折り紙って不思議
「ジージ、教えてあげる」といって、
孫娘が折り紙で「ふうせん」の作り方を教えてくれました。
2次元の紙を折るだけで3次元の立体的な空間になるのですから、 なんとも不思議です。
切ったり、貼ったりせずに、折るだけで立体になる不思議さに孫娘は見られたようです。
以前「折り紙の作り方」を読んで、折り鶴を作ろうとしたのですが、どうもよく理解できなく、諦めたことがあります。
山折りと谷折りの2種類の折り方があるらしいのですが、3次元のことを2次元に変換して伝えようとするのは所詮無理なことなのだろうと諦めたのです。
その点、YouTubeの動画でなら伝えられるようです。
折り紙は日本独特の文化のようで、欧米にはないようです。
広島グランドホテルはその折り紙文化が大変上手く使われて造られた建築だといえるのではないでしょうか。
建物の外観は薄いカラフルな紙が貼られたようであり、
ロビーの天井、宴会場の天井の立体的で複雑な造形は、折り紙で作り出されたようです。
それにしてこんな立体的な形を2次元の図面にどのように描いたのだろうかと不思議でもあります。
欧米の建築は、フラットな天井に様々の細工が施され、そこから大きなシャンデリアがぶら下げられてさげられているのが普通ですが、
この広島グランドプリンスはまったく別のコンセプトでつくられているようです。
日本には茶室の数寄屋造りや厳島神社の建築様式等様々の建築様式がありますが、
広島グランドプリンスホテルは日本の建築様式の一つとして、
広島を代表する名所として、誇るべき建築なのだろうと思います。
元安川
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