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2019年9月23日 (月)

友人の建築家エドワード鈴木氏が亡くなった。

友人の建築家エドワード鈴木氏がこの9月15日に亡くなった。

Google ニュースで知った。

まだ71歳だったというが、あまりに突然だった。

脳卒中だったという。

 

葬儀は21日 カトリック麻布教会で行われた。

届けられた花、参列者の多さにも驚いた。

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ドイツ系のハーフということもあって、背も高く、彫りも深くイケメンだった。

中年の格好いい男性としてテレビや雑誌等いくつものCMのモデルにもなっていたから、

一般の人にも広く知られていたと思う。

 

ハーバード大学大学院の建築科を卒業し、丹下健三事務所に数年間勤務したあと、独立した。

事務所設立の頃私が顧問を引き受けたこともあって、随分と親しくしていた。

最近は、逆に私が設立したNPOの理事にもなっていただいていた。

彼が打ち合わせの議事録を英語で書いていた。

不思議に思って聞いてみれば、彼は日本で生まれ育ったので、日本語はパーフェクトに喋れるが、小さい頃からインターナショナルスクールに通っていたので、日本語の読み書きは苦手だといっていた。

彼が設計したJR東日本の赤湯駅の超近代的なデザインは衝撃的だった。

大和ハウスの白いモデルハウスは日本人の感覚を越えていた。

 

建築家は沢山の失敗をして、一人前の建築家になるといわれているが、

62歳の妹島和代氏はまだ新進気鋭の建築家といわれるし、

93歳で亡くなった村野藤吾氏は鉛筆握って亡くなっていたともいわれているいる。

71歳というエドワード鈴木氏は、建築家としてはまさにこれからという年齢であった。

すべてが国際的になろうとする今、日本の建築界としては世界的に通用する貴重な人材を失ったといえる。

 

残念だ。

寂しい。

 

元安川

 

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