの帆船」を見つけました。
ガラス瓶も洒落ています。
誰かに頂いた物なのですが、誰かも思い出せませんし、いつ頃、何で頂いたのかも思い出せません。
元々記憶力は悪く、「俺は生まれた時からアルツハイマーだった」と威張っていたのですが、
だんだんそれも冗談ではなくなってきました。
暇に任せてネットで調べてみました。
「1800年前後に、ある船乗りが飲み終わった酒瓶と船の中にある材料だけで作ったのが始まりとされている」とのことですが、
このボトルシップは
どうもバルセロナのビィットロ・ディッセニー社製のボトルシップらしい感じです。
それにしてもこんな小さな瓶の中にこんなに精巧なガラスの帆船を作り込むなんて凄い技術だと驚きます。
さらに調べてみると、
「作り方には3種類あり
・マスト以外の船体を瓶の外で組み立てておき、瓶の中でマストを起こすやり方
・引き起こしタイプ以上に細かく分解し、瓶の中で再び組み立てるやり方
・瓶の底を切り抜き、あらかじめ組み立てた船の模型を入れて底を接着するなど、何らかの方法で完成品の船を瓶の中に入れたもの。安物によく見られる。」
とあります。
となると私の持っているこのボトルシップは偽物?
500円くらいでも売っていました。
ガックリです。
それにしてもあまりに綺麗なので棚に飾っていたのです。
テレビの「開運!何でも鑑定団」ではありませんが、
「偽物です。
美しい作品ですから、棚に飾ってお楽しみください」
といわれそうです。
元安川
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