これもfake ○○?
住宅の駐車場への入り口を仕切るチェーンの代わりに
植物の蔦が張られている。
本物?
なかなか格好いい。
4~5mの長さの蔦が絡んだチェーンなんて見たことがない。
根はどこにあるの?
と探しても、何処にもない。
人工の蔦?
それにしても良くできている。
葉が本物であるかのように蔓についている。
葉脈も綺麗に付いている。
枯葉がないのがおかしいといえばおかしい。
やっぱり偽物だ。
偽物か本物か判断する基準が枯葉があるか否かというのは凄い技術だ。
よく床の間の使う柱が、節もなく綺麗に柾目が通っている木だと偽物だといわれていたが、
今の時代、建築資材の本物か偽物かを判断するのは大変難しい。
外壁によく使われるサイディングというコンクリート系材料は、あたかも石を貼りつけかのようであるし、
フローリングなどは本物のサクラ、チーク、ナラ等を薄く削ってベニヤ板に貼り付けている。
偽物といっても見かけ部分だけみれば本物というわけだ。
価格はもちろん、性能も本物以上に優れていたりする。
建築家はこうした偽物的資材を使うことを潔良しとしないことが多いが、
偽物だからといって、闇雲のに嫌うのでなく、
物によっては、
そうした技術を逞しく受け入れ、使いこなしていく大らかさも必要なようだ。
悪意のあるfake,
ブランドコピー商品、振り込め詐欺みたいなのは困るが。
元安川
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