ゲームチェンジャーとしての窯業系サイデングとガルバリュウム鋼板の技術
東京近郊ではあちこちで建て売り住宅の建設を目にします。
地方では人口減少が進み、空き家が増えていますが、東京でも空き家は増えています。
そんな状況にあっても東京都心近郊では住宅建設は進んでいます。
どうもそれは急激に世代交代が進んだことで、相続税対策として農地、宅地を手放さざるを得なくなっことや、若者の所得がそれなりにアップしたことが背景にあるようですが、
どうもそれだけでなく、建築中の住宅をみていると、建設技術も劇的に進化したことにもよるように思われます。
建物の外壁工事は従来のラスモルタルといわれる塗り壁工法から、サイデングといわれる窯業系のパネルを大きなホッチキスで止めるようになり、屋根はガルバリュウム鋼板といわれるパネルを張るだけでよくなったことが大きいように思われます。
この2つの技術により、燃えにくく、雨にも強く、腐りにくく、防犯にも強い建物が、短期間で、なおかつ安く作れるようになったということによると思われます。
住宅が最新式の鎧をつけたというわけです。
ゲームの流れを劇的に変えた人、事を「ゲームチェンジャー」というようですが、
住宅建築の、ゲームチェンジャーは、窯業系のサイデングとガルバリュウム鋼板だといえそうです。
阪神淡路大震災の時に、壊れた木造住宅は、当時一般的だった金網を張ってモルタルを塗った建物は柱は腐っていても、ラスモルタルの外壁だけで、辛うじて立っていたということを聞いたことがあります。
住宅の寿命は平均26年といわれてきましたが、
この2つの技術を手にいれたことで、政府がいう100年住宅の建設は可能になったといえそうです。
あとは繋ぎ目を、10年毎くらいに、こまめにきちんと手入れしていけばいいということのようです。
元安川
« ハンバーガーをUBER EATSで | トップページ | 新型コロナウイルス禍で人口は増える ! ? »
「住まい・インテリア」カテゴリの記事
- 「カエル!、カエル!」と孫の女の子が叫んでいます。(2022.07.01)
- キリンのたてがみように咲いたクレマチスの花(2022.06.25)
- ベゴニアの花(2022.06.27)
- 雨漏り(2022.06.13)
- 「ナデシコ」だそうです(2022.06.11)
コメント