立飲み居酒屋と開発前夜
日が暮れる頃、店の外にまで客が溢れている。
立ち飲みの居酒屋だ。
間口2~3m奥行き7~8m、間口3mくらい、
真ん中に置かれた幅40~50cmテーブルを挟んで、立ち飲みの客席と厨房に仕切られている。
メニューは「ポッピー」と称するアルコール1%のビールみたいなお酒を焼酎等で割った飲み物と焼き鳥を中心に構成されている。
そんな店が、東京の西武線秋津駅と武蔵野線新秋津駅の2つの駅の間の幅7〜8m、長さ400mくらいの細い道に沿って10軒近くもあるのだから、ちょっと驚く。
サラリーマンが帰りにちょっと1杯引っかけてから家に帰るには丁度いいのだろう。
いわゆる駅前商店街とは全く違う類のお店が並んでいる。
「ついでによる店」
寿司弁当、マック、モスバーガー、花屋、銀行のATM、タピオカのテイクアウトの店、野菜の即売店・・・
どの店も小さい。
2階建以下のバラック同然の店がびっしりと並んでいる。
古くからあった民家を改修したり、建て増ししたりして、お店に貸しているという感じだ。
周辺には高層建物はなく、2階建の戸建ての木造住宅ばかりだ。
ショッピングセンター、事務所ビルもない。
元々貨物線であった武蔵野線が、1973年に旅客用に転換し、その後急激に乗降客が増え続け、
今では、
武蔵野線新秋津駅の乗降客数は104,617 人 /日・2018年
西武線秋津駅の乗降客数は 81,556 人/日・2018年
JR広島駅の乗降客数が154,348人だから、
今のこの状況は開発前夜といえるのかもしれない。
令和の時代の街に、どのように変化していくのだろうか。
元安川
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