電柱は無い方がいい。
友人の住む住宅地に塀がなかったのには驚いたが、
なんと改めてみてみると、実は電信柱が1本もなかった。
戸数にした2~300戸だが、電信柱を地中化するにはそこそこのお金がかかる、
建て売り住宅の販売政策としてやったのだろうが、
一企業が無電柱化を実現してしまったのだ。
すごい。
先日の台風15号で、千葉県では2000本の電柱が倒壊し、64万戸が停電したという。
思った以上の範囲が停電となっただけでなく、その影響も深刻だった。
こうなると改めて電柱の地下化を議論する必要がありそうだ。
週プレの10月11日号でそんなことにつていての特集が組まれていた。
日本で無電柱化が進まない理由の第1にコストの問題があげられるという。
電柱であれば1.8千万円/kmで済むが、電線、通信線を地中化するには共同溝方式にしなければならず5億3千万円/kmかるのだという。
その差は大きい。
工事費を削減する方法として
小型ボックスによる浅層方式であれば1.9億円だという。
今の法律では工事費の負担は国自治体が2/3、中電が1/3負担なという。
地中化することのメリットは
交通事故の死亡率は0.7%だが、電柱に衝突しての死亡率は7%と10倍に跳ね上がるのだという。
観光客の増加も顕著だという統計もあるようだ。
戦後の廃墟から脱するための緊急処置として電柱を建てたが、
豊かな時代になった今、景観的に美しいか否かでなく、
どうすればリスクが避けられるかの視点から電線、通信線のあり方を考える必要があるようだ。
国、自治体は無電柱化することを「街のリスクマネジメント政策」のテーマにすべき時が来たといえるようだ。
元安川
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