小さな、粋な家
なんだろう、
外から見ただけだが、この小さな家はなんとも心地よい。
豪華さとは程遠いし、侘び寂びとかの面倒くささまもない。
粋な着流しの雰囲気だ。
肩の力が抜けた心地よさがここにはある。
ごくありきたりのベージュ色の塗り壁、
庇のないガルバー鋼板の屋根、
門もない、スッと玄関にアクセスしている。
窓もサラッと納められている。
庭側には細い垂木のような細い木を繋げ、塀にしている。
その塀をちょっと折って駐車スペースを作り出している。
これといって難しいことは何もやっていない。
どこにも一生懸命考え抜いたという痕跡もない。
大工はいい仕事をしている。
この住宅の良さを説明するのは非常に難しい。
工事費も特別にかかっているとは思えない。
住宅の設計なんて手間暇がかかる割に報われない仕事だから、ちょっとなの通った建築家は積極的にやろうとしない。
我が家を作り直すときにはこの建築家に頼みたくなった。
こうした建築家のディーテルを集めてネットで売り、
コーディネートのシステムを創ったら、それなりの収入になりそうだ。
友人の建築家に「商売になりそうだよ、やったらどうか」
と勧めてみるかな。
元安川
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