日本だけが貧困化した
日本経済新聞が「安いニッポン、年収1400万円は低所得、人材流出、高まるリスク」という記事を掲載し、話題になっています。
この「年収1400万円は低所得に分類される」というのはサンフランシスコ、特にシリコンバレー周辺のことで、確か昨年は米国の政府統計で「サンフランシスコでは年収が11万7400ドル(約1300万円)の家庭が低所得層に分類される」とか、もう少し前は「米国では年収1200万円は低所得」という記事もありました。
シリコンバレー周辺は特別ですが、世界的にみると、日本人の所得だけが下がり続けている、というのが実体のようです。
上の表は大都市と国全体を比較して、公平とは言えませんが、全体の比較では以下のようになるようです。
日本経済新聞「ニッポンの賃金」によると、1997年を100とした場合、2017年の賃金は、アメリカ176、イギリス187、フランス166、ドイツ155に対して、日本は91となっています。
また、アメリカを筆頭に多くの国では富裕層の所得が急上昇、それにつれて庶民の所得も上がるという辛うじてトリクルダウンになっているものの、日本では富裕層の所得だけが上がり、他は下がっているというのが特徴的と言われています。これがアベノミクスの成果なのか、所得減税&法人税減税&消費増税の結果なのか、経済に疎い私には分かりませんが、日本人の多くが「ゆでガエル」になっていることは為政者にとっては都合が良いことなのかも知れません。
*注)ゆでガエル現象=徐々に進行していく危機に気づかずに瀕死の状態になる、というのはあくまで比喩で科学的ではないようです。
ニセコスキー場では1億円を越すリゾートマンションがでているそうです。
購入者はオーストラリアに限らずシンガポール・・・とかなり多用な国籍の人だそうです。
ニセコ租界?
こうした面にも日本の停滞がみられるようですね。
ニセコのパウダースノーはスキーヤーの憧れですが、日本人には敷居の高い高級リゾート地になっているようです。
インバウンドの急増も単純には喜べないものがありますね。
もうすぐ70歳の私が若い頃は、日本の大卒初任給はアジアの中でも圧倒的に高かったですが、今やシンガポールの半分、ITの技術者なら中国の方が上です。台湾や香港も当然に日本以上です。辛うじてタイが同じくらいですが、物価は日本よりずっと安く、相対的には日本人の給料が一番安い感じです。
« 切手を交換する | トップページ | 孫へのクリスマスプレゼント »
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 「報復ではなく和解を」の精神で、日本の法体系の見直しを・・・(2026.05.05)
- 所沢エミテラス・第三のパラダイムシフト(2026.04.23)
- 中国の原子力発電は2%(2026.04.05)
- 4月3日のブログをそっくりAIのgemiに問いかけてみました(2026.04.07)
- トランプ大統領に教えてあげたい・・・(2026.04.03)







ニセコスキー場では1億円を越すリゾートマンションがでているそうです。
購入者はオーストラリアに限らずシンガポール・・・とかなり多用な国籍の人だそうです。
ニセコ租界?
こうした面にも日本の停滞がみられるようですね。
投稿: テイタイ | 2019年12月17日 (火) 16時04分
この数年で、旅行者が何倍にも増加したニセコバブルでは、富裕層が集まり、一泊数十万円の部屋に何週間も滞在する家族連れも多く、コンビニには数万円のワインが並んでいて、ホテルでは日本人でも英語で話しかけられるくらい、外国人ばかりになっているとも聞きます。
ニセコのパウダースノーはスキーヤーの憧れですが、日本人には敷居の高い高級リゾート地になっているようです。
インバウンドの急増も単純には喜べないものがありますね。
投稿: 工場長 | 2019年12月19日 (木) 22時36分
もうすぐ70歳の私が若い頃は、日本の大卒初任給はアジアの中でも圧倒的に高かったですが、今やシンガポールの半分、ITの技術者なら中国の方が上です。台湾や香港も当然に日本以上です。辛うじてタイが同じくらいですが、物価は日本よりずっと安く、相対的には日本人の給料が一番安い感じです。
投稿: 高齢者 | 2019年12月29日 (日) 21時49分