カフェに隣接して書店があるというお店は最近の流行ですが、
カフェに入るついでに書店に寄って、最近はどんな本が売れているのかな?と見ることはよくあります。
「FACT FULNESS 」 2019年ベストセラー第1位55万部突破と書かれた本を見つけました。
「様々の思い込みがあっても、データを基に見てみれば、全く違った世界が見えてきます」
とのことを、多種多様なグラフを使って、わかりやすく説明されていきます。
統計の嘘というのは散々聞かされてきましたが、この本は読み始めた瞬間から引き込まれました。
人の平均寿命は1800年頃には31歳、1940年の世界大戦の頃は46歳、2017年には72歳になっている、
核兵器は1986年64000発、2017年は15000発と大幅に減っている、
大気汚染、1人あたりの二酸化ガス排出量は1970年は38kg、2010年は14kgであった
・・・
と色々グラフが紹介されていますが、面白かったのは、
1200年頃の世界の人口は5億人、1900年20億人くらいだったのが、2017年には76億人の膨張しているように急激にふえているのですが、
国連の予想では2100年には110億人になるというのです。
たった80年間で36億人も人口が増えているですから、
このまんま直線的に人口が増えていけば世界はパニックになるだろうことは当然だと思えてきます。
と怖れていましたが、著者はそうならないと数字を基に予測しているのです。
その説明の展開が面白いのです。
もっとも貧しかった国バングラデシュは1972年の女性1人あたりの子供数は平均7人だったのですが、現在は平均2人になっているというのです。
というように所得が上がると出生数は劇的に減っていくのだというのです。
日本は、世界的にみても豊かな国なったことで、人口が減りすぎて逆に困っている状況になっているというわけです。
そうした各種の数字を基に、著者は2100年頃には世界は100億人から110億人くらいとなるが、その後は安定すると予想しています。
世界の人口も、J・W・フォレスターのいうグローバルエクィブリアムの世界になるということのようです。
今回の新型コロナウイルスの騒ぎには呆れますが、
オーバーシュートの怖れすらあるといわれると、些かうんざりしてきます。
病気そのものより2次的影響でもある経済活動が麻痺し、到るところで企業の倒産が懸念されています。
新型コロナウイルスに私だって罹りたくありませんが、
数字をみれば死者の数は悪性インフルエンザより少ないくらいのようです
著者は「危険でないことを恐ろしいと考えてしまう思い込み」の恐ろしさについても指摘していますが、
著者に今回のこの騒ぎをどのように分析するのが聞いてみたくなりました。
アマゾンの上位の批判的レビューもなかなか面白く、参考になりますした。
元安川
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中国の武漢では新型コロナウイルスの影響はピークを過ぎたとも言われているようです。
ピークの後先は地域によって違いはあるでしょうが、
もう政治やメディアによる影響からも脱した方が良さそうですね。